餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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食べログ信者じゃなくても、餃子好きなら絶対買い!の「餃子グランプリ」

いきなりこんなことを書くと身も蓋もないが、僕は「食べログ」の評価ポイントを参考にしていない。

もちろん、店舗データベースとしては非常に頼りにしている。

ただ、レビューは玉石混淆なので、いろいろと見極める必要があるし、総合評価となるポイントについても、さまざまな要素が組み合わさっているので、「ポイントが高ければ高いほど素晴らしい」わけではないという気がする。

例えば、4点以上のポイントを獲得しているお店は、予約に1年もかかったり、格式の高い店で気楽に入れなかったり、予算にしても、万単位がかかったりすることが多い。

だから、いわゆるグルメとは無縁の僕にとっては、そんな食べログの集大成本が出たとしても、興味が沸かない筈だった。

が…餃子だけのセレクションとなれば話は別だw

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ということで、もちろん購入。

表紙にでっかく、「食べログ3.5以上の店が勢ぞろい!」と書いてあるが、それはあまり重要な要素ではない。

掲載店舗45店のポイントを、一通り並べてみると…。

  • 3.6ポイント…1店
  • 3.59ポイント…6店
  • 3.58ポイント…24店
  • 3.56ポイント…1店
  • 3.55ポイント…2店
  • 3.54ポイント…2店
  • 3.52ポイント…1店
  • 3.5ポイント以下…7店

となっていた。なんだかやたらと、3.58ポイントが多いw

僕は、食べログのポイント算出基準がよくわからないのだけれど、ここがひとつの壁になっているのだろうか?

3.6ポイントを獲得しトップになった店は、僕も大好きな店なのだけれど、3.58の店でも、いや、3.5ポイント以下の店だって、それと並ぶくらい魅力的な店があった。

だからやっぱり、僕にとって、食べログのポイントは、あまり参考にならないのだと、あらためて実感。

と、ポイントのことはどうでもよくて、重要なのは、本の内容。

なんと言っても、この本の中でとりわけ素晴らしいのは…。

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この特集だ。

最近は、巷にもWebにも、餃子情報は溢れているが、単に有名店を紹介しているだけだったり、「ほんとに取材したのか?」と思えるようなものもある。

しかし、この特集は、違う。

なんと言っても、餃子情報に関して、僕が絶対的に信頼している、「東京餃子通信」主宰の塚田さんが加わっているということだけで、この本を買う価値がある。

そして、その塚田さんのセレクションが、《専門店だけではない!ツウだけが知るこだわり餃子》というのが、これまた素晴らしい。

これまで、凡百の餃子本には掲載されてこなかった、Webにも情報があまり載っていない、しかし、塚田さんオススメ、厳選の餃子店たち。

僕は、一応餃子好きだと思っているのだけれど、塚田さんセレクションの店のうち、2店しか訪れていなかった。

まだまだ修餃が足りない…と実感。そして、やっぱりこの本を買って良かった!と思った。

餃子三賢人の特集ということで、他の2人が紹介している餃子店(こちらは、僕も結構訪問済みの店が多かった。)も興味深く読んで、納得。

この特集以外にも…

・予約困難 並んででも食べたい!餃子専門店の餃子
・餃子好きなら一度は訪れたい!餃子の聖地 宇都宮or蒲田
・おいしい餃子が食べられる中華料理店・ラーメン店

と言う形で、多くの店が紹介されている。

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各店ごとの情報は、こんな感じ。

餃子写真、店内写真、店舗データベースなど、非常に充実していて、読み応えがある。

コラムなども充実。

・餃子の豆知識
・横浜中華街の人気店「山東」の厨房に潜入!餃子のワザ大公開!
・名店の味を自宅で!お取り寄せ餃子 

など、非常に読み応えのある内容になっているので、餃子好きであれば、絶対に買っておいて損はない。

ただ、現在のところ、販売ルートは、かなり限定されているようなので、その点は注意が必要。

僕は近所のセブン-イレブンで購入したが、それ以外の店では見かけなかった。

ネット書店などで検索してみても、現時点で確認できたのは…。

セブン系列のオムニ7だけ。

発行出版社がセブン&アイ出版ということもあるし、そもそも、セブン-イレブンの限定発売(先行発売かも?)商品という可能性もある。

ということで、ちょっと入手しにくい人がいるかもしれないが、餃子好き、特に、関東圏の人にとっては、これは、「必携」だと思う。

オススメ。

 

 

峠走の疲れが癒える!「しみず@山北」の餃子とラーメンとおもてなし

(承前)

足柄峠走のベースステーションとなる、御殿場線山北駅から、徒歩30秒。

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駅舎の真横とも言える場所に、その店、「しみず」はあった。

先月、足柄峠を走ったラン仲間が、facebookにこの店のことをアップしており、感激していたことを思い出したので、僕も訪れることにしたのだ。

僕は、友人の訪問レポートを読むまで、恥ずかしながら、この店の存在に気がついていなかった。

もう、足かけ7年も山北駅に通い続けているというのに、駅のすぐそばにあった店を見逃していたのである。痛恨。

僕は、撃沈した峠走で心身ともに疲れていたし、すぐにでも休みたかった。

5分後の電車を見送れば、その次が来るまでは1時間近くあるので、時間は十分。

ということで…この店へ入ることに決めた。

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入口には、バラエティに富んだメニューが書かれていた。

これだけだと少し迷ったかもしれないが、友人の声などから、餃子があることは予習済だったので、安心して(?)入店。

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店内は広々としており、昭和の香りが漂う、落ち着いた空間。

先客には、登山にきたらしい年配の4人組がいて、楽しそうに食事をしていた。

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 僕は、店内に掲げられていたメニューを見渡し、まずはビールと…。

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もちろん、餃子を注文することにした。

オーダーを取りに来た店員は、非常にはきはきした、声の通る女性。

僕の注文に、「はい。わかりました!」と、明るく応えてくれた時から、感じがいいなぁと思ったのだけれど、その第一印象は、間違いではなかった。

「峠を走っていらっしゃったんですか。」「お疲れさまでした」などと、僕に優しく声をかけてくれ、それだけでも嬉しかったが、さらに、こんなエピソードも加わる。

先客だった4人組が食事を終え、店を出る際のこと。

初めてこの店を訪れたような客らしい客たちに、「登山、楽しんでくださいね。」「お気をつけてくださいね。」などと声をかけ、「どうもありがとうございました!」と大きく頭を下げた後、入口のドアを引いて開け、送り出した。

いやはや、なかなかできることじゃない。僕は、非常に好感を持った。

そんな情景を見ながら、しばし、居心地の良さに浸っていると、「お待たせしました!」という明るい声とともに…。

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ビールが来た!

峠走後、そして温泉後のビール。美味しいに決まっている。

そして…。

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焼餃子が来た!

小ぶりな餃子だけれど、値段(350円)を考えれば悪くない。焼き色もこんがり綺麗で、魅惑的だ。

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実食。

皮がさくさくで、ニンニクのガッツリ効いた野菜系餃子。下味はあまりついていない感じなので、酢醤油でオーソドックスに食べる。

めちゃめちゃ美味しいってわけではないけれど、僕好みの味だったし、峠走で疲れた身体に効く餃子だと思った。

僕は、しばし餃ビーに酔いしれながら、この後はどうしようか…?と少し考えた。国府津の餃子ショップへ行って、餃子ハシゴもいいかなぁ…などと思ったのだ。

しかし、次の電車が来るまで、まだ時間がたっぷりあったし、とにかく居心地のいい店だったので、餃子だけ食べて帰るのはちょっと勿体ない気がした。

ということで、いつもの餃子とビールに加えて、もう1品食べてみようと思った。

食べログなどでの口コミを見ると、皆がこぞって「カツ丼」推し。その日も、先客の4人組や、その後に入ってきた客たちが、皆、カツ丼を注文していたので、とても気になった。

しかし、餃子とビールのあと、カツ丼を食べるのはちょっと重たいし、この時点では、国府津での餃子転戦も頭によぎったので、少し余裕を残しておきたかった。

ということで、今回は、カツ丼の次に口コミの評判が良かったラーメンを注文することに。

厨房の中にいた店員の女性を呼ぶと、「はい。ありがとうございます」という明るい声とともに現れ、僕のオーダーを受けつけてくれた。

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ラーメン登場。

非常にシンプルなビジュアルで、素朴な醤油ラーメンという趣だったが、いやはやどうして、これが侮れなかった。

なんと言ってもスープが旨い!ちょっぴり甘くて、実に味わい深かった。峠走後の疲れた胃にはぴったりで、実に癒やされる味。

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麺の口当たりも良いし、厚切りのチャーシューも美味しい。

僕は普段、あまりラーメンを食べないので、有名店などとの比較はできないけれど、個人的には大いに満足した。

ラーメンを食べ終え、しばし、その余韻に浸っていると、店員の女性が、僕に次のように声をかけた。

「まだ時間はございますか?アイスコーヒーをお飲みになりますか?」

僕が、ちょっと驚いて、「は、はい。」と答えると、すぐに厨房へ向かい…。

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これが出てきた。

「お代は…?」と尋ねると、「いえ、サービスなんです。」と笑顔でひとこと。

そういえば、他の客たちも、皆アイスコーヒーを飲んでいたような気がした。これは、サービスだったのか。

メニューにも、店内にも、どこにも書いていない心づくし。僕はまたしても嬉しい気分に浸った。

気がついたら、あっという間に1時間が経過しようとしていた。次の電車の時間が迫っている。

これを逃すと、また1時間待たなければならなくなるので、僕は、店を出ることにした。

店員の女性に、会計したい旨声をかけると、明るく響く声で「かしこまりました。ありがとうございます」と応えてくれた。

僕が帰る際にも、僕ひとりのために何度も頭を下げてくれ、さらに、やっぱりドアを引いて送り出してくれた。

この女性だけじゃなく、厨房の奥で料理をしていた女性も、「ありがとうございます」という声とともに、頭を下げてくださっているのがわかった。

いやはや、なんと感じのいい店だろう。

僕は、峠走で沈んだ思いと疲れた身体が、大いに癒えるのを感じながら帰路についた。

そして、今度峠走に行く際も、絶対に寄ろう、そして、今度は絶対にカツ丼を食べよう!と心に誓った。

 

本日も餃子日和。

本日も餃子日和。

 

 

あぁ、愛しき遠き「順香」焼餃子への道(2017サッポロ餃子店巡り…後編)

(承前)

北海道マラソン翌日。

JALトラブル発生!の情報を知った僕は、予定を早めに切り上げて宿を出た。

一刻も早く空港を目指すべき、という思いはあったものの、その前にどうしても寄っておきたいところがあった。

それは…..。

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札幌市時計台。

…ではもちろんなくて、その隣にある時計台ビルの地下w

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中国北方家庭料理の店。「順香」だった。

札幌在住の友人や、札幌に詳しい餃子好きの人など、何人もの人に「是非ともここの餃子を食べて欲しい」と薦められており、僕にとっての宿題店だった。

実を言うと、数年前、レース前日の土曜日に訪れたことがあるのだけれど、団体客が入っているとかで門前払いを食らってしまったのである。

ただ、ここ3年間の土曜日は、今年も含め、ラン仲間との別途の予定などが入ってしまい、行くことが叶わなかった。

日曜定休なので、レース後に寄ることはできないから、行くとすれば翌月曜日。

しかし僕は、一昨年までレース翌日の休暇がとれなかったし、昨年は、ラン仲間と温泉に出かけてしまっため、これまた行くことができなかった。

だから。今年こそ、何とか行きたいと思っていたのだ。

ということで、ランチタイムの15分前に到着。一番乗りで開店時刻を待った。

f:id:ICHIZO:20170904191310j:plain街頭の看板からして既に「餃子推し」だったけれど、それは店の入口でも同様。

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こんな案内や…。

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雑誌の記事なども掲げられており、餃子への自信が感じられる。

それが、遂に、あと十数分で食べられると思うと、僕は胸が躍った。

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店頭には、各種ランチメニューの案内もあったけれど、僕が求めるのはただひとつ。看板メニューの焼餃子だけ。

空港まで急ぎたいという事情も踏まえて、餃子だけに絞って注文を行うつもりだった。 

午前11時。

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店の灯りがついた。「お待たせしました。」との声。

僕は、さぁ、いよいよ食べられる!と勇んで入店し、席に座るや否や出されたランチメニューに臆せず、「餃子お願いします」と注文。

すると…。

「すみません、昼は餃子やってません。」

と言い放たれた。

どうやら、昼は、餃子どころか一品メニューもなく、ランチ6種類のみの提供らしい。

それでやっていけるようなので、おそらくどれも美味しいのだろうけれど、開店前から餃子を待ち詫びていた僕の心は大きく落ち込んだ。

呆然として言葉をなくし、うなだれた僕に、店員が一言。

「どうしますか。おやめになりますか。」

僕の心は、もう決まっていた。

「はい…。」

退店。

結局、昼食も食べずに空港へ。そして、その道すがら、僕は少々腹立ちも覚えてきた。

ランチメニューが夜メニューと違うという店や、限定メニューしかないというような店はよくある。

だから、こういったことは珍しいケースではない。

しかし、この店は、街頭看板や店頭での案内で、あれだけ「餃子推し」をしているのだから、いつでも餃子が食べられる!と思ってしまうではないか。

餃子は夜しか提供されないのであれば、その旨を、どこかに告知しておかなければ不親切だ。

ちょっと八つ当たりに近いかもしれないけれど、そうでも思わないと、餃子ロスになった僕の心は晴れなかった*1

当日も、そんな愚痴をfacebookなどで呟いていたら、ラン仲間の友人から、コメントが寄せられた。

このブログへの転載許可をお願いしたところ、快諾を得たので、ご紹介させていただこう。

私は、フライトが20時30分なので代わりに食してから帰京します。

店の開店は17時なので、確かに、夜便で帰るのであれば十分間に合う。

僕は、いいなぁと思いながら、その友人に、感想を教えてくださいねと伝えた。

その夜。帰京して、別件の用事を済ませた僕は、つらつらとタイムラインを眺めていると、その友人から続報が入った。

17時丁度に入店、オーダーしてから包むということで、10分過ぎからいい臭いがして来て、待つこと20分焼き上がって来ました。

なるほど。オーダーしてから皮を包み、20分もかかるのであれば、当然、ランチタイムに提供するのは無理だろう。

だったら、その旨を店頭にしっかり案内しておいてくれれば、僕も納得したのに…。

友人からの情報は、さらに続く。

5個で一人前ですが、皮は少し肉厚で中はジューシで意外とボリュームがありました。熱かったので注意深く15分かけて頂きました。
美味しかったです、是非次回も訪問してみたいと思います。

そして、もちろん、コメントにとどまらず写真つき。

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うぉぉー。

やっぱりこれは美味しそうだ。写真から、とってもジューシーな感じが伝わってくる。

いやぁ、これはやっぱり絶対に行かなければいけない店だなぁ…。

来年は、来年こそは、何とか時間を作って訪れたいと思う。

 

アンソロジー 餃子

アンソロジー 餃子

  • 作者: 菊谷匡祐,黒鉄ヒロシ,小泉武夫,小菅桂子,小林カツ代,今柊二,鷺沢萠,椎名誠,東海林さだお,南條竹則,難波淳,野中柊,浜井幸子,林家正蔵,パラダイス山元,平松洋子,藤原正彦,古川緑波,南伸坊,村瀬秀信,室井佑月,山口文憲,山本一力,四方田犬彦,渡辺祥子,渡辺満里奈
  • 出版社/メーカー: パルコ
  • 発売日: 2016/04/28
  • メディア: 単行本
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*1:後で、食べログなどの口コミ情報などを詳しく読んでみたら、「餃子は夜だけ。」という口コミも散見されたため、じっくり下調べをしておけばよかったのかもしれない。しかし、その口コミの中にも、「昼に行ったら餃子がなかった」というようなものがあったし、そもそも、口コミでしかその情報がわからないというのは問題だと思う。

「ホルモン屋の焼餃子@欽ちゃん」に感激!(2017サッポロ餃子店巡り…中編)

(承前)

 なぜか、ビビッときた。f:id:ICHIZO:20170903195420j:plain

街頭に置かれていた、この案内看板の中に、「餃子」の文字はない。

しかも、僕は内臓類がまるで食べられないので、普段ならば、完全スルーの筈の店だ。

しかし、何だか妙に気になって、看板の反対側にある、店を見てみると…。

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のれんに「餃子」の文字があるじゃないか!

あぁ、僕の餃子レーダーは、まだ錆びついていなかった。そう思った僕は、とりあえず店への階段を上ることにした。

階段の途中には…。

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このような写真が掲示されていた。

ホルモン屋の焼餃子 六五〇円。

ちょっと高いような気がしたが、その美味しそうな写真を見たら、もう、後には戻れない。

入店。日曜の夜だというのに、店内は大賑わいで、人気店であることがわかった。

欽ちゃん | トップページ

店のWebサイトによると、店内はこんな感じ。

カウンターの隅が1席だけ空いていたので、そこに座ると、いきなり僕の目の前に、火のついた七輪が置かれた。

基本的にこの店はホルモン焼きの店なのだから、ごく自然なことなのかもしれないが、僕は一瞬戸惑った。

前述させていただいたように、僕は内臓類がまるで食べられないからだ。

しかし、ここでひるんではいけない、と思い直した。

ということで、「餃子1人前ください」と注文。さらに、炭酸水を頼んだ。

もちろんビールでも良かったのだけれど、青空打ち上げ以降、ビールばかり飲み過ぎていたので、餃子とともに「スカッ」とできるなら、アルコールなしでもいいかなぁと思えたのである。

待つこと、10分程度。 

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餃子来たーーーっつ。

こんがりとよく焼けた、ボリュームのある餃子だった。

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囓ってみると、肉汁が溢れた。

ホルモン屋の焼餃子…ではあるけれど、その肉はホルモンではなく、スタンダードな豚挽肉だった。*1

皮ももちもちで、とても美味しい。

餃子と一緒に、タレも運ばれてきたが、下味がしっかりついているので、タレなしでも十分美味しいと感じた。

美味しいなぁ、この店に出会えて良かったなぁ…と思いつつ、僕は餃子を1個1個味わっていると、店員から声をかけられた。

「あの…七輪は、お使いにならないでしょうか?」とのことだった。

どうやら、僕の隣のカウンター席が空いて、新しい客に変わったので、僕が使わないのなら、七輪を流用したいようだ。

僕は、ホルモンを食べないにも関わらず、目の前に七輪が置かれてしまっていることに、ちょっと引け目を感じていたから、渡りに船。

店員に不要であることを告げると、めでたく(?)七輪は隣へ移動。隣の客は、早速、その上でホルモン類を焼き始めた。

店内をあらためて見渡すと、一人客も、団体客も、皆、七輪の上で、楽しく焼肉を堪能している。

焼き餃子も看板メニューのひとつなのだし、餃子だけの注文はNGと書かれていたわけでもないのだけれど、僕の場違い感は半端じゃなかった。

僕は、できればもう餃子を1人前注文したかったが、流石にそこまで図々しくはなれず、長居して店の迷惑にならぬよう、これで退去することにした。

会計。

店員曰く…。「480円です。」とのこと。

これにはちょっと驚愕。ん?焼餃子は650円じゃなかったのか?炭酸水の代金は?と思ったが、間違ってはいないようだった。

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店には、このような案内も掲げられていたからだ。

あの味、ボリュームで、480円ならば悪くない。しかも、炭酸水は無料、さらに内税。なんだかちょっと申し訳ないと思うぐらいの安さ。

ホルモン類も、安くて(きっと)美味しいのだろうから、繁盛しているのも当然だなぁ…と思いながら店を出た。

帰京後、店のWebサイトをつらつらと眺めていると、このようなページを発見。

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欽ちゃん | 欽ちゃんの美味しい食べ方

ホルモンのタレで食べる餃子!

ならば、今回餃子と一緒についてきたタレは、ホルモンのタレだったのだろうか。

恥ずかしながら、僕は、それに全く気がつかなかった。餃子に下味がしっかりついていたため、タレをあまりつけずに味わってしまったが、ごく普通の酢醤油だったような気がしたんだけれどなぁ…。*2

そして、その価格を見てさらに驚いた。

6個480円…というのは僕が食べた価格と同じだったが、なんと、15個980円と併記されていたからだ。断然得じゃないか!

もしも再訪できた時は、15個注文しよう!と思いつつ、読み進めていくと…。

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「冷めた餃子は七輪で」と書かれていて、膝を打った。

タレといい、七輪といい、まさに、ホルモン焼きとコラボレーションしている餃子なのだなぁと、感心したのである。

やっぱり、この店に行くならば、ホルモンを食べ、その旨みが溶け出したタレをつけて餃子を食べるべきなのだ。

そして、ホルモンと一緒に、七輪で餃子も焼くのが、ひとつの醍醐味なのだ。

今度この店を訪問するときまでには、ひとつくらいホルモン料理も食べられるようになるべく、特訓するかなぁ…。

(以下、続く。) 

 

欽ちゃんのどこまでやるの! DVDボックス

欽ちゃんのどこまでやるの! DVDボックス

 

 

*1:あとで考えてみると、店的には、具がホルモンである可能性も十分あって、それだと僕は食べられなかったのに、なぜか僕は、その可能性を全く思いついていなかった。

*2:僕は餃子しか注文していないので、僕の場合「だけ」は酢醤油だったという可能性も否定できない。

この羽根は、芸術だ!感動の「氷花餃子」をついに実食!

「餃子ショップ@国府津」の焼餃子が、とても美味しかったので、僕は、おかわりしたい気持ちでいっぱいだった。

が、何とか我慢して、店を出た。 

この日は十分時間があったので、長年宿題としていた、「あの」小田原の店にも行こうと決めていたからだ。

国府津から小田原までは、たった2駅6分。ならば行くしかないではないか。

その店は、小田原駅を出て、数分。駅前の賑わう立地に存在していた。

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氷花餃子。

店名となっている、看板メニューの「氷花餃子」は、これまで、数々の餃子本やメディアにとりあげられてきた逸品。

僕は、いつかこの餃子を食べに行かなければ…と思いつつ、小田原という立地が、その決心を鈍らせていた。

しかし、頻繁に訪れていた山北から小田原までは、実はそんなに遠くないということに、ようやく最近気がついて(汗)、峠走後に行こうと思ったのだ。

ということで、国府津「餃子ショップ」経由で、僕は、やおら、小田原に向かった。

氷花餃子とは、いったいどういう餃子なのか。

店の入口に、その案内文が掲示されていたので、ご紹介させていただこうと思ったのだけれど…。

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額の上に、宴会案内チラシがベタっと貼られていて、読めないw

いったいどういうセンスなんだこれは。もったいないなぁ…。

ただ、店舗のWebサイトに、同様の文面が掲載されていたので、それを引用させていただこう。

清乾隆年間、宮廷料理人が作り出す精巧、細作な絶品、その割烹密伝の技術を現代に再現させたもの。まるで芸術のようなこの作品は宮廷点心の至極となり、乾隆五十年、「満漢全席」の逸品に配列された。

「雪の…」のくだりがなく、若干看板と違う気がするけれど、なんだか、芸術的で凄そうな餃子だということがわかる。

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 いざ、入店!

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祝日の上に、ランチタイムを少し外していたこともあり、店内は空いていた。

店内は、広々としてゆったり。

僕は、雑然さ満載の「餃子ショップ」から流れてきたので、ちょっと高級感さえ感じた。

ただ、メニューの価格は庶民的。

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看板メニューの氷花餃子は、6個550円。

その他の餃子類も手頃な価格だったし、一品料理なども、それほど高くなかった。

僕は、もちろん氷花餃子を注文。

そして、餃子が出てくるまでの繋ぎとして…。

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ビールと、胡瓜の和え物を頼んだ。

胡瓜は結構ボリュームがあったが、餃子が出てくるまではかなり時間がかかったので、ちょうど良かった。

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待っている間、店内を見渡すと、ガラス越しに厨房が見えた。

席が厨房に近ければ、餃子づくりの情景をライブ観戦することができたのだけれど、今回は遠かったし、厨房前の席も埋まっていたので、断念*1

ビールと胡瓜で時間を繋ぎながら、15分ぐらい経った頃…。

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氷花餃子、来たーーーーっ!

そのビジュアルについては、これまで、さまざまなメディアで見てきたし、メニューでも確認していたが、実際、目の当たりにしてみると、想像以上だった。

何より、羽根が凄い、凄すぎる。

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iPhone SEとの比較。

餃子単体の大きさはそれほどでもないのだけれど、羽根の大きさが凄まじい。

氷花餃子の「氷花」とは、「氷の花」。

そう、雪の結晶をイメージしているのだけれど、まさに、その名にふさわしい羽根だと思った。

羽根の色がもう少し白っぽいと完璧*2なのだけれど、これでも十分インパクトがある。

そして、この餃子の凄さは、ビジュアルだけではなかった。 

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うぉーっ。うまい!うますぎる!!

パリパリの羽根、もちもちの皮、そして、肉汁たっぷりジューシーな具。

まさに三位一体、感動の味が、僕の口の中に溢れてきた。

正直に書くと、僕はこれまで「餃子の羽根」にそれほど大きなこだわりをもっていなかった。

「羽根つき餃子」と呼ばれるものは、これまで数多くの店で食べてきた。

もちろん、そのビジュアルに驚いたり、楽しませてはもらったが、あくまでそれは、餃子本体の引き立て役、という認識だった。

「羽根がついていれば、綺麗で楽しいけれど、あくまで主役は餃子本体。別になくても構わない」というスタンスだったのだ。

しかし。

この店の結晶羽根は、違う。羽根そのものが、主役の一翼であり、その存在感も、ボリュームも、餃子本体に負けてない。

パリパリ、サクサクの羽根と一緒に餃子を囓ると、ジューシーな肉汁が溢れ出す。その皮は甘く、もちもちしていて、これまたたまらない。

いやはや凄い、これは本当に凄い餃子だ。

この日は2軒目ということもあったし、かなりボリュームがあったので、氷花餃子しか食べることができなかったけれど、メニューにあった他の餃子も気になる。

ここは必ず再訪しよう、今度はもっとお腹を空かせて来よう。

僕はそう決心した。

 

うまい餃子

うまい餃子

 

 

*1:あとで知ったのだけれど、餃子の皮を伸しているところなどが圧巻ということらしかったので、望遠などを駆使して、何とか撮影すれば良かったなぁと思う。

*2:雑誌やメニューの写真などでは、白っぽい羽根だったので、僕はその色を期待していた。

「餃子ショップ」は裏切らない!

(承前)

ずっと、気になっていた店だった。

足柄峠走の拠点、山北駅に向かう際、乗換駅の国府津駅前に、ぽつんと存在する、この店だ。

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「餃子ショップ」。

実にストレートで、かつ、レトロな響き。その、なんともとぼけた店名が、僕の心を惹いた。

以前、東海道線から御殿場線への乗り換えに大きく時間が開いた時、途中下車して駅前をふらふらしていたら発見。

その日は、まだ営業が始まっていなかったが、シャッター脇に掲げられていた、この絵看板が、なんだかとても印象に残った。

印象的なのは、それだけではなかった。

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かなり年季(と言うか何というか…。)の入った、おみやげ用餃子の案内看板。

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「お持ち帰り用 揚げ餃子丼」看板。

どれもこれも、インパクトが大きかったので、僕は、いつかちゃんとこの店の餃子を味わわなければ…と、思っていた。

以降、峠走に行くたびに気になってはいたのだけれど、別件で用事があったり、時間が合わなかったりして、なかなか行けなかった。

しかし、僕は、この「山の日」こそは、この店に行くべく、心を固めていた。

祝日ではあったが、ランチタイム営業も行っていることを、予め電話で確認していたので、峠走からの帰り、安心して国府津で途中下車。

一目散で、店に向かった。

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やった、営業中だ!

電話で確認済みではあったものの、営業中の状態を見たのは初めてだったので、やっぱり嬉しかった。

入口には、セットメニューの案内が掲示されていたが…。

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ひものセット?餃子ショップなのに??

他の看板類同様、このメニューもやたらと汚かった年季が入っていたので、正直、僕は一瞬戸惑ってしまったほど。

しかし、この店を訪れたことのある餃子繋がりの友人が、「美味しかった」と言っていたし、何より僕は、餃子ランナーである以上、こんな個性的な店を見逃すわけにはいかない。

ということで、入店。

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店内は、カウンター6席程度と、テーブルが2つで、こじんまりとまとまっていた。

昭和の趣を感じるが、その雰囲気は悪くない。

店員さんたちの愛想も良く、常連の方々で賑わっており、地元の人気店なのだろうなぁ…という印象を受けた。

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テレビでは、高校野球を中継していた。

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おつまみ類も多数あり、昼間からたっぷり呑める構成。

実際、常連と思われる人たちは、テレビを見ながら、呑んで楽しく語らっていた。

僕は、悪くない店だなぁとは思ったものの、「餃子ショップ」という名前の割に、餃子色が殆どないことに、ちょっと失望しかけていた。

メニューを一通り眺めてみると…。

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餃子を見つけた!(下段、左から4番目。)

《手作り》という表示にこだわりを感じるものの、横に並んでいるメンチカツの《手作り》文字の方が大きくて、餃子ショップとしてはどうなんだ?という気がした。

餃子系としては、他に、「餃子風ワンタン」「餃子風ワンタンメン」という謎のメニューもあった。

僕は、普通のワンタンと、いったいどこが違うのだろう…?と思い、ちょっと気になったが、今回は見送って、餃子が出てくるまでの、ビールのアテには、「キムチ豆もやし」を注文。 

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いやはや、このビールが旨かったこと。

豆もやしも、おまけの枝豆も、餃子までのつなぎとしては、十分だった。

餃子を待っている間、店内をさらに見渡してみると…。

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 店の奥に、「餃子ショップ」のTシャツが入った額を発見!

餃子ショップランニング同好会、という襷(?)も一緒に飾られており、なんだかちょっと親近感を感じた。

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ここでふと、料理を運んできている店員のお姉さんの姿を見てみると…。

おぉ、「餃子ショップ」Tシャツのレッドバージョンだ!

僕は、ランニング同好会の件も含め、色々尋ねてみたくなったが、店は繁盛していて忙しそうだったし、初訪問でズケズケ聞くのはなぁ…という気もしたので、自粛することに決めた。

と、ビールを飲みながら、つらつら考えているうちに…。

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焼餃子が来た!

ただ、この時点では、僕は、それほどワクワクしなかった。

餃子のサイズは、iPhone SEとの比較でわかるように、かなり小ぶり。焼き色は綺麗だったが、抜群に美味しいというような雰囲気は感じなかったからだ。

僕は、ちょっと物足りない気持ちも抱いたが、まぁ、値段も安い(1皿350円)し、こんなものかとも思いつつ、一口齧ってみると…。

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うわっ、美味しいじゃないか!

小ぶりながらも、具がたっぷり詰まっていて、食べ応えがある。

キャベツがザクザクの野菜系。ニンニクがっつり。皮は薄皮で、カリッと焼けていて、具とのバランスも絶妙。

昔懐かしい、昭和の味とも言えなくないが、その、レトロな店名には合っている。

まさに、「餃子ショップ」の看板を裏切らない味だ。

個人的には、どストライクの餃子なので、次の峠走帰りにもぜひ立ち寄って、今度は、お土産も買って帰りたいと思う。

 

みずいろの手紙/コーヒーショップで

みずいろの手紙/コーヒーショップで

 

 

絶品餃子と超絶火鍋でWMMを語ろう!@阿佐ヶ谷「豚八戒」(後編)

(承前)

餃子来たーーーーーっ!

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豚八戒の看板メニュー、 「華餃子」(羽根つき焼餃子)の登場だ。

何度見ても、やっぱりこのビジュアルはインパクトがある。

僕は、昨年の営業再開時に訪れて以来、約1年ぶりの再会になるので、たまらなかった。

それからあとも、感動の餃子群が次々と登場。

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「天蓬餃子」(豆腐水餃子)

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 「八戒餃子」(精進蒸餃子)

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 「明蝦餃子」(海老水餃子)

こうやって並べてみると、また食べたくてたまらなくなる。

餃子系イベントで写真を撮って紹介させていただく場合、大抵、「どれがどれやら…」というケースになることが多い。

具の種類はさまざまであっても、外見的には同じ、ということが多いからだ。

しかし、この豚八戒の餃子は、違う。餃子の種類としては5種類なのだけれど、そのどれもが、外見・味ともにがらっと変わって個性的。

この日のトリを飾ったのは、ビジュアル的に、華餃子と双璧をなす、僕のお気に入りの、これだった。

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 四川風麻辣水餃子。

「華餃子」「八戒餃子」など、他の餃子には、それぞれ特有の名前がつけられているのだけれど、この餃子だけはなぜかストレートな餃子名のみ。いったいなぜなのだろう…?

と、それは、今だからこそ気がついた疑問。この日はただ、美味しい餃子に舌鼓を打っていた。

5種5様の餃子の味がいったいどういうものかということについては…。

過去のエントリーで、家族になぞらえて(?)紹介させていただているので、興味のある方はご参照いただければと思う。 

餃子のフルコースを堪能した僕らは、やおら、次のステージに向かうことにした。

さぁ、火鍋のスタートだ。

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具材の野菜やきのこ、太春雨などは、あらかじめ会場の隅に用意されていた。

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まずは、それをテーブル上の火鍋に入れていく。

スープは、薬膳風味の白、と、麻辣がたっぷり効いた赤。そのコントラストも美しい。

火鍋開始!を1Fの厨房に向けて宣言すると、下からは、リフトを通じて、新鮮な具材が上がってくる。

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焼き豆腐、厚揚げ、がんも、湯葉、そして、つくね。

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 海老、ホタテ、と各種魚介類など。

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肉類各種。蜂の巣。

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それらがぐつぐつ煮込まれていく。

赤いスープが実に辛くて、食べると汗がとまらない。しかし、それがまたいい。

白いスープはとっても優しい味。赤いスープのあとに食べると、身体がほっこり和んだ気がする。

そして。

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 追加の肉がやってきた!

いやはや凄いボリュームだ。

この日、僕らは7人で訪れたのだけれど、4人前でお腹いっぱい。もしも人数分を頼んでいたら、大変なことになるところだった。

質量ともに申し分なく、もしも、看板餃子がなくとも、火鍋メインでやっていけるんじゃないかと思うほど。

メイン具材が一通り出てきて、それらをほぼ食べ切った後、僕らは、「火鍋の終了」を厨房にアナウンスした。

すると…。

f:id:ICHIZO:20170809040237j:plain締めの麺が登場した。

お腹いっぱいになったとは前述したが、麺は別腹だw

具材からの旨みが加わった、超絶スープで味わう麺。美味しいに決まっている。これを食べずにいられるものか。

これを投入して、スープとともに味わっていたら…。

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鍋の底が見えるような状態になってしまったw

途中で、スープを1瓶づつ追加投入したにも関わらず、だ。

いかにこの鍋が美味しかったか、ということの証明だと思う。

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デザートは杏仁豆腐。これまたクリーミーで最高。

気がつけば、時刻は10時半を過ぎていた。会は19時に始まったので、いつしか3時間半も過ごしていたことになる。

しかし、絶品餃子と超絶火鍋をつまみに、WMMの興味深い話に酔いしれまくっていたので、本当にあっという間。夢のような3時間半だった。

豚八戒は、とにかく予約を取るのが困難なので、なかなか訪れることができないのだけれど、その困難を克服できれば、夢のような時間が待っている。

いつかまた訪れることができるよう、頑張って予約競争を勝ち抜きたい。

 

 

餃子の教科書 ([バラエティ])

餃子の教科書 ([バラエティ])

 

 

 

絶品餃子と超絶火鍋でWMMを語ろう!@阿佐ヶ谷「豚八戒」(中編)

(承前)

とっても細い、ハシゴのような階段を上って、店の2Fへ。

その空間を初めて見た人は、誰もがきっと驚く筈。狭くてごちゃついている1F席(でも、それはそれで味がある。)とはうってかわって、とても落ち着いた空間が、いきなりあらわれるからだ。

そこに辿り着けるのは、1日たった一組。

猛烈な予約競争はダテじゃない。そんな思いを、あらためて感じる夢空間は、この日も健在だった。

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テーブル中央には、会の後半で主役となる火鍋がどんと置かれている。

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エキゾチックなオブジェたちも、以前のまま。

僕が会場に入ってほどなくすると、メンバーが全員揃ったので…生ビールを注文。

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それは、1Fから手動リフトに乗って上がってきた。

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 乾杯!

さぁ、最高の宴の始まりだ。

今回は、「はじめまして」となる繋がりも多かったので、僕らは、まず自己紹介から始めることにした。

WMMとの関わりなどを中心に、皆、それぞれが、マラソンやランニングについての思いを語った。

いやはや、皆、凄いこと凄いこと。

日本には、まだ100人もいないSix Star Finisherが3人もいるというだけで驚きだけれど、凄いのはそれだけじゃない。

皆、Six Starが最終目標ではないのだ。

それと並行しながら、世界のレースに何十戦も出場したり、ASEANのレースを制覇しようとしたり、トライアスロンやトレイルレースなどでも実績を残している強者ばかり。

まだWMM未制覇の人でも、この秋に3戦(ベルリン、シカゴ、NYC)まとめて走る人がいたりして、驚愕してしまった。

そんな凄すぎるメンバーなので、実績に乏しい僕は、殆ど話すネタがなく、餃子マラニックの件などを中心に語ってお茶を濁したのだけれどw

自己紹介の間、僕らは、まず前菜を注文した。

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 高菜と枝豆の和え物。

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 ジャガイモの細切り炒め。

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腸詰め。

本当にちょっとした小品たちなのだけれど、なかなかどうして、これはこれで結構美味しいのだ。 

ひととおり自己紹介が終わると…折角Six Star Finisherが3人もいるのだから、記念写真を撮ろうということになった。

Finisherたちは、皆、このメダルを持参してきてくれていたからだ。

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東京マラソン2016以降は、Six Star Finisherたちの栄誉を称え、Six Star完走証とともにSix Star Finisherメダルの提供も開始しました。

アボット・ワールドマラソンメジャーズ | 東京マラソン2018

Six Star Finisherの栄誉を得たものだけが得られる、輝かしい記念メダル。

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この夜は、これが3個も揃ったのだから、まさに圧巻だった。

僕は、英雄たちの写真を撮りながら、「いつかは僕も、このメダルを獲得したい!」という思いが猛烈にこみ上げてきた。

自己紹介、そして、記念撮影イベントが終わると、満を持して、この会の「もうひとつの主役」が、リフトから上がってきた。

(以下、続く。)

 

 

世界のランニングレース500 (有名シティマラソンからウルトラ、トレイルまで憧れのレースを厳選!![オールカラー512ページ])

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絶品餃子と超絶火鍋でWMMを語ろう!@阿佐ヶ谷「豚八戒」(前編)

ワールドマラソンメジャーズ。WMM。

ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティ、そして東京。

この6つのマラソン大会に加えて、オリンピックと世界選手権を加えたシリーズを戦い、2年間を1シーズンとしてランキングが決定されるシステム。

だから自然と、前述の6大メジャー大会には、世界のトップランナーたちが集うことになる。

そして、このWMMには、エリートランナーだけではない楽しみがある。

この6大大会をすべて完走したランナー(Six Star Finisher)には、各大会の記録が入ったSix Star完走証およびSix Star Finisherメダルが授与されるのだ。

僕は、去年のシカゴマラソンEXPOで、いつかこの夢を叶えたいと誓った。

東京、ニューヨークシティ、シカゴ。僕はまだ、そのうち3つを走ったに過ぎないので、あと3つ。まだまだ先は長い。

特に、4月開催のボストンとロンドンは、時期的にも費用的にも壁が高く、かなり難航しそうだと思っている。

日本人がSix Star Finisherになるためには、「東京」以外は、すべて10時間超のロングフライトをしなければならず、とにかく厳しい条件なのだ。

しかし、日本人でも凄い人はいるもので、なんと、一昨年の段階で、既に50人以上!もの日本人がSix Star Finisherになっているというのだから驚いた。

さらに、僕の友人ランナーも、去年、そして今年、とその達成者が相次いで出ているのだから、驚嘆せずにはいられない。

僕は、一生の夢になりそうなWMMについて、先達の方々のお話を伺いたいと思った。

WMM以外にも、世界のマラソンレースは沢山あって、それらに多数出走されている方を中心に、イベントを企画した。

前述の通り、僕は、単にまだ3つのレースを走ったに過ぎないので、「教えを請う」だけの立場。

なので、せめてものお返しとして、会場だけは最高の場所をセッティングしようと決めた。

「世界の」ミシュランにも認められ*1、個人的にも最高に好きな店の1つ。阿佐ヶ谷「豚八戒」だ。

僕は、5年前にこの店を始めて訪れた時、その餃子の素晴らしさに驚愕し…。

3年前には、その2Fを初めて訪問。

エキゾチックな夢空間に感動しまくりだったことを思い出す。

さらに1年後。

僕は、2Fの貸切予約でのみ、「火鍋」が注文できることを知り、オーダーしてみたところ、質量ともに想像以上のものが出てきて、感激。

看板メニューである餃子にも負けない、超絶メニューだと思った。

予約競争が本当に厳しいので、なかなか簡単に訪れることができないのだけれど、それだけの価値がある店。

だから、定期的に通いたいと思っていたのだけれど、去年の春、休業業の情報が流れて、本当にショックだった。

僕は、その休業直前に予約をとっていたので、まだ救われたけれど、その後はしばらく喪失感が続いていたことを思い出す。

その後…。

去年の秋、再開情報を聞いたときは、会社を定時で上がってダッシュ。開店前に並んで駆けつけた。

ただ、この時は、まだ2Fの夢空間はまだ再開しておらず、その数ヶ月後に再開の報を聞いて以降も、とにかく予約がとれなくて、苦労した。

しかし、今年の6月。

ついに何とか8月分の2F予約を取ることができたので、僕はその日を心待ちにしていたのだ。

来る8月1日。

その日は激しい雨が降っていたにも関わらず、店の前には人が並んでいて、相変わらずの人気ぶりを感じた。

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さぁ、1年半ぶりの2F夢空間へ。

僕はワクワクしながら、店の扉を開いた。

(以下、続く。)

 

 

世界のマラソンベスト50

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*1:ミシュランガイド東京2017のビグブルマンに選出。

僕的最強「東亭餃子」最新事情(2017.7)

僕の身体の何%かは、東亭の餃子でできている。

そう言っても間違いないくらい、僕はこの餃子を愛している。

その素晴らしさについては…。

9年前のエントリーで書いたときの印象から、全く変わっていない。

最近、僕は、公私ともに自由時間がとりにくい状態になっていて、なかなか新規店開拓ができずにいる。

しかし、それでも僕は、東亭があれば生きていけると思った。僕にとっては唯一無二の、至高の餃子だからだ。

これまでのエントリーでも、何度か書かせていただいているけれど、この店の餃子を食べるためのシチュエーションは、かなり限定される。

本当は、仕事帰りにふらっと訪店して、ビールを呑みながら食べる…などということができれば最高なのだけれど、この店はそれができない。

なにしろ、店内で食べられるのは、平日の月・火・木・金ランチタイム11:30~14:00だけ(酒類の提供はなし。)で、さらに、売り切れ次第終了という壁もあるからだ。

夕方は、お持ち帰り限定営業で、さらに数年前から生餃子のみになってしまったので、ますます厳しくなっている。

しかし、それでも僕にとっては問題なかった。

店で食べるのは、平日有休がとれたときの楽しみにして、それまでは生餃子を買いだめして繋げばいい。これまでもずっとそうだったし、これからも、ずっとそうしていくつもりだった。

ところが、そうもいかない状況になった。

時を遡ること1ヶ月前。

夜の予定がなく、かつ、定時退社できる日があったため、僕は、東亭の餃子を買いだめしておこうと思い、店に向かうと…臨時休業になっていた。

臨時休業だけで言えば、これまでにも経験があったので、仕方ないと諦め、次のチャンスを狙うことに決めた。

その翌週。

僕は結構忙しかったが、何とか意地で時間を捻出。ドタバタと退社して、東亭に向かうことに決めた。

念のため電話をかけてから訪問したのだけれど、留守番電話での応答。

ちょっと不安がよぎったが、忙しすぎて出られないだけだと解釈*1し、僕は、とりあえず店に向かうことにした。

またしても休業…。

店に近づいて、その日も休業だと気がついた瞬間、僕は軽いショックを感じるとともに、長期休業?もしかして閉店?なのかと大いに心配した。

その心配は、半分当たり、半分外れだった。

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 店の入口には、以下のような内容の貼り紙があった。

7月3日(月)より午後5時~7時お持ち帰りのみ営業いたします。

ご迷惑をおかけしております。お昼の食事は暫くお待ちください。

東亭

なんと。やはり長期休業だったのか。

しかし、閉店ではなくてホッとしたし、再開日も明確になっていたので、僕は少し安心したことを思い出す。

 7月3日を過ぎ、僕は再び時間を作って、再開した店を訪れた。

僕は一応(?)十年来の常連客でもあるので、マスターのご夫婦に、それとなく、休業されていた理由をお伺いすると、「ちょっと疲れてしまって…」というご返事。

どうやら、お身体を崩されてしまったようだ。

僕は、それ以上細かい事情を聞くのは失礼にあたると思ったので控え、「どうかお大事になさってください」とだけ伝えた。

先週は、午後に休出の振替をとることができたので、またしても訪問したが、先週になっても、まだ、営業は夜の持ち帰りのみ。

ただ、それも仕方ない。

昼のランチタイムは、いつも大行列で大混雑の激務。それゆえに、身体が完調でない限り、昼の営業は難しいと思うからだ。

僕は、夜の持ち帰りだけでも再開していただいたことを大いに感謝しつつ、無理せず、そして、これからも末永く営業が続いてくれることを祈った。

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 昨晩焼いた餃子。

ちょっと「よく焼き」*2気味だけれど、東亭の餃子は、これぐらいカリカリの方が断然美味しい。

もちもち、カリカリの皮に、ざくざくの具。そのハーモニーが超絶的に素晴らしく、僕はこれを食べるだけで至福の気分になれる。

毎週、月曜日はブルーな気分で目覚めることが多いから、それを払拭するために、日曜の夜は、東亭の餃子に元気をもらうのが僕の習慣。

いつまでも、この素晴らしい餃子が食べられることを祈りつつ、今週も頑張りたい。

 

うまい餃子

うまい餃子

 

 

*1:そういったケースはこれまでにもあった。

*2:餃界用語で、餃子を、カリカリになるぐらいまで、よく焼くこと。餃子の王将でも、「よく焼きで」と注文すると、通常よりもしっかりと焼かれた餃子が出てくる。


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