今日、3月6日発売。
餃子好きならば、絶対に見逃せない雑誌が出た。
グルメ雑誌のパイオニアであり、王者でもある「dancyu」渾身の餃子大特集号だ。
これはもう、餃界(ギョーカイ)を揺るがす大ニュースと言っていい。
「dancyu」で、餃子のメイン特集が組まれるのは、なんと、10年ぶりになるからである。
かつては、2年おきぐらいに餃子のメイン特集が組まれており、僕はそれを本当に楽しみにしていた。
どれもこれも懐かしい。
これらの特集号をまとめて復刻した「餃子万歳」というムックも出たほど、「dancyu」と餃子特集は切っても切れない関係にあった。
2014年。最大にして最強の餃子特集号が発売される。
この《餃子の王道》特集号には、僕も参加させていただき、その誌面に名前も残っている。
だから、とりわけ感慨深い。
あれからもう、10年も経ってしまったのかぁ…。
「dancyu」では、2016年に「餃子心酔」特集、2018年には、「餃子好きが行き着くところ」特集)が組まれたが、どちらもメイン企画ではなく、第2特集にとどまっていた。
第2特集とはいえ、流石に「dancyu」だから、なかなか読み応えはあったのだけれど、やはりちょっと、寂しさを感じていたことは事実。
しかし、「dancyu」は餃界人たちを見捨ててはいなかった。
前回餃子特集から6年ぶり、メイン企画としては10年ぶりとなる今回は、まさに渾身の餃子大特集となっていたからだ。
「餃子の新星」という特集タイトル通り、登場する餃子店は、これまでの特集号では登場していない新店ばかり。
実にフレッシュで、しかも濃厚な内容になっている。
目次を見るだけで、僕は心が躍ってしまう。
調布の「吉春」は、めちゃめちゃ魅力的で、今すぐにでも行きたくなった.。(でも、しばらくは超満員だろうなぁ…。)
「餃子と○○がスゴい店13」にも、僕がまだ行ったことのない店が多数登場している。
dancyuを小脇に抱えて、掲載店のハシゴをしたくなった。
銚子電鉄に乗って日帰りの餃子旅。いいなぁ。これも是非実現させたい。
「餃スポ」と名付けられたコラム類も面白いし…。
Book in Bookのイラスト企画「餃子のタレ 味変10000本ノック」もいい。
もちろん、「dancyu」らしく、家餃子のレシピもたっぷり掲載されている。
これはもう、全餃子好き必読、餃界騒然の永久保存版だ。
雑誌という形態ゆえに、次号が発売になると入手困難になることは必至だから、買い逃すことのなきよう、ご注意を。
超オススメ。