餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

所沢「餃(kou)」のこだわり手づくり餃子に感動したーっ。

スポンサーリンク

西武新宿線「新所沢」駅を下りて、徒歩数分。

僕が目指した店の名前は、とてもシンプルだった。

「餃(kou)」だ。

「餃」という漢字は、「餃子」という単語以外では使われることがないため、「餃」だけでも、餃子を表していることは明白。

ただ僕は、「餃」という漢字が《コウ》と読むことを知らなかったので、最初は「ギョウコウ」という店だと思ってしまったのは内緒だw

僕は、年始のランチタイムに訪れた為、店の入口には、注連飾りと、ランチの画像が掲示されていた。

入店。

洒落た雰囲気の廊下を歩いていくと、その奥に、テーブル席がいくつかと、カウンター席があった。

開店直後ということもあり、まだ、店は空いていた。

僕は、2人用のテーブル席に座り、カウンター方面を眺めてみる。

カウンターの上には、看板料理である餃子メニューが並んでいた。心が躍る。

店内には、有名人たちの色紙もあった。

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーによる、トトロのイラストつきサイン色紙が、ひときわ目を惹く。

かなり力の入った色紙だったので、鈴木敏夫さんは、かなりこの店が気に入ったんじゃないかなぁ…などと思いつつ、僕は、テーブル上に視線を移した。

メニューは、フォトアルバムのような形になっていて、洒落ている。

ページを開くと、「餃kouの自信」として、餃子へのこだわりが書かれている。

《手作りにこだわったレンコン入りでシャキシャキの餡》

いやぁ、もう、これだけで僕はもうたまらなくなってきた。

僕は、レンコンがとにかく大好きだからだ。

それが餃子の具に入っていると言うだけでワクワクする。

テーブル上には、お得なランチメニューの案内も用意されていたが、それより僕は、このセットの方に大きな魅力を感じた。

餃子6個に、小鉢とビール(サワー)がついた、おつかれセット。

こういうセットは、ディナータイムのみになっている店もあるのだけれど、ここは、昼から注文できるという。最高だ。

セットについてくる餃子は、「ノーマル(れんこん)」と「はたけの里芋」餃子のどちらかを選べるとのこと。

僕は「ノーマル」を指定し、「はたけの里芋」餃子はオプションで追加することにした。

さらに、餡の量が通常の倍となっているという「プレミア餃子」も注文。

ひとまず、お店自慢の3種餃子で餃ビーして、僕の胃に余力があれば、追加注文しようという計画だ。

おつかれセットについてくる小鉢は日替わりで、3種類の中から選ぶことができるとのこと。

その種類は、店主のレイコさんが、直接席まで持ってきて説明してくださった。

どれもこれも魅力的だったが、僕はやっぱりレンコンが好きなので、レンコンきんぴらを選択。

それは、生ビールと一緒に運ばれてきた。

昼から飲むビールは最高。

レンコンは、歯ごたえも味付けも抜群。僕は、その後で出てくるレンコン餃子への期待が大いに高まった。

餃子が焼き上がるのを待っている間…。

レイコさんが、煮物を持ってきてくださった。

なんと、サービスとのこと。

地元の所沢野菜たちが、丁寧に煮込まれていて、実に味わい深い逸品だ。

僕は、ちょっと感動してしまった。

待望の餃子たちは、3種類まとめて登場。

いやはや、心躍る。

レギュラー餃子。

うん、やっぱり「れんこん」の食感がいい!

ガツンと効いたニンニクがこれまたいい!

青森県産のニンニクを使っており、とにかくパンチが効いている。

ニンニクは《あり/なし》が選べるのだけれど、ニンニクなしの方は生姜が入っているとのこと。

僕は生姜も好きなので、今度はそれも食べてみたくなった。

はたけの里芋餃子。

その具には、地元所沢で採れた、里芋、ニンジン、長ネギ、小松菜がたっぷり入っている。

いやぁ、里芋のねっとりした感じがたまらない。

小松菜を練り込んであるという、緑色の皮も美しい。

レンコン餃子同様、素材の旨みを十分に引き出して、丁寧に作られた餃子だなぁという印象。

そして。

プレミアム餃子が最高!

だった。

ノーマル餃子の2倍入っている餡には、シャキシャキレンコンがたっぷり詰め込まれていて、抜群の食感。

国産肉の旨みも溢れているので、そのままでも十分美味しいが、何かをつけるなら、シンプルな酢胡椒が合う。

プレミアム餃子は、通常、一度冷凍したものを焼くとのことなのだけれど、この日は、月に何回かしか提供されないという「生餃子」の日だった。

それだけに、皮の美味しさも際立っていた気がする。

あまりに美味しかったので、瓶ビールを追加注文。

この日は午後から別件の予定もあったので、ビールは控えめにする予定だったのだけれど…こんな餃子に出会ってしまったら、ビールなしではいられないw

昼から至福の餃ビータイム。いやぁ、ホントに最高だ。

小鉢、煮物、3種の餃子とビールで、僕のお腹は結構膨れてきたのだけれど…。

壁には、魅力的なメニューが掲げられていて、どれもこれも食べたくなった。

僕は大いに迷ったが、その中から、レイコさんが推薦してくださった「ヘルシー大葉大根」をチョイス。

レンコンが練り込まれたつくねを、大葉や大根で挟んで焼き上げた、その名の通り、ヘルシーな逸品だ。

これもまた、野菜の旨み、素材の魅力を十分に引き出した逸品。

この店は、きっと何でも美味しいのだろうと僕は確信した。

レイコさんは、僕が食べ終わった後、なんと入口まで見送ってくださった。

大感激。

手包みのこだわり餃子たちも、店の雰囲気も最高で、とにかく居心地のいい店。

餃子仲間を誘って、ここは絶対にまた訪れるつもりだ。


マラソン・ジョギングランキングへ