餃子
先週末。 猛暑日の昼下がり。 僕は東急東横線の「自由が丘」に降り立った。 学生時代は、毎日東急東横線に乗っていて、自由が丘にもよく立ち寄っていたのだけれど、社会人になってからはすっかりご無沙汰で、20年ぶりぐらいの下車となった。 雑居ビルやオシ…
とある真夏日の昼下がり。 僕は、東中野駅の近辺で、ちょっとした所用を済ませた。 ランチで軽く餃ビーでもしようかと思い、まず頭に浮かんだのは、駅前商店街にある「十番」。 餃子が有名な名店だ。 ただ、例によって行列になっていた為、並ぶのが嫌いな僕…
JR巣鴨駅から徒歩数分。 僕世代やそれ以上の年配者で賑わう地蔵通り商店街…方面には向かわずに、山手線沿いに大塚方面へ。 地蔵通りとの喧噪とはうらはらに、閑静な道をぶらぶらと歩いて行くと、エキゾチックな佇まいの店が現れる。 店の名は「2833」 僕は、…
東急大井町線「尾山台」駅から、街路樹と石畳の《ハッピーロード尾山台》商店街を、ぶらぶら歩いて、5分程度。 そんな場所に「太平楽」は存在する。 一見、よくありがちなラーメン屋風の佇まいなのだけれど、1975年創業の歴史ある町中華。 創業50周年になろ…
4年前。 僕は、フルマラソン距離を1回で走る《バーチャルニューヨークシティマラソン》を敢行し、何とか完走した。 たった1人でお台場から立川まで走った為、かなり疲れたのだけれど、そんな疲れを癒やしてくれたのは、「餃子のニューヨーク」だった。 ニュ…
京王線千歳烏山駅から、徒歩10分程度。 閑静な住宅街の一角に、その店は存在する。 店の名は、「たかや」 正式名称は、「新中国料理 たかや」となるようで、高級感を醸し出している。 しかしこの店は、千歳烏山の地に根づいて20年超の、れっきとした町中華な…
GW(Gyoza Week)に実施した西武池袋線餃子ツアーで、その掉尾を飾ったのは、東長崎の「こんぺい餃子」だった。 僕は、今年の2月のランチタイムに訪れて、焼餃子と水餃子を食べている店だ。 個人的には、隠れた名店だと思ったので、夜に再訪して、餃ビーして…
江古田の「餃子のブッタ」から始まった、GW餃子ツアー2軒目。 西武池袋線に乗って、僕らが降り立ったのは、練馬。 駅のすぐ近くには、「亀楽」がある。 僕の2022年度訪問店ベスト1、激旨餃子に惚れ込んだ店だ。 折角練馬に降り立ったなら、是非とも「亀楽」…
2024年のGW(Gyoza Week)も、いよいよ今日で終わってしまう。 なんだかとても切ない。 今年行った餃子店たちの紹介が終わっていないのだけれど、その前に、餃子ウィーク(GW)ランについて書き残しておきたくなった。 かつての僕は、この時期、餃子を求めて…
今年の僕のGW(Gyoza Week)は、西武池袋線の江古田で幕を開けた。 江古田駅から徒歩1分の場所には、手作り餃子の旨い店「らーめん太陽」がある。 しかし、今回僕が行った店は、小道を挟んで「らーめん太陽」の隣。 「ぎょうざのブッタ」だった。 去年の10月…
過日、中島みゆき展を鑑賞した日の話。 会場である角川武蔵野ミュージアムから、東所沢駅に向かう帰り道。 僕は、この店で、食事をとることにした。 「餃子推し」の店ということで、出かける前からチェックをしていたのだ。 その名は、「北京飯店」 食べログ…
さぁ、ついに待望のGWに突入だ。 GWと言えば、それがGyoza Weekの略であることは餃界の常識。 昨日は、そんなGWの幕開けにふさわしく、餃子仲間と一緒に、新規開拓の餃子店を3軒ハシゴ。 思いっきり餃子に酔いしれた。 今回は、とりあえずそれらの写真だけ…
先日発売になった「dancyu」は、餃子好きならば、絶対に見逃せない内容となっている。 「dancyu」としては、10年ぶりとなるメイン特集だけに、掲載店も一新。 《餃子の新星》という特集タイトルにふさわしい、フレッシュな店が並んでいる。 その中の企画とし…
今日、3月6日発売。 餃子好きならば、絶対に見逃せない雑誌が出た。 dancyu (ダンチュウ) 2024年5月号「餃子の新星」 グルメ雑誌のパイオニアであり、王者でもある「dancyu」渾身の餃子大特集号だ。 これはもう、餃界(ギョーカイ)を揺るがす大ニュースと言…
さまざまな飲食店が軒を連ねる、JR有楽町駅のガード下で、ひときわ昔からある町中華。 「中国料理 宝龍」を訪れた。 ずっと前からその存在は知っていて、気になってはいたのだけれど、これまで未訪問だった店だ。 間口は狭いが奥行きがある。 夜なのに回転が…
今日、2月29日は、229(ニンニク)の日。 うるう年限定の、4年に1度しかない貴重な記念日だ。 ニンニクは、餃子と深い関係にある食材。 僕は、ニンニク入り餃子をこよなく愛するランナーだから、この日を見過ごすわけにはいかない。 4年前の今日は、未明から…
先週末の昼下がり。 ちょっとした所用で東長崎まで出かけた。 「長崎」と言っても、長崎県に行ったわけではない。 その場所は、東京都の豊島区。西武池袋線で池袋から2つめの駅だ。 所用を済ませて、駅の周りをぶらぶら歩いていると、この店を発見。 店の看…
営団丸の内線「南阿佐ヶ谷」駅から、徒歩数分。 青梅街道沿いに、その店はある。 店の名は「えのけんラーメン」。 ちょっと軽い感じの店名で、チェーン店のようなイメージさえあるけれど、実際は大きく異なる。 この店は、昭和45年創業の歴史ある店なのであ…
埼京線の十条駅南口から、十条銀座方面へ向かって伸びる狭い道。 そんなホーム裏の道沿いに、その店はさりげなく存在している。 十条銀座の華やかさとは一線を画す店だ。 店の名は、「やきとり 神ちゃん」 お世辞にも綺麗な店構えとは言えず、店内の様子もわ…
埼京線十条駅。 その北口を出るとすぐ、激安&食べ歩き商店街の十条銀座がある。 そしてその十条銀座の中には、激痛鍼でお馴染み(?)の内田治療院がある。 僕は、つい先日、久しぶりにこの治療院の洗礼を受けた。 ここで鍼施術を受けた後、僕は、鍼の痛み…
西武新宿線「新所沢」駅を下りて、徒歩数分。 僕が目指した店の名前は、とてもシンプルだった。 「餃(kou)」だ。 「餃」という漢字は、「餃子」という単語以外では使われることがないため、「餃」だけでも、餃子を表していることは明白。 ただ僕は、「餃」…
この漢字の読み方が一発でわかった人は、漢字博士だ。 餃 | 漢字一字 | 漢字ペディア これは、漢検1級レベルの超難読漢字だからである。 僕は、かなりの漢字好きで、一応、漢検準1級の資格を持っている(昨年取得)のだけれど、恥ずかしながら、つい最近まで…
先週末。松の内。 僕は、会社帰りに、以前からの宿題だった店を訪れた。 荒川区の町屋にある老舗中華料理店。 「餃子は一龍」だ。 今年は、たつ(辰)年だから、その新年を祝うには、もってこいの店と言える。 外観はとても新しくて綺麗だが、これは、一昨年…
気がつけば、もう、大晦日。 ついこの間2023年になったばかりだと思っていたのに、もう、最終日に突入だ。 月日の経つのは本当に速い。速すぎる。 このブログは、一応、1日も欠かさず更新を続けてはきたけれど、僕はいったい、どんなことを書いてきたのだろ…
まもなく2024年。もう幾つ寝るとお正月だ。 お正月には「おせち料理」を食べるという家庭も多いだろう。 多種多彩な具材に彩られた「おせち料理」の重箱は、新年の華やかさにふさわしい。 …が、僕は、子供の頃から今に至るまで、おせち料理を食べたことがな…
昨日のエントリーで、僕は、今年初めて訪問した餃子店*1のリストを掲載させていただいた。 その中で、特にお薦めの10軒について、大好きな「このミステリーがすごい!」にならって、ランキング形式で紹介させていただく。 昨日のエントリーでも書いたのだけ…
今年、僕が初めて行った餃子店*1は25店だった。 計算すると、約2週間に1回、新規店を開拓した計算になる。 《餃子ランナー》を名乗っているにしては、物足りない実績だ。 ただ今年は、北海道マラソン時に圧迫骨折したりして、その後3ヶ月は、ランナーともい…
都営三田線「千石」駅を出て、不忍通りを護国寺方面へ。 500mほど歩くと、その中華料理店「元園」はある。 しかし、いわゆる町中華の店をイメージしながら歩いていると、見逃してしまうかもしれない。 その外観がカフェ風で、おしゃれすぎるからだ。 店頭に…
JR巣鴨駅から、徒歩約1分。 最高の立地にありながら、その町中華は、実にひっそりと存在している。 ふたつ隣の吉野家が派手派手しいだけに、なんとも地味な印象を受けてしまうのだ。 店の名は「菊乃家」。 吉野家のイメージにつられて、つい「菊野家」と認識…
有楽町線「要町」駅から歩いて3分。 僕は、その店の前まで辿り着き、そしてちょっと驚いた。 店名表記がなかったからだ。 予め、Googleマップで調べてきた位置と合っていたから、ここで間違いないとは思ったものの、そうでなかったら、見過ごしてしまったか…