餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

【超難問】「餃」の音読み/訓読みは…?

スポンサーリンク

この漢字の読み方が一発でわかった人は、漢字博士だ。

餃 | 漢字一字 | 漢字ペディア

これは、漢検1級レベルの超難読漢字だからである。

僕は、かなりの漢字好きで、一応、漢検準1級の資格を持っている(昨年取得)のだけれど、恥ずかしながら、つい最近まで「音読み」も「訓読み」も全く知らなかった。

「訓読み」はともかくとして、「音読み」は簡単じゃないか!と、思われるかもしれない。

しかし、そう思った人はきっと間違っているw

この漢字の音読みは、「ギョウ」…ではない!からだ。

何を言ってるんだ、餃子のギョウだろ。小学生だって知ってる、などというツッコミが入るかもしれない。

仮にも餃子ランナーの癖に、何を言っているのか、と。

しかし、それはトラップなのである。

この漢字の「音読み」は「コウ」であり、単体で「ギョウ」とは読まないのだ。

ではなぜ、「餃子」が「ギョウザ」と読むのか。

その理由は、「餃子」の由来に基づくと言われている。

「餃子」は、中国語で「チャオズ」「シャオツ」などと読まれるのだけれど、餃子の発祥地と言われる山東省の発音では「ギァオヅ」となる。

だから、「餃子」が日本に伝わってきた時、「ギァオヅ」が「ギョウザ」と呼ばれるようになったようだ。

よく考えてみると、「子」という漢字にも《ザ》などという音読みは存在しないので、これは、完全な《当て字》ということになる。

いやぁ、知らなかった。驚いた。

この漢字は、つくりの部分が「交」だから、音読みが「コウ」となるのは自然。

しかし「ギョウザのギョウ」だろうという先入観が邪魔をして、音読みの正解を出すのは、意外に難しいんじゃないかと思う。

もっと驚いたのは、この漢字の「訓読み」だ。

なんと「あめ」と読むのである。

しかも、その意味は、そのものズバリ「飴」のこと。

すなわち…。

だということになるのだ!

餃子の餃に、飴という意味があるとは思わなかったなぁ…。

ならば、ギョウザ味のキャンディが発売されたら面白いかも知れない。

僕は買わないけどw

漢検 1級 分野別 精選演習

漢検 1級 分野別 精選演習

  • 日本漢字能力検定協会
Amazon

マラソン・ジョギングランキングへ