去年、映画館で見た映画は、22本。
一昨年は、18本の映画を見たが、そのうち5本は、名画座(飯田橋ギンレイホール)での鑑賞。
昨年はすべてロードショー館での鑑賞なので、かなり映画熱が高まってきたように思う。
ということで、覚書として、去年の鑑賞記録と個人的ベスト10をあげておきたい。
ロードショー鑑賞における、僕の趣向
- 基本的に洋画専門。(ただし去年は例外あり。)
- SF映画、特に人類破滅系が好き。但し、ゾンビや血は苦手。
- ミステリが好き。どんでん返しものが大好き。
- ハラハラして、スピード感のあるエンターテイメントが好き。
- ニューヨーク、特にマンハッタンが舞台だとドキドキする。
- 重厚な大作、特に上映時間の長い映画は苦手。
という感じなので、僕と趣向が合う方であれば、参考になるのではないかと思う。
で…。
鑑賞エントリー一覧
エントリー一覧を眺めてみると、結構バラエティに富んでいるように思う。
昨年は、アカデミー賞、特に作品賞にはこだわったので、自分の趣向とちょっと外れているもの(キャロル、とか)も、積極的に見に行ったような気がする。
ということで…以下は、個人的ベスト10をご紹介させていただく。
第10位:手紙は憶えている
大好きな、どんでん返し系の映画。
最初から、「どんでん返しがある」とわかっていると、身構えて見てしまうため、実際は拍子抜けしてしまうこともあるのだけれど、これは、その想像のさらに上をいっていた。
第9位:ハドソン川の奇跡
ニューヨーク、ハドソン川が舞台の映画となれば、見ないわけにはいかない。
ワンテーマの短いストーリーで、ここまで引き込ませるのは見事。
第8位:レヴェナント:蘇えりし者
僕はあまり見ないタイプの映画。
しかも2時間37分もある大作なので、普段ならば絶対に見ない。
しかし、今年のアカデミー賞関連の作品では、最も話題になった映画だし、悲願の主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオの演技が気になったので、見に行くことにした。
結果、予想以上に引き込まれた。ディカプリオの役柄が、とにかく壮絶だったからだ。
ここまでしないと、オスカーはとれないのかぁとも思ったけれど^^;
第7位:シング・ストリート
ひとことで言えば、青春映画。
僕は、面映ゆく感じてしまうタイプのジャンルなので、普通ならば見ない。しかし…。
一昨年に見て感動した、大人の恋物語、上質の音楽映画だった「はじまりのうた」監督の最新作となれば見逃せない。
今回は、ちょっと若者寄りのスタンスで、前作よりはのめりこめなかったけれど、それでも、素敵な音楽映画に仕上がっていて、胸が熱くなった。
第6位:ブルックリン
ニューヨーク、ブルックリンがひとつの舞台という点で、まず1票。
ふたつの国、そして、ふたりの男性を巡って、揺れ動くヒロインの心の動きに胸を打たれた。
第5位:マネー・モンスター
TV局を舞台にした、ハラハラドキドキのジェットコースタームービー。
世間的な評判はそんなに高くなかったようだけれど、何も考えずに楽しめるこういう映画は結構好き。
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの競演も良かった。
第4位:オデッセイ
マット・デイモン最高!
これに尽きる。「火星にひとりぼっち」という設定から、ちょっと重たい映画なのだろうかと想定しながら見に行ったため、いい意味で裏切られた。
とってもユーモラスで、明るくて、元気をもらえる映画。
第3位:ルーム
これは、痺れた。
「ルーム」の中の閉塞感、そして、「ルーム」を出た後の世界。どちらの描き方も素晴らしい。
ブリー・ラーソンのオスカー主演女優賞は当然だと思うけれど、子役の演技もよかったし、作品賞や監督賞を受賞しても良かったんじゃないかなぁと思っている。
評論家達には、「スポットライト」のようなテーマの方が好まれるのかもしれないけれど…。
第2位:アイ・インザ・スカイ 世界一安全な戦場
全国的には、今週末から公開の映画。
しかし、TOHOシネマズシャンテのみ、先行上映されていて、昨年末に鑑賞した。
息もつかせぬハラハラドキドキ系の映画で、僕が最高に好きなタイプのジャンル。
戦争映画でありながら、戦闘シーンはなく、その代わり、重要なポイントとなるのは、戦いに際しての決断を迫られる会議シーン。
そう。この映画は、現代的戦争版の…。
なのである。
だからこそ、最高に気に入ってしまったのかもしれない。
ということで、もちろん…。
第1位:シン・ゴジラ
前述したように、僕は基本的に洋画専門の映画ファンだから、最初、見に行くまではちょっとためらった。
しかし、今考えると、そのためらいが嘘のようだ。
その圧巻ぶりに、僕はいてもたってもいられなくなり…。
わざわざ立川まで出かけて、極上爆音上映版も鑑賞。
さらに…。
シカゴマラソンに行った時の機内上映でも鑑賞。
この時は、英語字幕で見たため、これまた新鮮で、最高だった。
映画ファンとして、この映画に出会えたことが、今年最大の幸福だっと思っている。
2017年も、こんな素晴らしい映画に巡り会えることを信じて、ロードショー鑑賞を続けていきたい。
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