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ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「10クローバーフィールド レーン」鑑賞で湧き上がる《もやもや》感

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今を去ること、8年前。

僕は、この映画を見て驚愕、大きな衝撃を受けた。

だから、その関連作品と言える「10クローバーフィールド レーン」が、米国で発表された時は本当に興奮し、日本での公開を待ち侘びていた。

予告篇を見てからは、さらに期待が高まって、指折り数えて封切の日を待っていた。

ということで、先週末の公開初日。

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僕は、レイトショー上映時間ギリギリに駆け込み、意気揚揚とスクリーンに魅入ったのだけれど…。

エンドロールを眺めながら、僕の中には、ただ、《もやもや》感だけが残った。

以下、映画の核心には触れないようにするつもりだけれど、この映画のコンセプトについては書いてしまうため、もしもこれから見に行く予定のある人は、強く、スルー推奨

決して、面白くなかったわけじゃない。
104分の上映時間中、退屈に思えるシーンは殆どなかったし、唸るような衝撃シーンもいくつかあった。
だから、値段分は楽しんでいたのかもしれない。

が…僕が想定していた、期待していた映画とは全く違っていたことが、何よりショックだった。

そもそも、真っ暗な草むらの中を逃走する女性と「奴らは/あらゆる/フォームで/やってくる」などという思わせぶりなキャッチコピーが描かれたポスターは、いったい何なんだ。

こんなポスターを見たら、あの、「クローバーフィールド HAKAISHA」の正統な続編だと思うに決まっているじゃないか。ミスリードにもほどがある。

映画全編を手持ちのカメラで撮る、という画期的な手法をとりつつ、破滅テーマのSF映画として秀逸だった「クローバーフィールド HAKAISHA」。

謎だらけのストーリーではあったけれど、その謎の描き方もまた画期的で、終始、痺れながら見たことを思い出す。

しかし、今回の映画、「10クローバーフィールド レーン」は、第1作の「クローバーフィールド HAKAISHA」とは全くベクトルが違う。

そもそも、全体の90%は破滅映画でもSF映画でもないと思うからだ。

だから、この映画の後半まで、僕はずっともやもやし続けながら、見続けることになった。

確かに、この映画は、「あの」作品の続編ではない、と公式に謳われてはいる。

しかし、「クローバーフィールド」という名前を含んだ映画であり、あんなポスターを作られたら、ある程度は同じ面白さを求めてしまうのが心情だ。

だから僕は、ずっと違和感を感じたまま見続けて、その違和感が解けそうになった瞬間、いきなり幕切れになってしまう展開に唖然呆然だった。

もしかすると、第1作と全く関連のない、別の映画だと思って見ていたら、もっと楽しめたのかもしれない。

破滅テーマのSFではなく、密室をテーマにした、人間関係のスリラードラマ。そう思って見ていたら、違った印象になったような気もする。

いったいいつになるのはわからないけれど、「クローバーフィールド HAKAISHA」と、「10クローバーフィールド レーン」を繋ぐ映画が生まれてくれば、きっと、このモヤモヤ感は消えていくのかもしれない。

謎が謎を呼ぶ、ということが、《クローバーフィールド》シリーズの鍵なのであれば、第3作(?)も、また違ったベクトルの映画になる可能性があるけれどw

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上映前に購入したパンフレット*1
これを読んでも、《もやもや》感は晴れないまま。


10 クローバーフィールド・レーン - 映画オリジナルトレーラー

この予告編は、ほんと、たまらなく面白いんだけれどなぁw

*1:映画終了後は、パンフレットが購入できない旨の告知があったため、先に買った。もしもそうでなかったら、きっと買わなかったと思う。


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