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キャッチコピーはダテじゃなかった、「手紙は憶えている」ラスト5分の驚愕

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先週末、角川シネマ新宿で鑑賞。

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上映期間内に、見に行けて良かった。実に上質のサスペンス映画だったからだ。

以前から気になっていた映画ではあったのだけれど、老人が主役の復讐譚というテーマが、なんとなく重そうに思えて、劇場での鑑賞をためらっていた。

しかし、僕と好みの近い、サスペンス映画好きの友人が、SNSで推奨。「まんまと騙された」と書いていたので、見に行くことを決めた。

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 公式Webサイトのキャッチコピーは「驚愕のラスト5分、あなたは見抜けるか?」

…ということで、最後にどんでん返しがあることを謳っている。

こういったキャッチコピーには善し悪しがあって、驚愕のラストに期待する反面、思ったほどでもなかった場合のガッカリ感は半端ない。

予め、驚愕が控えている、どんでん返しがある、とわかっていて鑑賞に臨むのだから、当然身構えてしまうし、伏線を意識しながら見る。だから、相当、結末に期待するハードルは高くなる。

結果、途中で筋が読めてしまって、失望した映画も数知れず。

しかし、信頼できる友人が「まんまと騙された」と書くほどだから、きっとレベルは高いはず、と期待して僕は映画にのめり込むことにした。

そして…。

いや、もうこれ以上は書けない。映画の性格上、何を書いてもネタバレになってしまうからだ。

思っていたほど地味ではなく、実に良く出来た脚本で、途中にもハラハラするシーンが多数。

何しろ、90歳になる認知症の老人が、復讐のための銃を購入し(国境まで越えて!)徘徊するのだ。その設定だけでも驚く。

重要なアイテムとなる「手紙」の取り扱いも実に巧妙で、後から思い出すと、いやはや、そういうことだったのかということばかり。

ラスト5分は、1度ならず、2度の衝撃があり、2度目の衝撃には思わず唸ってしまったほど。

解決の仕方は、いくら何でもちょっと無理があるんじゃないか…と思わないでもないけれど、でも、95分間ハラハラさせてもらったし、最後は大きな驚愕も味わえたので、個人的には満足。

サスペンス映画好き、どんでん返し好きの人ならば、きっと楽しめると思う。

オススメ。

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 映画が気に入ったので、パンフレットも購入。

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映画の核心に触れているコラムや評論のページが、読み応えたっぷりだった。

そうか、そういうことだったのか、と思うことしばし。

この映画のロードショー公開は、もうすぐ終わってしまうようだけれど、名画座上映*1や、メディア化の際に、その点を確かめながら見直してみたい。


「手紙は憶えている」予告編

*1:飯田橋ギンレイホールあたりの、渋い名画座に似合いそうな映画。きっと上映すると思う。


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