今年、2022年は、あんまり《餃ビー》遠征ができない1年だった。
年初早々「まん防」が発令され、飲食店には制限が多くかかっていたし、夏以降は、腰痛に苦しんだからだ。
腰痛と餃ビーに何の関係があるんだよ?と言われそうだけれど、僕は餃子ランナーなのだから、ランニングと餃ビーは常にセット。
腰痛で走れなくなってからというもの、餃ビー遠征する機会が大いに減り、そんな気分でもなくなっていったのである。
僕の家には、常に、史上最強の東亭餃子があるので、家での《餃ビー》は続けていたが、町中華での《餃ビー》巡りは、あまり進まない1年だった。
とはいえ。
1年トータルでベスト10を作れるぐらいにはなったので、覚書として書き残しておこう。
今回は、過去エントリーのダイジェスト的な紹介になるのだけれど、詳細は、リンク先のエントリーで書いているので、興味のある方は、そちらもあわせてご参照いただければと思う。
- 【番外編その1】ニューヨーク「大戸屋」
- 【番外編その2】神田「大衆酒場 鶴亀」
- 【第10位】新代田「吉田屋」
- 【第9位】上十条「喜楽」
- 【第8位】武蔵小山「正来軒」
- 【第7位】新横浜「YI-CHANG(イーチャン)」
- 【第6位】東砂「高龍軒」
まずは…。
【番外編その1】ニューヨーク「大戸屋」
大戸屋のどこが町中華なんだよ。しかも、ニューヨーク店って、馬鹿にしてんのか!
という声が飛んできそうだけれど、まぁ《番外編》ということで、ご容赦願いたい。
僕にとっては、年間トータルでの餃子回顧企画なので、この店も記録にとどめておきたかったのである。
値段の高さ(8個で$12!)に目をつぶれば、なかなかどうしてしっかりした餃子だった。
日本の大戸屋でも、餃子が食べられるようになるといいのになぁ…。
【番外編その2】神田「大衆酒場 鶴亀」
ここも、大衆酒場ということで、いわゆる町中華ではない。
けれど、中華料理メニューも結構あったし、餃子は看板料理のひとつ。
野菜の食感がしっかり感じられる、ザクザクタイプの具は、完全に僕のストライクゾーンなので、紹介せずにはいられない。
この店は、生ビールが380円(!)という破格の値段で、おつまみ類も、殆どがワンコイン以下。
その中にあって、6個600円という餃子は、かなり高く感じるのだけれど、その値段だけのことはある、美味しい餃子だった。
そして、いよいよ、正式な町中華ベスト10のご紹介(^^;
【第10位】新代田「吉田屋」
創業昭和44年。
これぞ地元に根づいた町中華だ。
つい先日のエントリーでご紹介したばかりなのだけれど、でも、またすぐに行きたくなってしまうほど、居心地がいい店だった。
店内に掲げられている人生訓《長寿の心得》が実に印象的。
僕もまだまだ長生きして、美味しい餃子を食べ続けたい。
【第9位】上十条「喜楽」
イエモン…吉井和哉ファンの聖地として名高い店。
十条激痛鍼の施術を受けた後に、足を引きずりながら訪れた。
こじんまりとした店内に、数々のイエモングッズが飾られていて、流石は聖地といった趣。
僕も昔、イエモンにのめり込んだ時期があったので、とても感慨深かった。
餃子もなかなか本格的。
おぉ。なかなか魅惑的な焼き色じゃないか。
皮からニラの緑が透けて見えるのがいい。これは、僕の好きなタイプの餃子に違いないぞ。
(中略)そんな甘くて優しい具と、もちもちの薄皮が、これまた絶妙のコンビネーションを保っている。
引用が(中略)になっているのは、ちょっとした趣向を加えた紹介をしているため。
ダイジェストでは、その趣向が紹介しにくいので、略させていただいたが、イエモンファンの方は、是非ともエントリー本編をご確認願いたい。(イエモンの歌で遊ぶな!と怒られるかもしれないけど(^^;
【第8位】武蔵小山「正来軒」
「喜楽」がイエモンファンの聖地なら、この店は吉田秀彦ファンの聖地と言えるかも知れない。
店内の至るところで、吉田秀彦の顔を眺めることができるので、その筋の人(どの筋だよw)にはたまらないだろう。
この店は、コスパが本当に素晴らしかった。
ラーメンが衝撃の350円、チャーハン430円、安い!
餃子も、クオリティが高い手作りのものが、6個で300円。激安だ。
おつまみ類も充実しており、瓶ビールも大瓶560円なので、最高。
僕はあまり柔道に詳しくないし、吉田秀彦のファンでもないのだけれど、近所にあったら通い詰めたくなるようなコスパの店だった。
【第7位】新横浜「YI-CHANG(イーチャン)」
吉田秀彦に続いて、今度は、浅田真央が登場w
町中華…と呼ぶには、ちょっとオシャレすぎる気がするけれど、新横浜の街に根づいた中華店であることは間違いないし、「街中華」というイメージならば合う。
この店自らは、「アスリート中華ダイニング」と称し、店内には、浅田真央ちゃんを初めとしたアスリート写真やメダルなどが処狭しと飾られている。
料理も、そんなアスリート向けの健康志向を売りにしており…。
餃子も、高タンパク低脂肪の「ホエイ餃子」となっている。
そんな餃子の美味しさもさることながら、汁無し担々麺が絶品だったので、ここは是非ともまた訪れたいと思う。
【第6位】東砂「高龍軒」
ちょっとオシャレなYI-CHANG(イーチャン)から一転、激シブの町中華。
店頭には、アスリート写真の代わりに、議員たちの写真が沢山貼られていた。
東西線の南砂町駅から徒歩10分。閑散とした住宅街にぽつんと佇む、やすらぎの店だ。
店内も、いわゆる昭和の町中華という雰囲気を醸し出していて、なんだか落ち着く。
つまみ類も充実。町中華なのに、もつ煮やおでんなんかもあるのだ。
でも、僕はもちろん餃子を注文。
具のビジュアルは、いかにも町中華の餃子と言った趣の野菜餃子なのだが、ひと味違う。
ニンニクとニラがとにかく強烈で、身体に元気が漲ってくるのだ。
薄皮のカリカリ感も素晴らしく、具のパンチ力を引き立ててている。
ビールに合うに決まってるじゃないか!
いやぁ、今思い返しても、この餃子のニンニクパンチは強烈だった。
駅からちょっと遠いのが難点だけれど、心が疲れた時には、また訪れたくなる店だ。
特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」