昨日。
2022年1月21日から、ついに、東京でも「まん延防止等重点措置」(まん防)が適用されることになった。
先行して感染者が爆発した沖縄、広島、山口に、東京を初めとする13都県が加わり、関西の3府県も、来週には「まん防」が適用される見込みとなっている。
東京としては、連日、過去最高の感染者数を更新し続けているから、仕方のないところだろう。
昨年までのパターンでいけば、《緊急事態宣言》→《禁酒令》の流れになってもおかしくない状況だ。
しかし、ワクチン接種や、重症化率の低さ、そして、感染防止と経済の両立などが考慮され、「まん防」にとどまったのが、せめてもの救い。
飲食店などへの要請基準は、各都道府県によって異なっているが、東京都の場合は、以下の要請になっている。
【認証あり店舗の場合】
・営業時間 午後9時まで(酒提供は午後8時まで)
または
・営業時間 午後8時まで(酒提供×)
【認証なし店舗の場合】
・営業時間 午後8時まで(酒提供×)
認証なし店舗の場合はさておくとして、今回、認証あり店舗の対応が選択制になったのが大きなポイント。
酒を提供するか否かで、協力金の額が異なる(後者の方が高い)ため、どちらを選択するかは、その店が《酒を提供することのプラスマイナス》をどう考えているかで決まる。
居酒屋ならば話は簡単。営業を自粛する場合を除けば、午後9時まで(酒提供あり)の一択だ。
しかし、町中華の店はそうはいかない。
今回の要請でどちらが選ばれるかは、店次第。
ということで…。
僕は今、非常に悩ましい状況なのである。
最近僕は、BS-TBSの人気番組「町中華で飲ろうぜ」に感化され、町中華での餃ビー巡りにハマっている。
いろいろな町に出かけて、その土地に根付いた中華を楽しむのが楽しみだった。
ただ、今回の「まん防」に伴い、町中華での餃ビーが《できる店》と《できない店》が生まれてしまったため、行き当たりばったりではいかなくなった。
僕の場合、餃子とビールは常にセットなので、いざ町中華に遠征しても、酒提供×の店だった場合、失望してしまうことになるからだ。
そのため、予め店に電話などで「酒提供の有無」を確認しておく必要が出てくる。
世知辛い時代になったなぁ…。
まぁ、禁酒令が出ていないだけ、まだマシとは言えるのだけれど。