餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「正来軒@武蔵小山」で、激安激旨焼餃子&吉田秀彦が愛した鳥ミソを堪能!

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東急目黒線、武蔵小山駅から徒歩数分。

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僕がその日に目指した店、正来軒は、実にやる気のなさそうな風情のある赤ノレンを掲げて存在していた。

店の中は見えないし、ふらりと入るには、ちょっと勇気が必要かもしれない。

しかし、大丈夫。

過去の経験則から言うと、むしろこういう店の方が期待できるし、SNSなどでの評判も悪くなかったからだ。

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店の入口には、手書きの味わい深い字体で、メニューが貼ってあった。

ラーメン350円、チャーハン430円、安い!

ギョーー ザも300円だから激安だ。

謎の空白が意味深な中華  丼や、店の名を冠した正来軒丼も気になる。

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店内は、カウンターのみ8席程度のこじんまりした店だ。

入店後すぐ、僕の目を惹いたのが、この写真たち。

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さまざまなメニューと一緒に、バルセロナ五輪金メダリストの柔道家、吉田秀彦の写真が飾られていた。

いったいどういう意味なんだろう?と思って、ググって調べてみると、その理由が判明。

どうやら、この店は、若かりし頃の吉田秀彦が行きつけだったようで、とりわけ「鳥ミソ丼」を好んでいたとのこと。

これは大いに気になる。注文しなければ。

…と思ったが、僕は餃子ランナーであるからして、まずは、ギョーーー ザ(餃子)を食べなければいけない。

ということで、餃子とビールを注文。

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ビールは、店の片隅にあるボックスから、自分で取り出して持ってくる仕組みになっている。

面倒に感じる人がいるかもしれないが、僕は気にならないし、むしろ気楽でいい。

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ビールのアテとなるおつまみ類が豊富なのも素晴らしい。吉田さんも嬉しそうだ。

僕は、とりあえず餃子が出てくるまでの繋ぎがあればいいので、50円の「おしんこ(小)」を注文。

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ビールは大瓶で560円だから、おしんこと合わせても610円。

なかなか良心的な価格だと思う。

僕は、隣にいた常連らしき方と話が合って、世間話をしていると、あっという間に10分程度が過ぎ…。

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ギョーー ザがやってきた!

カリカリ感が伝わってくる焼き色も、大きさも申し分ない。そのビジュアルだけで、絶対に間違いはないと思える餃子だ。

さらに素晴らしいのは、それが6個も盛られていたこと。

皿のサイズ的には5個でぴったりだし、5個で300円でも十分お得だと思うのに、さらに1個添えられているのが最高すぎる。

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ビールとの競演も文句なし。

大ぶりの餃子が6個、それにビール大瓶(&お新香)をつけても910円。安すぎる。

そして。

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餃子の味も最高だった。

野菜のざっくり感が味わえるタイプで、カリカリもちもちの皮との相性も抜群。僕好みの味だ。

このボリュームで、このクオリティで、6個300円というのは衝撃的。

僕は、「おかわり」をしたくなってしまうほど、気に入った。

ただ、その前に、この店の名物料理である鳥ミソを食べておかなければ。

吉田秀彦が愛したのは鳥ミソであったが、僕は「餃ビーとご飯は両立しない」という信条を持っているので、単品の鳥ミソを注文した。

そして出てきた鳥ミソは、想像以上にボリュームのあるものだった。

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鶏肉の塊がゴロゴロと入った肉野菜炒めと言った趣で、実に食べ応えがある。

その味付けはかなり濃いめ。だからもちろん、ご飯が合う。

鳥ミソ丼として食べれば、それだけで栄養満点のパワー丼になるだろう。

吉田秀彦の金メダルも納得だ。

鳥ミソ単品ならば、ビールにはぴったり合うし、つまみとしても最高だと思った。

隣にいた常連の人から、オムレツをオススメされたので、それも追加注文。

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オムレツ??と思えないような見た目で出てきたが、玉子、肉、野菜のバランスが絶妙で、これがまた美味しかった。

僕は、餃子を追加注文するつもりだったのだが、ここでお腹がいっぱいになってしまったので、この日はこれでひとまず終了。

まん延防止措置に伴い、酒を休止している町中華店も多いが、この店は、20時までなら餃ビーが注文できる。

他にもいろいろと気になるメニューがあるので、是非とも再訪したい。


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