早いもので、もう、11月になってしまった。
ついこの間、2023年が明けたばかりだと思っていたのに、気がつけば、あと2ヶ月しか残っていない。
光陰矢の如し。月日は本当に無常だ。
これまでの10ヶ月間を思い出す。
今年は、前年末からの腰痛が癒えて、夏場には、ようやく走り込むことができるようになった。
僕は、灼熱の足柄峠走を何度も経験し、暑熱適応も十分にとり、万全の体制で北海道マラソンに臨んでいる筈だった。
ところが…。
北海道マラソン4日前の練習で、まさかの腰痛再発。
ほんの一時的なものだろうと考えていたが、その後も良化する気配はなかった。
出走するか否か、逡巡と葛藤を繰り返した結果、強行出場。
なんとか完走することはできたものの、翌日から、七転八倒の苦しみに陥った。
帰京後、ロキソニン等で痛みを誤魔化しながら、日々を過ごし、整形外科で受けた診断に驚愕。
腰椎の圧迫骨折が判明した。
この病気は、普通、骨粗鬆症で骨がボロボロになった老人がかかるようなのだが、僕の場合、骨密度も骨量も全く問題なく、若年成人なみ。
むしろ、(この年にしては)優秀という数字が出た。
なので、圧迫骨折の原因は不明なのだけれど、それでも骨折は事実。
整形外科医の先生から、オーダーメイドのコルセット作成を指示され、それを装着して生活するという不自由な日々が続いている。
歩く分には全く問題ないので、毎朝のウォーキングは欠かしていないが、ランナーとしての復活は、まだ先。
…と思っていたから、Garmin計測の棒グラフを見て、ちょっと驚いた。
あれ?
9月と同じくウォーキング(緑)一色の棒になる筈なのに、なぜか一部ラン(青)の表示になっている。
これは一体何だ?夢の中で走ったのか?
そう思いながら、詳細を確認してみると、その原因が判明した。
直近1週間の記録を見ると、日曜日に行った水戸黄門漫遊4.2195kmトレッドミルが、ランニングとしてカウントされているのだ。
僕は、ほんの少しだけベルトの上で小走りになったが、基本的には歩き続けていた。
そもそも、キロ8分47秒もかかっているのだから、ランニングのわけがない。
でも、Garmin的には、「トレッドミル=ランニング」と捉えてしまうようだ。*1
10月は、この他にも1つ、chocoZAPでトレッドミルを行っているため、月間累計では9km程度がランニングとして集計されてしまったようだ。
走ってもいないのに、ランニングとして計算されるのか、なんだかどうにも腑に落ちない。
来月は、そんな気分にならないよう、11月は「正々堂々と」ランニングの記録を残したい。
しっかりケアをしながら、復活できる日を願っていこう。
*1:ウォーキングに設定する方法もあるのかもしれないが、発見できていない。