明日、8月27日は北海道マラソン当日。
僕は毎年出場している大会で、昨年の大会直後からずっと楽しみにしていただけに、本来ならば、ワクワク気分で北海道に向かう筈だった。
ところが…。
レースの4日前になって、昨年来の急性腰痛が再発。
日常生活には問題ないが、走ると痛い。とにかく痛い。
この時点で病院に行くなりして、適切な処理をとっていれば、もしかしたら回復できた可能性がある。
しかし、僕はそれができなかった。
週明けに休暇を取得しているため、金曜まで仕事を休むことができなかったからだ。
代替案として、僕は、YouTubeに大量アップされている、急性腰痛(ぎっくり腰)対策動画を見まくった。
「即効で実感!」「10分で効く!」「たった30秒だけ!」などなど、耳障りの良いキャッチフレーズに惹かれ、闇雲にさまざまなストレッチを実施。
昨晩などは、1時間近くそれを続けていたほど。
そして…それが裏目に出たorz
今朝は、起き上がるだけでも腰の痛みが出てしまったのだ。
思えば、一口に「腰痛」と言っても、その症状はさまざまなので、自分の痛み具合にあったストレッチでなければ、逆効果となる可能性がある。
お手軽な素人療法は、甘い毒になる可能性があることを、僕は全く理解出来ていなかった。
バカすぎる。
今日は、遠征先の北海道で、なんとか整体院の予約がとれ、診療をしてもらう予定だけれど、今となっては、もう、後の祭り、焼け石に水となる可能性が高い。
ということで…。
僕は大いに迷っている。
明日の出走を見送るか否か、逡巡と葛藤に苦しんでいるのだ。
いざ、レースに出走するとなれば、その興奮で、一時的に痛みが治まるかもしれない。
制限時間は6時間なので、少しでも無理できれば、克服できるような気もする。
史上最強の完走賞はやっぱり欲しいし、レース後楽しくみんなと吞みたい。
しかし…。
その一方で「フルマラソンはそんなに甘くない」という思いもある。
最近の僕は、まともに走れても、4時間半さえ切れない身体になっている。
そのタイムに、1時間半程度の猶予しかなくて、完走なんかできるのか?という思いだ。
「行けるところまで行く」という考えはあるかもしれないけれど、こんな腰の状態で、長時間無理をすると、今後、もう2度と走れなくなってしまうかもしれない。
やっぱりここは、素直におとなしく、応援に回るべきかなぁ。
ちょっと悲しいけれど…。