先週末の土曜日。
最高の好天に恵まれて、気温も10℃を超え、絶好のランニング日和となった日。
僕は、腰の不安を抱えながら、恐る恐る走り出した。
少しでも痛みが出たら、ウォークに切り替え、早々に切り上げようと思っていたのだけれど、この日は珍しく身体が動いた。
しっかりと入念にストレッチを行ったことや、気温が低くなかったことが幸いしたのか…。
超久しぶりの10kmラン。
キロ6分にも至らない、のんびりペースとはいえ、今の僕にとって、これは快挙だった。
何しろ、僕が10km以上の距離を走れたのは、昨年のニューヨークシティマラソン以来、約3ヶ月ぶりだったからだ。
10kmなんて、以前は毎日のように走っていたのになぁ…。
そう思うとちょっと切なくなるが、とりあえず、腰の痛みを気にせずに10km走れたことは大きな収穫。
もしかしたら、東京マラソンにぎりぎり間に合うかもしれない。
ちょっと光明が見えてきた。
僕は10kmランを終えた直後、「よし。日曜日も10km走ろう」と思った。
土日で20km走れれば、衰えきったスタミナも、少しはリハビリできるだろう。
しかし、そんな僕をたしなめるように、Garminはこんな警告を表示した。
リカバリー62時間…。
自分ではあまりよくわからなくても、久しぶりのロング(でもないけど)ランで、身体は相当に疲弊したようだ。
翌日のモーニングレポートでは、案の定、こんなメッセージが表示された。
やっぱり休めと言うことか。
おすすめに逆らって、走り始めようとした時も…。
再度「休息」のおすすめ。
ということで、低強度のゆるゆるペースで気楽に走っていたつもりなのだけれど…。
走り出した途端に、心拍が急上昇。
キロ6分以上かけていたにも関わらず、わずか1kmの地点で、160まで上がってしまった。
流石にこれはまずい。
ということで、僕は、早々にウォークへ切り替えた。
Garminの数値に踊らされてはいけない、と思ってはいるものの、無理に逆らって、結局身体を痛めてしまったら、きっと後悔する。
そう思って、僕は、何とかウォークで我慢することにした。
Garminからの休息日指令は、週明けの昨日、月曜日も継続した。
ということで、昨日もやっぱり僕は走れなかった。
こんな状態では、やっぱり、フルマラソンなんて、無理かもしれないなぁ…。