餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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夜明けの19kmランで思い知った、防寒の重要性

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僕は、寒さに弱いランナーだ。

走る環境として、「涼しい」か「あったかい」かの選択であれば、間違いなく「涼しい」を選ぶが、「寒い」か「暑い」ならば、ちょっと迷う。

「めちゃめちゃ寒い」「めちゃめちゃ暑い」の二択なら、断然「めちゃめちゃ暑い」を選ぶ。それぐらい僕は、寒さに弱い。

僕が北海道マラソンを大好きなのは、まさに「暑い」からこそだし、3年前のサロマ湖ウルトラで、ランナー人生唯一のDNF*1となったのは、「寒い」からだった。

そしてまた、僕は、《学習しない》ランナーでもある。わかりやすい言葉で云うと、単なる馬鹿だ。

自分が寒さに弱いことはわかっていて、ならば、十分に防寒して走ればいいだけなのに、今日もまた、夜明け前から軽装(Tシャツ&短パン)で飛び出した。

今日の東京地方は、日差しが十分に降り注ぐ予報で、実際、これを書いている日中は暖かい。

しかし、僕が走り出した時刻の気温は9℃。

北海道組の人たちには笑われるかもしれないが、僕にとっては十分な寒さだった。

ただ、僕は、今週ずっと同じようなスタイルで夜明けランをしており、何ら問題なかったので、今日もそれで走り出した。

しかし、僕はやっぱり馬鹿だった。

平日ならば、走る距離は5Km程度なので、軽装でも乗り切れる。

しかし、今日は週末。ロングランの日。

案の定、10kmを超えたあたりから、ちょっとつらくなってきた。

その時は、ちょうどスピードが乗ってきた時だったため、僕は、何とか寒さを忘れることができた。

しかし、15kmランを終え、次の目的地に向かうため、ジョグに切り替えた辺りから、僕の身体に異変が起きる。

いやはや何とも、寒いのだ。

スピードを落としてしまったせいか、身体にしんしんと寒さが染みこんでくる。

僕は、ここでようやく気がついて、背負っていたバッグの中から、念のために…と持ってきていた、ウインドブレーカーを取り出して着用した。(←もっと早く気がつけよ!w)

しかし、後の祭りだった。僕の身体はすっかり冷え切っており、ウインドブレーカーを着込んだぐらいでは、寒さに耐えられなかったからだ。

しかも…。

今日、僕は、これまで訪れたことのない場所へ向かっていたため、土地勘がなく、そのため、時々止まっては、Googleマップで確かめて…という状態を繰り返していた。

スピードを落とせば、当然、身体はどんどん冷え込んできて…ついに僕は耐えられなくなった。

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結果、今日のランは19kmで終了となってしまった。少なくとも20kmは走るつもりだったのに…無念だ。

しかし、僕は、その時そんなことを考えている余裕もなかった。

走ることを完全に止めてしまった結果、さらに寒さが骨身に染みるようになったからだ。

頭もクラクラしてきて、もはや歩くことも苦しくなってくる状態。

よく考えれば…身体が冷え切っているのだから、目的地などを気にせず、少なくとも、暖かい場所に辿り着くまでは、走り止めるべきではなかった。

しかし、そんなことを思っても、もう、後の祭り(今日2度目の祭りw)。

僕は、朦朧とした頭と身体で、震えながら歩みを進めた。

そして…。

(以下、続く。) 

*1:Did Not Finishの略。レース競技に出走はしたものの、何からの事情でフィニッシュできなかったこと。途中棄権。


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