村上春樹先生のロングインタビューには、金言が詰まっている。
このエントリーで紹介させていただいたものの他に、こんな言葉も印象に残った。
僕は自分のペースでやりたい。走ればひとりになれる。ひとりになれるというのも走る動機のひとつです。
村上先生の言葉に対し、インタビュアーは、「だったら部屋にひとりでいればいいんじゃないですか?」と問いかけるが…。
それは違います。部屋にいると何かしらしちゃうじゃないですか。携帯を見たり、レコードを触ったり、ものを書いたりして。走る時は走るしかないでしょ。
うん。わかる。わかるなぁ。僕も、自分のペースで、ひとり無心に走るのが好きだからだ。
ただ最近は、少し悩ましいこともある。マスクやバフの存在だ。
こんなものを装着しながら走っていると、それがストレスになって、心が乱れる。無心になれない。
だから僕は、もっぱら誰も人がいない夜明けの時刻に走るのが常。
昨日の東京は、久しぶりに晴れて、日中は暑い1日になったけれど、午前4時台ならば、全く問題なかった。
日中は、人や車で賑わう道も、こんな感じ。
昨日は、街なかを16km走ったのだけれど、すれ違った人はたった数人だった。
だからやっぱり、夜明けのランは素晴らしい。
走り終えて、Garmin connectでラン記録を保存すると、GarminアプリからiPhoneに通知が届いた。
「7月の100マイルバッジ」獲得だ!
これは、7月1日~7月31日で、100マイル(160km)以上のランニングアクティビティを達成するとゲットできる。
僕は、このチャレンジに参加したことを忘れていたので、バッジが届いて嬉しかった。
最近は、目標とするレースもなく、ひとりで淡々と走っているだけだから、こういったプレゼントは望外で、とても励みになる。
また、毎日走っているだけで、JALのマイルがザクザク貯まるというのも魅力。
さぁ、今日も、夜明けの街へ走りに出よう。