北海道マラソンは、例年8月の最終日曜日に実施される。
今年は、8月25日。
8月の《最終日曜日》となり得る日付は、8/25~8/31なので、今年は最も早い日付での開催となる。
開催時期が早い分、暑さが厳しく、また、準備期間も短い。
8月末開催なので、あと3ヶ月だと思っていたのだけれど、想定より1週間も早いことに気がつき、愕然。
例年ならば何の問題もないのだけれど、今年の僕には、かなり厳しい条件と言える。
未だ、臀部の痛みが治まらず、ろくに走ることができないからだ。
元々苦手なスピード練習のみならず、ロングランもできないのが痛い。
今の僕は、臀部の痛みを気にせずに走れるのは、5kmが限度。
いや。
5kmでも痛みが出てくることがあるので、油断はならない。
3ヶ月弱あれば何とかなるような気もするけれど…それは錯覚。
2ヶ月前。
今年の北海道マラソンにエントリーした時、僕は、こんなことを書いている。
正直今は、フルマラソンどころか、5kmのレースも走れない状態だ。
あと5ヶ月で、どこまで立て直せるのか、不安だらけではあるけれど…。
この時以来、状況は全く改善していないからだ。
あと5ヶ月が、あと3ヶ月になっただけ。それも3ヶ月「弱」だ。
鍼やらEMSやらリハビリやら、僕なりに、いろいろ試行錯誤はしているのだけれど、どうにも光明が見えず、困り果てている。
ガーミンストア主催のランニングイベントでは、久しぶりに「走った」感を得られたけれど、それは、たった2km程度のランだったから。
その後はまた、腰に違和感が生じて、ろくに走れない状態に戻ってしまった。
いやはやなんとも、どうにも、ストレスが募る毎日だ。
東京マラソンや大阪マラソンのように、制限時間が7時間あれば、ぎりぎり何とかなりそうな気もする。
今の僕は、歩いている分には痛みは生じない。
基本は歩きで、たまに早歩きできれば完走できるからだ。
しかし、北海道マラソンの制限時間は6時間。
となると、少しは走らなければ完走できない。
去年の僕は、腰痛を抱えていたけれど、ハーフ地点まではキロ6分弱で走れていた。
その《貯金》があったから、後半はベタ歩きでも何とかなった。(前半無理したせいで、骨折してしまったのかもしれないけれど…。)
しかし、今年はそうはいかない。
また、北海道マラソンの場合、暑熱対策も重要になってくる。
僕は暑さに強いタイプではあるけれど、暑熱対策なしで臨めるほど、北海道マラソンの暑さは甘くない。
かつて、ランナーとしての僕には、さまざまな夢があった。
サロマンブルーになる夢も、海外マラソンで6スターになる夢も、消えてしまったけれど、北海道マラソンへの出場だけは、こだわっていきたかった。
だから、まだ諦めているわけじゃないけれど、ろくに身体もできていない状態で、無理矢理出走すると、去年の二の舞(圧迫骨折)になってしまう不安も否めない。
回避する勇気も時には重要だと、ノリ&ダノンデサイルが教えてくれたではないか。
ということで、僕の心は揺れている。
うーん。