餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ショックとダメージが尾を引いた、7月ラン振り返り…。

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どうにも悔いの残る月だった。

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走行距離は、累計212km。月間目標は310kmなので、それに大きく及ばない。

いったい去年はどうだったのだろうと思って調べてみると…。

210kmだった。

だから、去年よりはわずかながら距離は多いのだけれど、その内容を詳しく比べてみると、雲泥の差があった。

去年は、上旬の、とあるイベント途中、熱中症でダウンして、その後、数日間走れなかったことが響いている。

しかし、回復してからは、意欲的に走れた。

福島遠征で、15kmの峠走を実施。月末には、猛烈な暑さの中、山北峠走も行っているから、その内容は非常に濃かったのだ。

しかし、今年は…。

累計距離こそ212kmになっているものの、峠走もレースもゼロ。

本当は一番やらなければいけない筈のスピードトレーニングが、全くできていない。

6月から少し痛み始めていた、尾てい骨周りの具合が、どうにもこうにも良くなくて、苦しみ続けた1ヶ月だった。

サロマを完走できなかったことで、精神的なショックも重なり、それが尾を引き続けたのだ。

特に上旬は、どうにもこうにも気分が乗らず、このまま全く走れなくなってしまうかと思ったほど。

そんな僕を救ってくれたのは…。

白い粉セットだった。

僕が崇拝する岩本能史先生が推奨する、グルタミンとオルニチンのセットだ。

これを毎晩呑むようになってから、明らかに、目覚めの気分が良くなったし、疲労感が薄くなった。

Jawbone UPの睡眠ログを見ても、服用後は深い眠りの割合が増えている。

だから、何とか心は折れずにすんだものの、 身体はやっぱり完調とはいえず…。

大好きな横浜港コースでも、バテバテになってしまうほどだった。

ただ、スピード練習ができない分、何とか距離だけは走っておこうと思い、毎日、夜明け前にわずかな距離をこつこつと走り続けていた。

7月は、うだるような猛暑の日が続いていたけれど、夜明け前の時間ならば、まだ耐えられる。

道ばたの猫や星空に癒やされながら、僕は走り続けた。

月、金星、アルデバランの競演を堪能できたのも、夜明け前ランのご褒美だった。

下旬の週末には、久しぶりの30kmランも敢行。

その後、河川敷ランも2回行うことができたので、緩やかながら、身体は回復してきている気がしている。

まだまだ本調子にはほど遠いし、北海道マラソンのことを考えると、不安は大きい。

しかし、何とか光明は見えてきた気がするので、秋に逆襲できるよう、今月は、しっかりと走り込んでいきたい。 

 


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