餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

リアルQVGAの世界に酔いしれる

どうしてもっと早く手をつけなかったのだろう。正直、もう、元の画面には絶対に戻れないと思うぐらいの衝撃だった。
実を言えば、X02HTのリアルQVGA化についてポケゲさん(Posted by: NARiさん)の記事で読んで以来、ずっと、ずっと気になっていたのだ。しかし、それを実行するためには、アプリアンロックが必要ということで、少し、思いとどまっていた。できれば、X02HTは、可能な限り「素」のままで使い続けたいと思っていたからである。
しかし、やっぱりいてもたってもいられなくなり、導入することにした。結果…非常に、最高に、抜群に僕は満足している。今から思えば、なぜアンロックぐらいのことでためらっていたのかと後悔しているほどだ。
ホーム画面については、カスタマイズしていることもあって、それほど大きな衝撃を受けなかった。上下のバーの幅が狭くなったなぁ、と思えるぐらいだった。プログラムメニューの一覧性も向上したが、これについても、最近は殆ど使っていない(KTPocketLaunch2で事足りてしまう)から、驚きは少なかった。
僕が何より感激したのは、メールやメモ作成時における、画面内のテキスト表示量が飛躍的に増えたことだ。これはいい、本当にいい。今までは、「狭い画面であるにもかかわらず、文字サイズが無駄に大きい」上に、そのデフォルト設定が変更できず、頭を痛めていたからだ。メール作成時などに、いくら文字サイズを「小」に変更しようが、次回以降また「標準」に戻ってしまうというのは、何だかとてもやりきれなかった。しかし、これからは本当にストレスなく、テキスト入力を堪能出来そうだ。
ファイルエクスプローラでの表示にも痺れた。アイコンも文字も、とにかく大きすぎて操作しにくかったエクスプローラの使い勝手が各段に向上していると思う。
正直、X02HTの世界観が変わったといっても過言ではない。もともとお気に入りの端末だったX02HTだけれど、これでますます手放せなくなった。いやぁ、本当に素敵だ。こんな素晴らしい設定を、Cabファイルひとつで簡単に実現させてくれたNariさんには、本当に感謝している。

心強きかなSprite Backup

結局、X02HT「再構築」を夢見た僕の思惑は外れ、元の黙阿弥に還ってしまったけれど、それでも収穫がなかったわけではなかった。Sprite Backup 6の効用を体感できたからだ。
このアプリケーションにおけるバックアップ、リストアの方法については、例によってポケゲさんのWebサイトでNARiさんから教えていただいた。キャプチャー画面満載で、非常にわかりやすく解説していただいているので、日本語化しないでも十分理解できる。
それにしても、これほどあっけなく、簡単にバックアップできるとは思わなかった。流石は定評の高いアプリケーションだけのことはあるなぁ。このアプリケーションを導入したおかげで、今回の再構築失敗後も、もとの状態に簡単に戻すことができ、大変ありがたかった。
最初に29.95$という価格を見たときは、ちょっと高いかなぁ、とも思ったのだけれど、これで簡単に「安心」が得られるならば、そんなことはないと思い直した。今後、X02HTではチャレンジしたいことも沢山あるので、このアプリケーションの力を借りながら、取り組んでいきたい。

「再構築」は仕切り直し

昨晩遅く。僕はX02HTのハードリセットを行った。本当は昼間のうちにゆったりと行うつもりだったのだけれど、何だかんだでバタバタして、夜までずれ込んでしまったのだ。
ハードリセット方法は、ポケゲさんのページで学習していたので、あっけなく終わった。「電源オフ」「左右のソフトキーを押しながら電源ボタン長押し」「Rキー押下」「スペースキー押下」「再起動」の5ステップだけ。何も戸惑うことはなかった。
久しぶりに初期状態のHOME画面を見て、僕は、購入当時の感慨が甦ってきた。試しに少しだけ操作をしてみると、その軽快感に痺れてしまった。特に、SoftBankメールの立ち上がりの早いことといったら!最初はこんなにキビキビしていたんだなぁ…。
ActiveSyncの設定が終わると、自動的に同期が始まり、連絡先と予定表は復活。さぁ、あとはアプリケーションを再導入するだけだ。必要なファイルは既に集めてあるから、あとはそれを順番にインストール、そして簡単な設定を行うだけ。それほど時間はかかるまい…。
と、思っていたのだけれど、ここで僕は躓いてしまった。
ほとんどのアプリケーションについてのインストールはうまくいったのだけれど、StdLinkがうまく動作してくれないのである。フォルダツリーの階層が、一番上で固定され、exeファイルのあるフォルダにまで辿り着けないのだ。これでは関連付けを行うのは無理で、僕はどうにも行き詰まってしまった。
KTCaptSPKTPocketLaunch2といったアプリは、ボタンに紐づけられてこそ、最大の威力を発揮するので、それができないとなると、ダメージはあまりにも大きい。
さらには、EasyClipのインストールもうまくいかなかった。いや、正確に言うとインストール自体はできたのだけれど、なぜか定型文などが使えない、初回のバージョンのものになってしまうのだ。KOTETUさんのページから、何度かインストールし直してみても、結果は同じだった。もちろん、これでも十分使えるアプリなのだけれど、いったん、あの定型文の素晴らしさを知ってしまっている以上、今更昔のバージョンに戻れない。
この2つの悩みを抱え、僕は深夜、途方に暮れてしまった。
よくよく状況を分析し、調査を進めれば、解決できたのかもしれない。作者であるOffisnailさんやKOTETUさんに相談させていただくということも考えた。しかし、もうすっかり夜更けになってしまっていたし、僕は週明けから、X02HTを使いこなしていきたかったので、そのためには時間がなさ過ぎた。もっと早くから取りかかっていればなぁ…と思ってもあとの祭り。僕の悪い癖だ。
ということで、僕は、安易な解決方法をとった。何のことはない、ハードリセット前にとっておいたバックアップファイルからの復元である。流石Sprite Backupは素晴らしく、X02HTは、あっという間にリセット前と何ら変わらない状況に復帰した。もちろん、StdLinkも、EasyClipも全く問題はない。
これでひとまず僕はほっとしたのだけれど、結果的には、以前と全く同じ状況に戻っただけであることを思い出した。ということは、不安定な状況であることも変わっていない筈だ。
いったい何のためのハードリセットだったのかと思うのだけれど、この経験を生かして、次回はもっと時間に余裕をもって再構築に取り組みたい。

ハードリセット前の覚書

ということで僕は、突如不安定になってしまったX02HTをハードリセットすることに決めた。リセット後に戸惑うことがないよう、覚書を残しておこうと思う。
X02HTには、かなり色々なアプリをインストールしたと思っていたのだけれど、実際こうやって書き出してみるとたいしたことはなかった。Opera Mobileなど、アンインストールしてしまったものを含めても、それほどの量ではない。
アンロックもしていなかったので、カスタマイズは皆無。これぐらいなら、再構築もそれほど面倒ではなさそうだ。(追記:2007年12月26日に、リアルQVGA実現のため、アンロックを実施。)
■導入アプリケーション

■StdLinkによるハードキー割当

  • 電源長押し/KTCaptSP
  • マナー短押し/KTPocketLaunch2
  • カメラ短押し/EasyClip
  • カメラ長押し/tTakana

■関連ファイル

X02HTでは、まだ色々と試したいこともあるので、今後は、このエントリーに追加しながら、いつでもリスタートできるようにしておきたい。

ブラックアウト後の決意

愕然とした。
こんなに早く、次のフリーズが訪れるとは思わなかったからだ。初回のフリーズは購入後7週間目。2度目のフリーズはそれから約2週間後。そして、3回目は。
なんと前回からたった3日しか経っていないのに、その状態が訪れてしまったのである。これにはちょっと参った。少し前までは、実に安定していると思っていたX02HTだけれど、どうも様相は変わってきたようだ。しかも今度は、前2回と全く違ったシチュエーションで固まってしまった。これでは対策の打ちようがない。
昨晩。僕は、帰宅後にX02HTを母艦のPCと接続した。これは特別なことではなく、Syncと充電を行うために、毎日必ず行っているものだ。そして僕は、そのまま眠りに落ちた。これも別に特段いつもと変わったことではない。
異変は、今朝になって起こった。
僕は、目覚めたあといつものように母艦PCへ向かい、X02HTの接続を外した。そして、さぁメールでもチェックしようと思った時に、僕は気がついたのだ。
どのキーを押しても、ブラックアウト画面から回復しない。暗黒のフリーズだ。最初は、サスペンド状態からの復帰が遅れているのかと思って、しばらく我慢してみたのだけれど、全く状態は変わらなかった。そもそも、PCとの接続は切れているにもかかわらず、本体の左側LEDは充電中を示す赤ランプが点灯したままというのが異常の証明だった。
ということで、もはやお約束となっている「電池抜き」を敢行した。これで何とか解決はしたけれど、充電させているだけでブラックアウトフリーズしてしまうというのは、かなり深刻な事態だと思う。
ただ、これで僕は決心がついた。ゼロからやり直すしかない。基本的に僕はズボラだから、憂鬱な環境再構築を伴うハードリセットには二の足を踏んでいたのだけれど、ここまで事態が深刻になっているとなれば、やむを得まい。毎日欠かさず使っているX02HTだからこそ、絶望的な状況になる前に、手を打たなければ。
ということで、この週末は、X02HTの再生計画にあてることに決めた。まずは、定評あるバックアップソフトのSprite Backup導入から始める予定だ。
【関連 過去エントリー】

フリーズ放置の顛末

2度目のフリーズは、あっけなくやってきた。
昨日。ちょっとX02HTの動作が重たくなってきたので、再起動をかけようと、クイックリストから「電源オフ」を選択した瞬間に固まってしまったのだ。
前回は購入後7週間目の初フリーズだったのだけれど、今度は、その時からまだ2週間ほどしか経過していない。使い込んでいるのだから、ある程度仕方がないのかもしれないけれど、これ以上不安定になると、日常使用に耐えきれなくなってくる。早々にバックアップをとってリフレッシュをしなければ。(と、以前のエントリーでも書いたのだけれど、まだ実行できていない。ダメだなぁ…。)
初めてのフリーズ時は少し焦ってしまったが、2度目となれば慣れたもので、「電池抜き」で簡単に解決すると、軽く考えていた。さぁ、クリケを外して…と思っていた矢先、僕は、会議の時間だったことを思い出した。
ということで僕は、フリーズの解決は後で行うことに決めて、会議に臨んだ。凍結したX02HTは、いつものように、ANIARA内へ収納したままで。
会議が想定以上に長くなり、そのあとも少しバタバタしたため、結局、再びX02HTに触れることができたのは、3時間後だった。画面も、表示されている時間も、その時のままで止まっている。僕はクリケを外し、裏蓋をとって、電池を抜いた。そして電池を差し直し、電源オンに。
大丈夫だと信じてはいたものの、画面にSoftBankのロゴが表示されるまでは、ちょっと緊張してしまった。しかし、ほどなくロゴはしっかりと表示され、僕はほっと一息ついた。…のも束の間、ちょっと画面を見て驚いてしまった。バッテリの残量アイコンが1つになってしまっているではないか。フリーズ前は満タンになっていた筈なのに。
しかし、よく考えてみればそれは当たり前のことだった。フリーズ中は省電力設定なども全て無意味で、サスペンドにもならないから、画面は煌々と光り続けることとなる。僕の放置プレイによって、X02HTは、ANIARA内で、無駄な光を発し続けていたわけだ。
幸い、予備バッテリを持っていたため、すぐに事無きを得たけれど、状況によっては困ったことにもなっていた筈だ。そもそも、フリーズ中は電話などを受けることもできない筈で、もしもその間に重要な電話がかかってきていたら、困るところ*1だった。
結論。
X02HTは、僕にとって日常的に欠かせない端末なのだから、フリーズ状態での放置は、再発しないようにしなければならない。もとよりフリーズが再発しなければ、なお良いことなのだけれど(^^;
【関連 過去エントリー】

*1:僕は、電話としてはauをメインで使っているため、X02HTの方にかかってくる可能性は低いのだけれど。

快適を打ち砕く「ibisBrowserDX」の自爆

「ibisBrowserDX」は、実に悩ましいブラウザだ。
いざスムーズに繋がっている時は、非常に快適で、至福の時間をもたらしてくれる。しかし、なぜかこのブラウザは、その快適を突然打ち切ってしまうことがあるのだ。まるで、見えない時間制限があるかのように。
それまで見ていたページから他のページへリンクを辿ろうとした瞬間、あるいは、お気に入りから、他のWebサイトを選んだ瞬間。何の前触れもなく、ブラウザが落ち、ホーム画面に変わってしまう。最初僕は、何が起きたのかわからなかったほどだ。これは僕だけの現象なのだろうか。
再起動すれば何の問題もなく動作するのだけれど、それまで見ていたページの記録などは全て消えてしまっているので、また最初からやり直さなければいけない。実に憂鬱だ。
このブラウザについては、例の強制アップデート問題も解決していないので、頭が痛い。あれだけ細かいアップデートを繰り返しているのだから、安定性についても、もっと向上させて欲しいと切に願う。
【関連 過去エントリー】

試用期限切れ後の決断(その1)Opera

メール内のURLをクリック、そして「移動」を選択すると、自動的に接続してそのWebページを表示してくれるのは、X02HTの基本的な機能だ。
しかし、今日、その機能が突然使えなくなってしまった。接続確認メッセージ*1までは問題なかったのだけれど、そこで「はい」をクリックすると、こんなメッセージが出てきてしまったからだ。

「いいえ」を選択すると、移動のアクションが破棄されてしまった。何度やっても結果は同じ。メール内URLからの移動ができなくなってしまった。どうやら、このアクションがOperaに関連づけられており、その試用期限が過ぎたため、使えなくなってしまったようだ。
そういえば、少し前から、「Operaの試用期限があと何日です」的なメッセージが出ていたような気もしたのだけれど、手なりで「いいえ」を押して接続していたので、あまり意識していなかった。
ということで、この事態を打開するべく、僕は対策を検討した。検討…といっても、単なる二択だ。Operaをレジストするか、もしくは、削除するか。
結論は、あっけなく決まった。「削除」だ。もともとこのOperaは、IEの使いにくさから導入したものだけれど、最近は、このメールからのリンクぐらいしか使っていなかったので、なくてもそれほど困らないのではないかと思ったからである。
今、X02HTでの僕のメインブラウザは、(不満はありながらも)ibisBrowserDXになっており、それでうまく接続できない時だけIEを使うというスタイルになっている。ならば、メール内URLからの接続もIEにしてしまっても、それほど困らないような気がした。
もちろん、IEよりもOperaの方が良いことは確かだけれど、レジストしてまで使い続けるほどの愛着は持っていなかった。ならば、いずれ出てくる(筈の)Netfrontに期待して、しばらくはibisBrowserDXとIEのコンビで凌いでいこう。
ということで、Operaを削除後、あらためて、メール内のURLをクリックすると、今度はIEで接続することが確認できた。当たり前のこととはいえ、ちょっとほっとしている。

*1:http://〜 に接続しますか

今更気がついた「英数カナ」の存在

いやはや、実に恥ずかしい。
文字入力をしている時だけ、右ソフトキーに現れる「英数カナ」の存在を、僕は全く見落としていたのである。X02HT購入から2ヶ月にもなろうかというのに、こんなことも気がつかなかったなんて。それも、毎日必ずメモやメールでテキストを作成していたというのに。

正確に言うと、全く気がつかなかったわけではない。何となくそんなようなものが出ていたなぁという記憶はある。しかし、推測変換の陰に隠れて、僕には空気のような存在になっていた。本当にお粗末だ。
以下は全くの蛇足で、使いこなしている人にとっては馬鹿みたいな話だろうけれど、自戒をこめて書いておきたい。
これまで僕は英語カナ交じりの文章を書くときは、エラく苦労をしていた。例えば、とある文脈内に「NTTドコモとKDDIのau」などという文言を入れようとした時、以下のような操作を繰り返していたのだ。

  • 文字キーを4回押して、英数半角モードに。
  • ↑キーを2回押して、大文字固定モードに。「NTT」と入力。
  • 文字キーを1回押して、かなモードに。「ドコモと」と入力。
  • 文字キーを4回押して、再度英数半角モードに。
  • ↑キーを2回押して、大文字固定モードに。「KDDI」と入力。
  • 文字キーを1回押して、かなモードに。「の」と入力。
  • 文字キーを4回押して、再度英数半角モードに。「au」と入力。

…日が暮れてしまう。
正確に言うと、途中、推測変換での選択や、確定キー押下などもある。その過程を省略してもなお、この面倒くささだから、実に憂鬱な状況だった。これは極端な例だけれど、英数混じりの文章を書く時は、これに近い苦労を毎回していたのだ。
こういう時の為の推測変換ではないかと思うのだけれど、かなモードで「NTT」と入力してみても、「んで んですが ん んだ んじゃ ん家 ン」などという候補が表示されるだけで全くもって役に立たない。「KDDI」に至っては「Kっぢ」という候補のみだ。いったい何なんだよ、Kっぢって。そんな日本語を使うやつがいるもんか。
しかし、ここで推測変換に文句を言うのは八つ当たりというものだろう。これは僕が単に無知だっただけなのだ。英数カナのキーを押しながら操作すれば、基本は「かなモード」のまま、英数及びカナの候補を表示でき、その中から選択するだけなのだから。実に楽勝で、今までの苦労はなんだったのかとさえ思う。
いやはや、無知というのは恐ろしい…。

「ibisBrowserDX」の強制仕様に感じる苛立ち

X02HT用のibisBrowserDXについては、その「爆速」ぶりに感激することしきりなのだけれど、その全てに満足しているわけではない。実は大いなる不満があるのだ。正直、使うのを止めたいぐらいの不満が。
ブラウザとしての性能は申し分ない。相変わらず、十分に快適でスムーズなブラウジング環境を提供してくれる。もちろん、こういった制約はあるけれど、そう言った場合のみ他のブラウザを使うなど、割り切って使えば全く問題はない。
僕が不満なのは、ソフトウェアのバージョンアップに関する仕様なのだ。このソフトは、実にめまぐるしく、細かなバージョンアップを繰り返している。少しでも機能が改善していくのは、望ましいことだから、そのこと自体に文句があるわけではない。問題は、その手法なのである。
ひとたび、新バージョンが提供されると、いきなりこういったアラートが出てくる。

「お気に入り」から、目当てのページを選んで、飛んでいこうとした時でも、いきなりこのアラートに遮られるのだ。しかも、この画面は、対応を拒否することができない。アラート右上の×ボタンは使用不能*1だから、出来ることと言えば、「OK」キーを押すことだけなのである。
ひとたび、OKボタンを押してしまうと、あとは、《新バージョンダウンロード→上書きインストール→ブラウザ再起動》まで一本道の強制が続く。いざ「お気に入り」から目的のページに行こう!と思っていた僕の目論見は台無しだ。この一本道に逆らおうと、何度か試行錯誤したこともあったのだけれど、途中でキャンセルしてしまったりすると、原因不明のエラーが発生し、ibisBrowserDXを再インストールするまで解決しなくなってしまう。何という腹立たしい仕様だろうか。
新バージョンのダウンロードから再起動に至るまでの時間は、わずか1〜2分程度なのだから、そのぐらい我慢すれば良いのではないかとも思う。しかし、やっぱり我慢できない。時間云々の問題ではないのだ。バージョンアップをするかしないかは、ユーザーの意志に委ねられるべきだと思うからである。
僕は、こういった「ソフトウェア側からの押しつけ」が大嫌いなので、この1点だけで、今後の継続使用を考え直そうかとまで思ってしまう。普段の爆速ぶりが、あまりに快適なだけに何とか思いとどまってはいるけれど…。
【関連 過去エントリー】

*1:X02HTではタップができないため。

7週間目の初フリーズ

それは突然やってきた。
何も難しい操作はしていない。アプリケーションも複数立ち上げていない。いつものように、ちょっとしたメモをとろうとした、ただ、それだけの瞬間。画面の中央でカラフルな円がくるくると回り、さぁ、起動だぁと思った時、円の動きがピタッと止まった。
それからあとは、ただ、僕は途方に暮れるしかなかった。何しろ、全てのキーが効かないのだ。電源キーまでもが完全に無反応だからソフトリセットもできない。これは本当に焦った。
X02HTを使っていて異常な状態になったのは、これが2度目である。
だから、初めてというわけではないのだけれど、以前の異常はフリーズという形ではなかった。電源オフからの再起動時、オンにならなかった現象だけれど、今回はそもそも電源が切れないのである。完全なフリーズだ。ということで、前回同様「電池抜き」を敢行することにした。その後の展開はどうあれ、もう、これにすがるしかない。
結果は、果たして…。
少しの猶予を置いた後、「SoftBank」のロゴが表示された時は、正直ほっとした。もしも起動しなければ、ハードリセットをするしか手はなくなるので、バックアップをとっていない僕には、かなりのショックになっていたからである。
そういったわけで、今回はかなり焦ってしまったのだけれど、基本的にX02HTはかなり安定していると思う。購入後1ヶ月半で、かなり沢山のアプリケーションをインストールし、毎日バリバリと使っていて、初めてのフリーズ、異常現象に幅を広げても合計2回というのは、割と優秀なのではあるまいか。
とはいえ、今回のフリーズを機として不安定に変わっていくかもしれないし、「電池抜き」で立ち上がらなくなったような状況になった時は困る。
今後X02HTを安心して使い続けていくために、早々にバックアップの検討を始めようと思う。
【関連 過去エントリー】

予備バッテリ&チャージャーで「安心」を手に入れる


ようやく、X02HTの予備バッテリを購入した。
X02HTについては、毎日家で充電しているし、PCや外部電源からのUSB充電もできるので、それほど困らないかと思い、実はこれまで買っていなかったのである。
しかし、先日、丸1日外出していた際、電池切れ寸前になって困ったことで、思い立った。予備バッテリさえあれば、このような状態に陥っても、バッテリを単に入れ替えればいいだけ。備えあれば憂いなし。実に安心だ。
大容量バッテリに変えてしまえば、入れ替えの手間もなくなって、さらに便利なのかもしれない。しかし、僕はそれを選ばなかった。ごついバッテリは、X02HTの最大の魅力である(と僕は思っている)軽さ、薄さをスポイルしてしまうと思うからだ。それに、今やX02HTと一体化しているほどお気に入りの、クリケが使えなくなってしまうのも痛い。
ということで、僕にとっての選択肢は、予備バッテリしかなかったのである。
常に満タンの予備電池を用意しておけるよう、ポケゲさんでUSBバッテリチャージャX02HTもあわせて購入。このチャージャー単体で、USBポートや外部電源からの充電可能というのが素晴らしい。
このチャージャーはとてもコンパクトなので、バッテリをセットしたまま持ち歩いても、負担にならないサイズだ。だからバッテリ保護の観点を兼ねて、常に持ち歩いていると便利に使えそうな気がする。

ということで、早速予備バッテリを充電中(^^;

「ibisBrowserDX」試用1週間、そしてお約束の帰結

衝撃の第一印象を受けて以降、ちょっと様子をみていたibisBrowserDXなのだけれど、やっぱり導入することに決めた。無料で試用できるとはいえ、1日5ページの制限は、僕にとってあまりにきつく、ストレスがたまるばかりだった。だから、これ以上我慢はできないと思い立ったのである。
1週間前にも書いたけれど、とにかく、「爆速」感にはシビれる。中間サーバを使っていることもあり、それなりの制限があるとはいえ、その点を差し引いても、なお、このスピードは魅惑的だ。
当初心配していた不安定感もそれほどなくなり(バージョンアップしたせいかもしれないけれど)課金に関しても、月額315円なら、納得の範囲だ。週末には、この何倍もの金額を、わずか数分間で浪費してしまうことがある*1ことを考えれば、何を迷うことがあろうか。
ということで、お約束の導入を決めた。流石に最初繋がるまでは少しもたつくが、いったん繋がってしまえば、快適のひとこと。
これまで僕は、X02HTでのブラウジングについて、苦労するのが当たり前だと割り切っていた。その画面の狭さ故に、ある程度仕方がないと思っていたのだ。しかし、このibisBrowserDXを使うと、一瞬そんな思いさえも忘れてしまう。実に素晴らしい。これで、毎日定期的にチェックするページのブラウジングについては、驚異的に快適になると思っている。
本格的にはまだまだ使い始めたばかりだから、今後、不満な部分が出てくるのかもしれない*2けれど、とりあえず現状は大満足のブラウザだ。
【関連 過去エントリー】

*1:ごく稀に、それが大きな配当を伴って戻ってくることもあるけれど。悲しいかな、本当に、ごく稀だ。

*2:そのため、一応月額課金にしている。

抜群の入力機能が泣くS!メールの残念な仕様

ソフトバンクの携帯電話を使うのは、X02HTが初めてなので、これがS!メール全般の仕様なのか、端末固有のものかはよくわからない。ただ、いずれにしても、X02HTでS!メールを使う場合、実に不満なことが多いので、ここに書き残しておくことにする。不満な点はいくつもあるけれど、僕が特に気になったのは以下の4点だ。

  • 件名が全角20文字13文字+半角英数1文字*1までしか入らない。(いくら何でも短い。受信メールの件名は20文字以上でも表示するのに…。)
  • 受信ボックス経由でしか、振り分けたメールにたどりつけない。(振り分けの意味なし。)
  • メッセージ詳細からのメール削除ができない。(いちいち一覧に戻らないといけないのは面倒。)
  • 一覧画面にたった4件しか表示できない。(視認性が悪すぎる。1行表示も設けて欲しい。)

これらの点は、INFOBARではごく自然に、快適に行うことができていたものだから、どうにも不満が募る。キャリアやOSの違いによる点を差し引くにしても、4年も前の機種に機能が劣るという点で、やっぱり納得できない。
中でも不満なのが、振り分けメールの仕様だ。例えばホーム画面でSoftbankメール(1)と表示されていた場合、それは未読メールが1通あることを示しているのだけれど、それを押すと、いきなり一般メールの一覧画面に飛ばされる。しかし、その未読メールが振り分け対象だった場合は、この中をいくら探してもみつからない。それを表示させるためには、一般メールの一覧画面で、「メニューキー押下→フォルダの表示→振り分けフォルダ」という過程を経なければいけないのだ。これは実にストレスがたまる。未読が1通ならばまだいいが、何通か溜めてしまうと、一覧画面の視認性が悪いこともあって、メール確認が実に煩わしいのである。いったい何のための振り分け機能なのか。使いにくいにもほどがある。
ならば使わなければいいと思われるかもしれないが、定額契約のスマートフォンで、メール機能をつかわないというのもおかしな話である。それに、「メールの本文入力」に関しては申し分ないのだ。だから、多くの不満を抱えながらも、使い続けている。
X02HTは、そのスリムな筐体と、QWERTYキーボードを装備した快適な文字入力環境によって、史上最強のメール端末にもなり得た筈だ。しかし、その可能性を、この陳腐なメールソフトの仕様が台無しにしている、と僕は思う。

*1:半角英数カウントで40文字入力できるため、当初全角20文字だと誤認してしまっていた。短すぎると不満を述べながら、7文字もの違いを認識できていなかったことに、赤面の至り。


マラソン・ジョギングランキングへ