「ibisBrowserDX」は、実に悩ましいブラウザだ。
いざスムーズに繋がっている時は、非常に快適で、至福の時間をもたらしてくれる。しかし、なぜかこのブラウザは、その快適を突然打ち切ってしまうことがあるのだ。まるで、見えない時間制限があるかのように。
それまで見ていたページから他のページへリンクを辿ろうとした瞬間、あるいは、お気に入りから、他のWebサイトを選んだ瞬間。何の前触れもなく、ブラウザが落ち、ホーム画面に変わってしまう。最初僕は、何が起きたのかわからなかったほどだ。これは僕だけの現象なのだろうか。
再起動すれば何の問題もなく動作するのだけれど、それまで見ていたページの記録などは全て消えてしまっているので、また最初からやり直さなければいけない。実に憂鬱だ。
このブラウザについては、例の強制アップデート問題も解決していないので、頭が痛い。あれだけ細かいアップデートを繰り返しているのだから、安定性についても、もっと向上させて欲しいと切に願う。
【関連 過去エントリー】
- 「ibisBrowserDX」の強制仕様に感じる苛立ち(2007.11.22)
- 「ibisBrowserDX」試用1週間、そしてお約束の帰結(2007.11.9)
- 痺れながらも様子見の爆速「ibisBrowserDX」(2007.11.1)