餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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旅のお供に「iPad Pro」が最強すぎる件

まさかこんなに便利だとは思わなかった。

それが僕の、iPad Proに対する正直な心境だ。

それまでのiPad Air 2でも、十分満足していたけれど、Proの発表時にビビッときた直感は、間違いじゃなかった。

もうAir 2には戻れない。そんな思いになっている。

今回の旅で、僕は大いにそれを実感したので、ちょっと書かせていただこう。

大阪へ向かうにあたり、僕は今回、新幹線を利用したのだけれど、最速の「のぞみ」を使っても、東京からは2時間以上かかる。

飛行機ならば、いざ飛び立ってしまえば1時間もかからない*1ので、それと比較すると、時間は結構ある。

僕は、その時間を有効に使いたいと思った。

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 iPad Proの筐体は、新幹線の狭いテーブルでもすっぽりと収まる。

純正のSmart Keyboard Folioは、持ち歩き時のカバー代わりにもなっているので、それを開いて使うだけ、だ。

iPad Air 2を使っていた時代、僕は、本体に保護ケースを装着し、長文の入力時などは、外付けのBluetoothキーボードを利用していた。

だから、新幹線などで使う場合は、「iPadを立てかけて、キーボードと接続させて、指紋認証させて…」という一連の操作が必要だった。

利用時、iPadの画面は横向きになっているため、「指紋認証させて…」というのが、ちょっとだけ面倒に感じていたことを思い出す。

しかし、iPad Proに関しては、そういった面倒は一切なくなる。

なんと言っても、Face IDが最高すぎるからだ。

液晶画面に一切触れることなく、単に、カバーを開いて、画面を「見る」だけで認証完了。いやはや便利でたまらない。

本体のみで使う場合は、認証後、画面の下からスワイプさせる必要があるのだけれど、Smart Keyboard Folioを装備していれば、それも不要になる。

開いて、iPadを立てかけて、何らかのキーを押すだけ。

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それでもう、すぐ、この画面が立ち上がるのだ。

Face IDにより、一瞬で認証が完了しているし、Bluetoothの接続も気にする必要はない。

いやぁ、もう、最高じゃないか。最高すぎる。

沖縄の海に向かって、せやろがいおじさんばりに、

お~い、iPad Pro最高や~!

と叫びたい気分*2だ。

Apple Pencilがあれば、SmartNewsの記事の「行ったり来たり」もペン先操作で楽々。

まぁ、SmartNewsは、iPadの画面で見なくても、iPhoneで気軽に見ることができるので、僕はすぐにブログの記事作成へ移行したのだけれど(^^;

iPad Proの画面は広くて快適だし、Apple Pencilの操作性が、これまた実に快適なので、思った以上に捗った。

 ということで、新幹線車内で書き上げたのがこのエントリー。 

内容の拙さについては(今更なので)目をつぶっていただくことにして、個人的には、2000字超の内容を、移動中でも気楽に書き切れたことが大きな収穫。

これまでは、Windows PCがないと、なかなか難しいと思っていたので、僕はiPad Proの便利さに酔いしれた。

そんな僕の思いは、大阪に着いてからも、ずっと継続する。

薄くて軽いので、どこにでも気軽に持ち運ぶことができるし、ちょっとしたスペースと時間があれば、すぐに広げて、一瞬で使い始められる。実にストレスフリーなガジェットだ。

ノートPCなどと違って、モバイルバッテリでの充電が可能だから、便利で快適。

USB Type-Cケーブルに対応したことで、活用の幅も大いに広がった。

いやはや本当に、実に申し分ない。最強すぎる。

今回の旅で、僕はそれを大いに実感した。 

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大阪から帰る車内では、Amazon Prime Videoで、素敵な映画をゆったりと鑑賞した。

いやぁ、本当にいい時代になったなぁ…ということを感じさせてくれるガジェット。

iPad Pro、やっぱり最高だ。

*1:この「いざ飛び立ってしまえば」というところがポイントで、搭乗までの手続きがやたらと面倒くさい。発車1分前でも飛び乗れる新幹線は、その点、断然楽。

*2:せやろがいおじさんの基本スタンスは「苦言を呈する」ことだと思うので、実際、こんなことは言わないと思うけどw

掌で感じる「Unihertz ATOM」の幸せ、あるいは「iPhone SE」との男女関係(?)について

僕のガジェット愛は、掌に宿っている。

そう思うぐらい、僕は、「掌とガジェット」という関係にこだわり続けてきた。

まだ20世紀だった時代。

スマートフォンなどという言葉のない頃、僕は、PDA*1であるIBMのWorkPadシリーズに惚れ込んだ。

当時の記憶は、エントリーでも振り返ったことがある。

今、自分であらためて読み直してみても、なんだかとても懐かしい。

スマートフォン誕生以降は、尚更、それにのめり込んだ。

日本ではガラケーが全盛で、「スマートフォン、何それ?」と言われた時代だったので、海外から、多数のガジェットを個人輸入したりもした。

その時も、僕が常に意識していたのは、「掌の中で、がっちり掴んで操作できること」だった。

当時から、大型で高性能のスマートフォンも多数あったが、「大きすぎる」と理由だけで見送ったものが多かった。

それぐらい、僕は、「掌とガジェット」にこだわってきたので、やがて巡り会うBlackBerryシリーズに、心から惚れ込むことになるのは、必然と言えた。

なんたって、掌の中で、快適に物理キーボードを操作できるのだから、僕的には最強すぎたのである。

スマートフォンだけじゃない。デジタルカメラに関しても同様。

特に、このCyber-shot WX350のサイズ感は素晴らしく、故障後、真の後継機*2が出なかったことを、大いに悔やんだほど。

iPhoneに関しても、僕はそのこだわりを貫いている。

僕は、iPhone 4からのユーザーになるが、4→5→5S→SEと変遷して、そこでストップ。

6以降のiPhoneシリーズは、僕の掌の中で、「手に余る」状態になってしまったからだ。

もちろん、6であれば、十分掌で掴むことはできる。

しかし、筐体の拡大に伴い、掌に抱えながら片手親指だけの操作ができなくなってしまったことが、僕にとって何より痛かった。

SEの将来がなくなってしまった今、いつかは乗り換えなくてはいけないと思っているけれど、しばらくは、まだ、SEにこだわり続けていたい。

と。

例によって前置きが長くなってしまったが、そんなiPhone SEとの比較で、Unihertz ATOMのサイズ感をご案内させていただこう。

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外箱サイズの比較。

似たような大きさで、どちらもコンパクトにまとまっている。

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筐体の比較。

コンパクトなiPhone SEと比較しても、2回りぐらいATOMの方が小さい。

ただ…。

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厚みに関しては、iPhoneよりも厚くなっている。

誤解を恐れずに言えば、女性的なiPhone SEに対して、男性的なATOMというイメージ。

iPhone SEは、「非防水、非防塵」の端末であるため、水にも衝撃にも弱い。いわば《可憐な淑女》だから、利用時には、十分な気遣いと優しさが必要になる。

一方のATOMは、防水防塵の最高等級「IP68」を有している、力強いガジェット。いわば、鎧を纏った《最強男子》なのだ。

重量は、それほど変わらない。

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120gであるiPhone SEに対して…。

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ATOMは110g。

どちらも十分に軽いが、単に数値だけ見ると、iPhone SEの方が圧倒的に優秀。

iPhone SEは、ATOMよりも2回りぐらい大きな筐体を有し、液晶サイズでも、ATOMは、たった2.45インチのATOMに対して、iPhoneの液晶は4インチ。

それでいて、ATOMより10g重いだけにとどまっているからだ。

となると、ATOMは、サイズの割に重くて使いにくいんじゃないか…?と思われるかもしれないが、違う。

まさに、その「重さ」こそが、「強さ」の証。

それは、ATOMを実際に手に持って、握りしめてみると実感できる。

ずんぐりむっくりした筐体で、見かけの割に重いのだけれど、それが逆に安心感をもたらしてくれるからだ。

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掌の中に、すっぽりがっちり収まるホールド感。素晴らしい。

今朝はちょっと雨が降っているようだけれど、ATOMにとっては全く問題ないので、掌で握りしめながら、夜明けランに出かけよう。

*1:Personal Digital Assistantの略。

*2:一応、DSC-WX500が後継機ということになっているが、一回り大きくなってしまった。

小さい!けれど、凄くて強いスマートフォン「Unihertz ATOM」開封インプレッション

先週末。

iPad Proゲットの興奮が覚めやらぬ中、「それ」はやってきた。f:id:ICHIZO:20181119051422j:plain

そう。

今週末の大阪マラソンで使いたいと思っていたガジェットが届いたのだ。

iPad Proと比べると断然小さな箱だけれど、その中には、大きな夢が詰まっている、筈。

これは、クラウドファンディング支援により入手したもので、その経緯については、前回のエントリーで詳しく書かせていただいた通り。

なんだかんだで前置きが長くなってしまったが、さぁ、いよいよ開封だ!

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表面のビニールを剥がし、箱を開ける瞬間、僕の興奮は頂点に達しようとしていた。

ついに本体とのご対面だ。胸が高鳴る。

が…。

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まずはピンとのご対面w

ちょっと拍子抜けしてしまったが、ピンの入った小箱を持ち上げると、ついに、「それ」は姿を現した。

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おぉ!

ここ数ヶ月、到着を待ち焦がれていた「Unihertz ATOM」だ!

その筐体は薄いヴェールに覆われていたが、それでも十分、僕は興奮を抑えきれなかった。

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箱に入っていたもの一式。

付属品の類いは、各種小箱に収められ、コンパクトにまとまっている。

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SIM取り出し用ピンが収まっていた小箱には、蛇腹式の簡単な説明書と保証書が付属。英語の他、日本語の案内もあって、安心。

中華系商品によくある《なんちゃって日本語》ではなく、しっかりとした日本語で書かれていて、安心だ。

保証書には、「Unihertzを選択して頂きありがとうございます!」と書かれている。

「購入して」ではなく、「選択して」という表現になっているのは、この商品が、クラウドファンディングで支援を受けて生まれたものであるため。

しかし、れっきとした完成品であり、12月からは一般市場でも販売されるようだ。

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付属のACアダプタ。

市販品の使い回しではなく、Unihertzのロゴが入っている、オリジナルのもの。USB Type-CケーブルはL型。

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 オリジナルロゴ入りのストラップが付属する上に…。

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液晶保護シートまで標準添付されていた。素晴らしい。

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筐体正面。

液晶画面の下には、指紋認証兼用のホームボタン。左右に「戻るキー」と「メニューキー」も用意されている。

認証できるスペースが小さいので、うまく反応するだろうか…という心配もあったが、数日使ってみたところ、全く問題なかった。

小さいながらもその精度は良好だ。

顔認証も搭載しているようだが、指紋認証があればいらないと思う。

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右側面。

電源ボタンとPTTボタン。PTTとは、「Push To Talk」の略らしく、押すと、トランシーバーアプリが立ち上がった。

トランシーバー機能はいらないなぁ…と思ったが、どうやら、他のアプリに入れ替えが可能のようなので、僕は入れ替えて使う予定。

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左側面。

ボリュームキーとSIMスロット。

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SIMスロットは、デュアルSIM対応。

しかも、4G+4Gで同時待ち受けが出来るDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応というのだから、いやはや素晴らしいではないか。

これについての検証は、別途、あらためてエントリーさせていただこう。

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本体上部。ヘッドホンジャックのみ。

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本体下部。

大きめのストラップホールがついている。

小型端末の場合、得てして、ストラップホールがついていなかったり、ついていても穴が小さくて通しにくかったりすることが多いのだけれど、この端末は違う。

不器用な僕でも、簡単にストラップの取り付けができるほど、大きい。

付属のストラップに飽きたら、ベルトタイプのものに変更することも可能。

最高だ。

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なんと言っても格好いいのが背面。

ちょっとやそっとじゃ傷つきそうもない力強さを感じる。防水防塵の最高等級「IP68」は、ダテじゃないのだ。

数日使ってみて思ったのは、やはり、筐体サイズの素晴らしさ。

タフネスを売りにしたスマートフォンは、これまでにもいくつかあった。

しかし、その強さと引き換えに、筐体が《ごつく》《大きく》なってしまうのが常だった。

しかし、このATOMは、違う。

とっても小さな筐体でありながら、とっても凄くて強い。

ある意味、絶妙のバランスで成り立っているガジェットなのだ。

ATOM単体の紹介だけだと、そのイメージを掴みにくいような気がするので、次回は、コンパクトなiPhone SEとの比較をしてみよう。

(以下、続く。)

見た瞬間に支援を決めた「Unihertz ATOM」

時は今年の7月に遡る。

いつものように、つらつらとWebブラウジングをしていた時、僕は、ふいにこれを見つけ、そして、その瞬間にビビッときた。

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これはもう、買うしかない。そう思った。

その思いは、Webサイトに貼られていたこの動画を見て、ますます高まる。

Unihertz Atomー世界最小の4Gタフネススマートフォン - YouTube

いやはやこれはたまらない。

めちゃめちゃコンパクトな上に、超タフネスなスマートフォン。ならばマラソンレース時に使えるじゃないか!

持って走っても負担にならず、豪雨に打たれたり、落としたりしても大丈夫。レース前後の通信通話も可能だから、ラン仲間たちとの連絡などもとりやすい。

僕は、まさにこういった端末を待ち侘びていたのだ。

僕がこれを見つけたのは、CAMPFIREというクラウドファンディングサイト。

クラウドファンディングの場合、支援状況によっては、開発が遅れたりすることもあるのだけれど、このATOMは心配無用だった。

支援の募集は、6月初旬から始まったようなのだけれど、なんと、目標額の5万ドルを、募集開始1分(!)で達成してしまったというのだから、驚くばかり。

いかに、このガジェットの魅力が高いものであったかという証明だ。

クラウドファンディングでは、支援時期ごとに価格が設定されているのが常で、「早く支援すれば支援するほど安くゲットできる」から、その後も、支援が集中。

僕がこれを発見した7月時点で、CAMPFIREの「スーパーアーリーバードコース」(本体19,990円)は既に満口。

しかし、2番目に安い「アーリーバードコース」は、何とか支援が間に合った。

ということで、

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~小さいは正義~世界最小4Gタフネススマートフォン『Atom』いよいよ日本上陸! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

7月初旬に支援。

この時点で、お届け予定は、2018年11月となっていたので、僕は、「もしかすると、大阪マラソンに間に合うかも…」と期待した。

僕は、今年出場する大阪マラソンで、レース中の感動を写真に残したいと思っていたからだ。

昨年の大阪マラソンでも、僕は、写真を撮りまくっている。

しかし、この時活躍してくれた防水コンデジのCyber-shot DSC-TX5は、その後に故障。

だから僕は、今年、どうしようかと考えていたのである。

ということで、このATOMが間に合えば最高!と思いつつ、いやぁ、やっぱり間に合わないだろうなぁ…と、思い直した。

なんと言っても、発売前のクラウドファンディング商品だし、「11月」という表記が曖昧。海外から送付されるという点も含めると、ちょっと絶望的だろう。

そう思って諦めていた。

しかし、10月末に、CAMPFIREから、「準備が完了したので、予定通り11月に発送します」という旨のメールが届いて、心は揺れる。

さらに、11月中旬ごろから、TwitterなどにCAMPFIRE組のATOM到着報告*1が流れ始めてきたので、これなら僕も間に合うかも!という期待が膨らんできた。

宅配の追跡番号を開示してもらえなかったため、ただ、悶々と、信じて待ち続けるしかないというのが辛いところだったが、先週末、何とかギリギリで届いた。

ということで、僕はホントに嬉しくて、このエントリーを書いたのである。

ビビッときた瞬間から4ヶ月。恋い焦がれ、待ち続けた端末と対面する時がやってきた。

さぁ、いよいよ(ようやくw)開封インプレッションだ。 

*1:海外のクラウドファンディングサイト経由で、10月にゲットしている人もいた。

「大阪マラソン2018」で使える電子機器が届いた!

間に合った!

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僕は思わず興奮した。

ついに、長い間待ち侘びていた「ブツ」が届いたのだ。

いやぁ、嬉しくて仕方がない。

当初から、11月の発送予定ということは告知されていた。

しかし、クラウドファンディングで支援した商品だから、やっぱり不安はあった。販売商品の「予約購入」とは意味が異なるからだ。

開発の途中、何かひとつでも問題が生じれば、数ヶ月の遅れだって十分あり得る。

だから僕は、いつ届くのだろうという思いでいっぱいだった。

実際に、発送が始まったという情報が流れて以降も、不安は募った。

なにしろ国際便だし、追跡番号も開示されなかったので、僕にできることは、「信じて待つ」だけだった。

iPad Proゲットの興奮も、まだ冷めやらないのだけれど、それはそれ。これはこれ。

電子機器という括りは同じでも、両機の指向性は完全に異なるのだ。

だから僕は、iPad Proに痺れている間も、ずっと、このガジェットの到着を待ち侘びていた。

しかも僕には、大阪マラソンが控えていたため、それに「間に合うか間に合わないか」ということは、非常に重要なポイントだった。

なんとか無事に届いたことで、どうにもこうにも興奮が止まらない。

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箱もつぶれておらず、しっかりしている。輸送上の問題もなかったようで、ほっとした。

さぁ、いよいよ開封だ!

僕は、はやる気持ちを抑えきれなかった。昨晩は、帰宅もかなり遅かったのに、興奮が止まらず、深夜まで検分(?)作業に費やしてしまったほど。

これは、期待通り…いや、僕にとっては、期待以上に興奮するガジェットだった。

写真も沢山撮ったから、詳しくご紹介させていただきたいのだけれど、残念ながら今日はこれから出勤。

ということで、明日以降にじっくりご紹介させていただくことにしよう。

(以下、続くw)

快適すぎてたまらない!iPad Pro&Face ID

僕は、とっても頭の固い人間だ。

だから未だに、iPhoneのサイズアップが納得できず、SEを使い続けている。

SEの素晴らしいところは、掌のなかにすっぽり収まるコンパクトさ。

片手親指一本で、液晶全てにアクセスできるし、持ったとたんに、すぐホームボタンを押下できる。

Touch ID(指紋認証)によるロック解除は、走りながらだって簡単。

僕は、その環境がとても快適だと思っているため、Face ID(顔認証)なんていらないと思っていた。

いちいち端末に顔を向けなければ認識しないなんて…かえって面倒じゃないか。

しかし。

iPadについては、その考えがちょっと異なる。

iPhoneと違って、それなりの画面操作をするためには*1両手が必要。

だから、ロック操作を解くためには、例えば、左手でiPadを持って、右手でホームボタンを押すという作業が必要になる。

僕は、これがちょっと面倒に感じていた。

iPadは、縦持ちでも横持ちでも使うため、そのたびごとに、「ホームボタンの位置を確かめて、その場所に指を当てる」という操作をしなければいけないからだ。

さらに厄介なのは、机上に置いて使う場合。

僕は、これまでのiPad Air 2で本格的にキーボード入力をする際、机上に立てかけ、Bluetoothキーボード(Microsoft Universal Foldable Keyboard)を使って入力を行っていた。

この場合、キーボードを開いてiPadと接続させた後、キー操作をする前に、ホームボタンで「ロックを解除する」という手間が必要になる。

僕は、これがどうにもストレスだった。

しかし。

Face IDを搭載した「新型」iPad Proでは、こういった認証ストレスから解放される。

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iPad Pro - Apple

ひとたび顔認証を設定してしまえば、あとは、iPad Proが縦だろうが横だろうが、画面を見るだけで一瞬にしてロックが解除される。

どんな形でiPad Proを持っても大丈夫だし、指を当てる操作もいらない。

いやはや、これはたまらなく快適だ。

顔認証が終わった後、画面をタッチしてスワイプさせなければならないため、最初は少しだけ気になった。

しかし、それはどんな指でもできるし、一瞬にして終わるので、すぐに慣れた。

さらに最高なのは、 iPad Pro純正のSmart Keyboard Folioとコンビで使う場合。

カバーを開いて、画面を「見る」だけで、一瞬にして入力が可能になる。Bluetooth認証がいらないし、ロック解除後のスワイプ操作も必要ないのだ。

iPad Air 2&Bluetoothキーボードで感じていた、プチストレスが消え去り、夢のような入力環境が実現した。

Smart Keyboard Folioは、税別で19,800円もするため、ちょっと高い買い物にはなってしまうが、今や僕は、これなしのiPad Proなんて考えられないと思っているほど。

このキーボードには、認証が楽という点以外にも、素晴らしさを多々感じているため、それについては、あらためてじっくりとご紹介させていただくことにしよう。

*1:片手で持ってできることもないことはないが、かなり操作が限定されるし、そもそも快適と思えない。

iPad Pro/iPad Air 2/iPhone SE 比較インプレッション

iPad Pro(11インチモデル)のインプレッションシリーズは続く。

開封インプレッションに続いて、今度は、手持ちのガジェットと比較してみることにした。

まずは、4年間僕の愛機として尽くしてくれた、iPad Air 2との比較だ。

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iPad Air 2の液晶サイズが9.7インチなのに対して、iPad Proは11インチだから、一回り大きくなっている。

iPad Proは、一見ベゼルレスの端末に見えるけれど、そうではない。

液晶を囲む形で6~7mm程度のベゼルがある。

ただ、ホームボタンを廃し、かつ、iPhone X系のようなノッチ(切り欠き)もないので、すっきりした印象。

個人的には好印象だ。

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重ねてみるとこんな感じ。

Proの液晶部分に、ほぼAir 2が重なって、Proのベゼルがはみ出すようなイメージになる。

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筐体の薄さは、ほぼ同じ。

ただ、Air 2は、液晶の裏側がラウンドしていることもあり、見た目以上に薄く感じるし、持ちやすい。

この比較をしてみて、「Air 2はやっぱり名機だ!」と思った。

もちろん、機能的には、最新最強のProと比べて大きく劣る。

しかし、動画やブラウジング中心の使い方であれば、Air 2も、まだまだ十分現役で通用すると感じた。

持って比べた印象は、Air 2の方が、かなり軽いように思えたのだけれど…。

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重量差は、17gだけだった。

液晶サイズの違いを考えると、「流石Pro」と言った感。

Air 2は、前述の通り、液晶の裏側がラウンドした形状になっているため、シャープで軽く感じるのかもしれない。

続いて、今後ProのパートナーとなるiPhone SEと比較してみよう。

これまでのAir 2とSEは、実にいいコンビだった。

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ホワイトで揃っていたし、ともにホームボタンを有しているため、まるで親子のような印象。

僕は、この組み合わせを、とても気に入っていた。

それが今度は…。

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このようなコンビに変わる。

色が変わってしまったし、Proではホームボタンがなくなってしまったので、とうてい親子には見えなくなってしまった。

SEは、突然養子になってしまったようで、僕は少し不憫に感じたほど。

ただ、それは僕の杞憂だった。

確かに、正面から見ると、全く似ていないのだけれど…。

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 側面を見ると、その相似に驚く。

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筐体の色こそ異なるが、ソリッドでスクエアな形状は、まさに親子、と言った感。

やっぱり血は繋がっていたのだ!

この点で言うと、筐体背面がラウンドしているAir 2よりも断然似ている。

僕は、これでようやく理解した。

そうか…。

Air 2が母で、Proが父。その息子がSEなんだ!

時系列がメチャメチャだし、そもそも、父とか母とか意味不明というツッコミが入りそうだ。

しかし、これはSF世界の話なので、全く問題ない。(←いつからそうなったんだよw

「11インチiPad Pro」いまさら開封インプレッション

新しいガジェットは、開封の瞬間が一番ドキドキする。

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それはもちろん、iPad Proにおいても同様だった。

開封情報など、Webを探せばいくらでもあるし、僕自身も、Apple 新宿で実機に触っているので、何を今更感が満載。

ただ、ここは僕のブログだし、「僕の」iPad Proを開封する、ということが何より重要。

のちのちは、覚書としても役に立つ(?)筈なので、記録に残しておくことにする。

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僕が購入したのは、Wi-Fi+Cellular(SIMフリー)モデル。

僕の場合、いつでもどこでも気軽にWeb接続したいので、Cellularモデルであることは必須条件。

Wi-Fiのみのモデルだと、接続する際に、いろいろと制約*1が出てきて面倒だからだ。

Cellularモデルは、キャリア契約してしまうと、法外な通信料金になったりするが、今は格安SIMで気軽に安く通信できる時代。

ならばやっぱり、Wi-Fi+Cellular(SIMフリー)モデルが最高に快適な選択だと思う。

ストレージは、4つの選択肢(64GB/256GB/512GB/1TB)があり、僕はそのうち256GBを選択。

iPad Air2は128GBで使っており、それでも困らなかったので、倍になれば十分だと思った。

箱を正面に戻して、いざ…。

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オープン!

と、大活字で盛り上げてみたものの、なんとも地味な写真だw

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本体を取り出してみた。

いつもながら、Appleは、付属品の取り扱いがとってもクールでシンプル。

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小箱を開封してみると、中には、簡単な説明リーフレットや注意書き、SIM取り出し用のピンが入っていた。

小箱の下がくりぬかれており、その中には、ACアダプタと、USB Type-Cケーブルが収納されている。

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本体背面。

スペースグレイとシルバーの2択で、僕はスペースグレイを選択。この写真の色味だと、あんまりグレイっぽく見えないけれど。

できれば、ブラックとかゴールドとかの方が良かったんだけれどなぁ…と思ったが、でも、まぁ、どうせカバーをしてしまうので、問題ないか、と思い直した。

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 本体上部。

電源ボタンと、スピーカー。中央にある小さい穴はマイクロフォンのようだ。

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本体下部。

両側にスピーカー。そして中央には、待望だったUSB-Cコネクタ。

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本体右辺。

写真左にnano-SIMトレイ、右に音量ボタンがある。

本体左辺には、マイクロフォンしかないようなので、写真は省略w

今回のiPad Proには、大量の磁石が埋め込まれているとのことで、発売後、冷蔵庫に取り付けているレビューが多数上がっていた。

僕のiPad Proでも早速試してみようと思ったが、同じく冷蔵庫じゃ面白くないと思ったので…。

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洗濯機に取りつけてみた。

しっかりくっついたが、実用性という点で疑問が残るため、すぐに外した。

あぁ、iPad Proが防水だったらなぁ…。(←関係ないw

ということで、とりあえず、今更だけれど開封インプレッションは終了。

次は、手持ちのガジェットと比較してみることにしよう。

(以下、続く。)

*1:外出時は、モバイルルータも一緒に持ち歩かなければならない、ルータ側のバッテリを気にしなければいけない、など。

Apple 新宿で、新型iPad Proの実機を体験して、そして…。

時は11月7日に遡る。

僕は、長い間待ち焦がれたiPad Proを、宅配で受け取るや否や、Apple 新宿に赴いた。

その理由は、店舗在庫のApple Pencil(第二世代)をゲットするため。

僕は、このペンシルについて大きな誤解があり、今回、iPad Pro本体と同時注文をしなかった。

その結果、Web注文分は、来週の到着になってしまっていた。

しかし、発売日当日、店頭在庫は潤沢にあるという情報を得たため、apple storeアプリで在庫分を差し押さえて、購入。

ということで、Apple 新宿へ受け取りに向かったのである。

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店舗の中には、行列ができていた。

驚いて店員に確認すると、「商品購入の列です」とのこと。

うわ。こんな列に並ばないと買えないのか…と、僕は焦った。

これでは、受け取りに1時間以上はかかるのではないかと思ったからだ。

が、それは誤解だった。

webで会計が済んでいる商品の受け取りは、別の列となっていて、そこには、ほとんど人が並んでいないようだったので、ほっとした。

店舗内をゆったりと巡る心の余裕もでき、折角だから、iPad Proの実機を体験しておこうと思った。

発売日ということもあって、iPad Proが置いてあるテーブルは、どこもかしこも大人気。

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皆が、その使い心地を確かめていたため、なかなか僕は触ることができなかったのだけれど、しばらく後ろで待機していると、ついに順番が回ってきて…。

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iPad Proにさわれた!

ディスプレイの上には、Apple Pencilもくっついていた*1ので、その使い心地も確かめることができた。

あとは、自宅でその使い心地を確かめるだけ…だった筈なのだけれど、ここで僕の心は大きく揺れた。

展示機には、僕のゲットしていないものが付いていたからだ。

そう。Smart Keyboard Folio。

iPad Pro専用のキーボードである、その打ち心地が、思った以上に快適だったため、僕は、「これも一緒に入手しておくべきではないか」と、悩んでしまったのである。

ただ、僕は、いったん諦めた。

これは事前予約していなかったため、前述の大行列に並ぶ必要が生じる。あんな列に並んでまで買う気力はない。キーボードは後日考えることにして、家に帰ろう。そう思った。

しかし、店を巡回している内に、とある事実を知って、僕の心はまた揺れる。

あの大行列は、「iPad Pro本体の当日入荷分」を買う人のための列で、周辺機器などの購入は、別になっていることがわかったのだ。

そしてその列に並んでいるのは、たった数人程度。

となると、僕は、行列で悩む必要がなくなり、その結果…。

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3点セットが揃ってしまったw

iPad Pro発売日以降、連日、だらだらと前置きを書き綴っているうちに、やっと待望の週末になった。

ようやく、「僕の」実機をじっくりと確かめる時間がとれる。

さぁ、いよいよファーストインプレッションだ。

(以下、続く。)

*1:第一世代のペンシルはくっつかないので、これが大きなポイントw

Apple Pencilに関する誤解について(汗)

新型iPad Proの発表直後。

僕は、いてもたってもいられなくなり、appleストアのWebサイトで、本体を即予約した。

しかし、その後、各種WebサイトでiPad Proの情報を収集しているうち、大きなミスを犯してしまっていたことに気がつく。

え?

Apple Pencilって、別売りだったのか!

ということだった。

僕は、てっきりiPad Proに同梱されているものだとばかり思っていたので、大いに焦った。

恥ずかしながら(いやはやホントに恥ずかしい)僕は、それを今回初めて知った。それでもモバイラーかよ!と笑われそうだ。

Apple Pencilが別売りなのは、今回に限ったことではなく、旧型iPad Pro時代からのこと。

そう言えば、僕も以前は別売りだったことを認識していた筈だ。

しかし、なぜかそのことを忘れてしまい、新型iPad Proに付属しているものだと勝手に考えてしまっていた。バカすぎる。

そもそも、Webサイトに掲載された写真が誤解の元。

「はじめまして。新しいiPad Proです。」のキャッチコピーとともに…。

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こんな写真が掲載されているのだ。

これじゃぁ、ペンは本体にくっついて販売されているものだと思うではないか。

「思わないって!」という反論が来る前に、言い訳を書き進めようw

僕は、とにかく、この写真を見てビビッときてしまい、すぐに注文。

注文ステップの途中で、Apple Pencilのあわせ買いボタンなどもあった筈だが、何しろ僕は痺れているので、それも見逃していた。

ということで、僕は「本体のみ」を予約し、あとで大きな間違いを犯していたことに気がつく。

しかも僕は、その値段を知ってさらに驚愕。

なんと、税別で14,500円もするのか。ペンシルなのに。ペンシルなのに…。

しかしこれは、もちろん単なるペンシルじゃない。いわば魔法のペンシル。

しかも、初代からのグレードアップぶりが半端じゃなかった。

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全く新しくなったそれは、デザインも機能も、とても魅惑的で、新型iPad Proを買うなら必須のアイテムだと思った。

僕は、苦肉の策として、Apple Pencilと同日発売で、価格帯の近い Kindle Paperwhiteをキャンセルし、その購入費用を捻出した。

が…無知の代償は大きかった。

iPad Pro本体から1日遅れの注文となってしまったため、痛恨の事態が訪れる。発売日に入手できなくなってしまったのだ。

なんだかんだで発送が早まったりしないかなぁ…という淡い期待を抱いていたが、それも叶わなかった。

結局…。

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本体は配送済になっても…。

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ペンシルの方は処理中のまま。

僕は来週まで待つしかないと思いつつ、でも、やっぱり諦めきれずに、発売日当日の逆転を祈った。

予約分はなくても、当日なら、店頭在庫があるかもしれないと思ったからだ。

AppleのWebサイトは、「処理中」商品のキャンセルは自由だから、もしも店頭在庫があれば、それを確保後にキャンセルすることができる。

ダメもとで、発売日の仕事帰りに確認してみよう…。

ということで、その日の夕方、Twitterなどでつらつらと Apple Pencilの店頭在庫状況を検索して、大いに驚く。

なんと、どこのappleストアにも、余裕で在庫があるようだったからだ。

しかも、apple storeアプリで、店頭在庫を押さえておくことができるということがわかった。

僕は、そんなことも知らなかった自分に、再び恥ずかしさを覚えながら、でも、すぐに気を取り直して注文した。

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あっという間に取り置き完了。

なんというか、簡単すぎて驚いてしまう。

ということで、僕は、いったん帰宅後、iPad Pro本体を開梱する間もおかず、すぐにApple 新宿へと向かったのである。

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ストア内には、沢山のiPad Proが展示されており、多くの人がその使い心地を確かめていた。

ペンシルの在庫も大量にあるようで、取り置きをしてもらう必要もなかった雰囲気だ。

僕は、なんでWebではそんなに時間がかかるんだろう…?と思いつつ、しかしまぁ、とりあえずは入手できることに安堵し、取り置き品の受け取り場所へと向かった。

あとは、Apple Pencilを受けとって帰るだけ、と思っていたのだけれど…。

(以下、続くw)

iPad Proが届いた!途端に出かけたApple 新宿

僕の「まったく新しい」iPad Proは、ヤマト運輸が運んできた。

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それは、非常にシンプルな梱包状態で届いたのだけれど、しかし圧倒的な存在感を醸し出していた。

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宛名書きに書かれた、この活字を見るだけで心が躍る。

昨日、11月7日。僕は、万難を排して定時退社。

この日は、僕にとって、iPad Proの日と決めていたので、夜の予定も入れず、それを弄ぶつもりだったのだ。

はやる気持ちが抑えきれない。僕は、やおら段ボールの箱を開く。

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おぉぉぉぉ。

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やったぁ!

指折り数えて、この日を待っていた甲斐があった。

先行レビューの記事を読むたび、歯がゆい思いを抱いていたのだけれど、その悔しさから、ようやく逃れられる。

ついに、「僕の」iPad Proがやってきたからだ。

僕にとっては、iPad Air 2をゲットして以来、4年ぶりのiPad。嬉しくてたまらない。

僕は感動に震え、すぐに使い始めるつもりだった。

…が。

その1時間後、僕はなぜか(?)ここにいた。

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Apple 新宿だ。

店舗の閉店まで、それほど時間はなかったが、何とか間に合って良かった。

(以下、続くw)

僕が「Kindle Paperwhite」新モデルをキャンセルした理由

苦渋の決断だった。

僕が、Kindle Paperwhiteに抱く思いは、エントリーの時に詳しく書いた。

最高の端末だと思ったからこそ、発表と同時に予約したのだ。

今でも素晴らしいガジェットだと確信しているし、もちろん、欲しい。

しかし、どうにもこうにも日が悪い。

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Kindle Paperwhite (Newモデル)

このガジェットを、僕が入手する予定だった日は、他ならぬ11月7日。

なんと、まったく新しい「iPad Pro」の発売日ではないか。

新しいiPad Proは、一昨日発表になったばかりなのだけれど、それから間を置かず、11月7日の発売となることがアナウンスされた。

僕は、この端末に一瞬で痺れたため、発表直後、Apple Storeで即予約。

発売日当日にゲットできることになった。

となると…完全に、Kindle Paperwhiteとタイミングが合致してしまうのだ。

もちろん、両方をゲットするという手もあるだろう。「モバイラーなら、そうすべきなんじゃないか?」と言われそうな気がする。

たとえば僕が、モバイラーという職業で生きているなら、それが正しい決断だろう。

しかし僕は、しがない餃子ランナー(あるいは会社員)で、時間もなければ財力もない。

ないない尽くしの状態で、2兎を追うのは賢明ではないと思ったのだ。

ということで、残念ながら、いったん、この商品については、キャンセルさせていただくことにした。

現状、僕が予約したPaperwhiteは、発送手続きに入っていないため、アカウントサービス画面での通常キャンセルが可能だ。

ここではキャンセル理由を選ぶ必要があるのだけれど、僕が選んだ選択肢は…。

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「その他」だったw

具体的な選択肢だと、どれも選びようがなく、「その他」にせざるを得なかったのである。

ただ、細かい理由を記述する欄があったとすれば、「iPad Proと発売日が重なったため」と書くつもりだった。

それが理由になっているのかどうか、よくわからないけれど…。

Kindle Paperwhiteについては、ちょっと落ち着いたら、ゲットする方向で考えたい。

この商品は、(たぶん)売り切れる心配はないし、事前予約でのセール価格だったわけでもないから、発売後にゲットしても損はしない。

むしろ、発売後は、タイムセールなどのキャンペーンで安くなる可能性だってあるから、その方が得かもしれないのだ。

ということで、新しいPaperwhiteのことについては、ひとまず忘れようw

「まったく新しい」iPad Proにビビッときた!

まさにこれは、「まったく新しい」iPadだ!

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僕は、そう叫ばずにいられなかった。

いやぁ、今回のiPad Proは凄い。凄すぎる。新しすぎる、と思ったからだ。

日本上陸初期…Appleは、新商品発売のたびに「まったく新しい」という惹句を連呼していた。

僕は、毎回繰り返されるそのフレーズにちょっと食傷気味になっていたこともあるほど。

Appleサイドでも、そのマンネリ化に気がついたのか、最近はこのフレーズを使わなくなっていたのだけれど、僕は、今回こそ、そのフレーズがふさわしいんじゃないか?と思った。

それほどまでに、衝撃的な変化、進化を遂げたiPadだと思う。

「まったく新しい」の代わりに、今回、Appleが採用したキャッチコピーは…。

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iPad Pro - Apple(日本)

はじめまして。新しいiPad Proです。

だった。

なんだ、あまり以前と変わらないぞw

と、ツッコミを入れたくなったけれど、今回は、まさにぴったりのキャッチコピーだ。

AppleのWebサイトでは、既に、新しいiPad Proの詳しい紹介ページが出来上がっている。

僕はそれを、ひたすら眺め…そして唸った。

PCブラウザ上に、横スクロールで展開*1されるその内容は、どれもこれも圧巻で、僕は、感服せずにいられなかった。

最大にして最高の変化は、もちろんホームボタンがなくなったこと。

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一枚の魔法のガラス。

まさにそう思えるほどの、惚れ惚れする画面になっていた。

ホームボタンを廃するだけで、こんなにイメージが変わるとは!

僕は、今回の変化に喝采を送りたくなった。

「ホームボタン廃止」は、iPhone X以降、Appleの趨勢になっているけれど、僕は、これまでどうにも馴染めずにいた。

大画面化のためには、オールスクリーンの方がいいと理解していても、やっぱり、「iPhoneには、ボタンがあった方が、手軽で便利なんじゃないか?」と思えていた*2のである。

しかし、iPadに関しては、その思いが異なる。

両手使いが前提となるタブレットでは、ボタンよりもface IDの方が便利だと思えるからだ。

しかも、iPad Proのスクリーンには、iPhone Xシリーズなどと違って、ノッチ(切り欠き)もない。まさに完璧なオールスクリーン。 

いやぁ、素晴らしいではないか。

今回の発表では、旧式(今や…)のiPadも併売されることがアナウンスされていたが、比較表を見ると、その違いに愕然とする。

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iPad - モデルを比較する - Apple(日本)

11インチ版のiPad Proは、9.7インチ版の無印iPadと、重量もサイズもあまり変わらないのに、画面が段違いに大きくなって、しかも、薄い。

こうやって並べてみると、ホームボタンは、単なる邪魔でダサい存在のようにも思えてしまう。

もちろん、無印iPadは全てが悪い、というわけではない。

Proに比べて、断然価格が安いという、大きなメリットがあるから、それを重視する人もいるだろう。

しかし、iPad Proは「価格以外のあらゆる点において」、無印iPadを凌いでおり、僕は、価格差以上の魅力があると思っている。

現在、僕は未だに、4年前のiPadモデルであるiPad Air 2を利用中。

iPad Air 2の凄さは、なんと言ってもその薄さ(6.1mm)で、これは無印iPad(7.5mm)よりも断然薄い。

だからこそ僕は、Air 2にこだわり続けてきた。

機能は多少劣っても、Air 2は薄くて格好いいし、実用的には不自由していないし…と思って、耐えてきたのだ。

去年の春、10.5インチ版のiPad Proが出た時は、ちょっと心が動いたが、それでも、iPad Air2と同じ厚さ(6.1mm)だったので、何とかこらえた。

しかし、今回のiPad Proは、薄さが5.9mmとなり、ついに、Air2を凌いだ!

新登場の11インチ版は、9.7インチのAir2より、若干のサイズアップにとどまっている。

これがまさに、フルスクリーン化の効用だろう。

12.9インチ版となると、もはや、桁違いの圧巻巨大スクリーンだ。

もちろん、スペックや機能の進化ぶりも凄まじく、旧モデルといちいち比較するのが馬鹿らしくなるほど。

いやぁ、これで物欲が動かなかったら、モバイラーじゃない!

もちろん、購入は決定。

あとは、どちらのモデルを、どのように買うか、の問題だけ。

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僕は、11インチと12.9インチの選択でしばし悩み、その後、HD容量や色について、少し迷った。

そして、僕が選んだ結論は…。

(以下、続くw)

*1:モバイルサイトでは縦スクロール

*2:慣れで解決できるだろうし、慣れてしまえば、きっとボタンレスの方がスマートで便利なのだろうけれど…。

docomoさん、カードケータイを出すなら、掌フォン(Palm Phone)もぜひ!

昨日は、日米で画期的な端末が発表された。

NTTドコモは、冬モデル発表会で、Galaxy Note9や、Xperia XZ3などスマートフォン5機種の他、別格扱いでGoogle Pixel 3(及び3 XL)をリリース。

もちろん、どれも魅惑的な端末たちだけれど、個人的に一番気になったのは、スマホではなく…。

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これだった。

その名は、カードケータイ KY-01L。

docomoのWebサイトには、既にその商品情報も掲載されており、そこには、このように書かれていた。

  • 4Gケータイ、世界最薄・最軽量*1(厚さ約5.3mm、重さ約47g)のカードサイズに機能を凝縮。
  • 静止画面の消費電力ゼロ、驚異の電池持ちを実現。

カードケータイ KY-01L | ケータイ | 製品 | NTTドコモ

商品キャッチコピーは、「魅せ方、持ち方、自由自在。」とのことで、確かにこれは目立つ。

名刺と殆ど変わらないサイズで、とても薄いため、革製の名刺入れなどに入れることも可能。

ただ…実用的にはどうなのだろう?

カメラもついておらず、防水でもない。「ドコモのケータイ」なのに、おサイフ機能もワンセグもない。《ないない尽くし》の端末なのだ。

その操作性についても、疑問。

こういった動画での紹介を見る限り、レスポンスが鈍く、使っていてイライラするシーンが発生しそうだ。

しかしもちろん、それはdocomoとしても折り込み済みの筈で、スマホとの併用など、あくまで《2台持ち》需要を当て込んだものだと思う。

とにかく薄くて軽いから、併用しても苦にならないだろう。

この端末の「売り」は、なんと言っても、電池の持ち。

Kindle Paperwhiteなどと同じ、電子ペーパーディスプレイを使っているため、とにかくバッテリが持つ。

だから、災害発生時の緊急連絡などにも重宝する筈だ。

今のところ、僕は全く購入意欲がわかないけれど、こういう端末が「あってもいい」と思うし、ある程度の需要はありそうな気がする。

ただ…。

こういった端末を出すのであれば、僕は、こっちの方が欲しかった。

奇しくも、昨日米国で発表された、このスマートフォンだ。

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その名は、Palm Phone。

掌の中にすっぽり収まる、実にコンパクトでキュートなデザインで、いやはや魅力的だ。

Palmという単語は、和訳すれば掌(手のひら)だから、まさにその名前にぴったりのスマートフォンと言える。

ただ、この場合のPalmは、手のひらという意味ではなく「あの」Palm社が作った携帯端末ということ。

そう。

かつて、Palm OSを搭載した小型PDAで、モバイル市場を盛り上げてくれたあのPalm社である。

僕も、かつては、沢山のPalmブランド端末を使っていた。

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今は懐かしく、そして今でも愛おしい端末たちだ。

今年、新機種をひっさげて戻ってくるという噂が流れ、僕はかつて、それについてのエントリーも書いていた。

この内容が、今回ついに《現実化》した、ということになる。

今回発表されたのは、残念ながらPalm OSではなく、Android 8.1ベースのもの。

それはまぁ仕方がないとして、なんと言っても残念なのは、その販売ルート。

なんと、米キャリアのベライゾンのみで販売され、他キャリアや地域への投入計画はないという報道だったからだ。

詳しくはまだよくわからないのだけれど、内蔵SIMの差替不可ということだから、米ベライゾン回線以外には使えないのだろう。

そうなると、僕は、俄然、このガジェットが欲しくてたまらなくなった。

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米Palm社のWebサイトでは、動画や写真で、その使い勝手が紹介されており、実に魅力的。

スペックも、悪くない。

  • プロセッサ:Snapdragon 435
  • RAM:3GB
  • 内蔵ストレージ:32GB
  • カメラ:(背面)800万画素、(前面)500万画素
  • バッテリ容量:800mAh

しかも、IP68の防塵・防水性能も有している。

「これ1台で…」というのは厳しいかもしれないが、《2台目需要》には十分耐えられると思う。

なんと言っても、「コンパクトで格好いい!」のが大きな魅力。しかも、Androidが動作するのだ。

カメラだってついているし、防塵・防水。

この点で、僕は前述のカードケータイ KY-01Lより断然魅力的に感じた。

もちろんこれは、カードケータイ KY-01Lとは全く逆のベクトルを持った端末だから、比較すること自体お門違い。

それはわかっている。

ただ、docomoブランドで、カードケータイなどという奇抜な端末を出すのであれば、この端末だって、出してくれたっていいんじゃないか。

そしてきっと、日本でも、いや、日本でこそ売れる商品だと思うんだけれどなぁ…。

僕は、docomoの偉い人に祈りたい。ぜひ、日本への導入を検討してくれないだろうか、と。

いや、別にdocomoじゃなくて、auでもいいし、そもそも、SIMフリー端末になってくれれば、申し分ない。

Palm社に嘆願書でも書こうかと検討中w

【追記 2019.4】

なんと、日本上陸が決まった!

それにあたって、僕はどんな決断をしたかと言うと…。

*1:2016年1月~2018年8月末までに発売・発表された4G対応携帯電話端末(スマートフォンは除き、ストレート形状のものに限る)2018年9月5日現在、京セラ株式会社調べ。


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