まさにこれは、「まったく新しい」iPadだ!
僕は、そう叫ばずにいられなかった。
いやぁ、今回のiPad Proは凄い。凄すぎる。新しすぎる、と思ったからだ。
日本上陸初期…Appleは、新商品発売のたびに「まったく新しい」という惹句を連呼していた。
僕は、毎回繰り返されるそのフレーズにちょっと食傷気味になっていたこともあるほど。
Appleサイドでも、そのマンネリ化に気がついたのか、最近はこのフレーズを使わなくなっていたのだけれど、僕は、今回こそ、そのフレーズがふさわしいんじゃないか?と思った。
それほどまでに、衝撃的な変化、進化を遂げたiPadだと思う。
「まったく新しい」の代わりに、今回、Appleが採用したキャッチコピーは…。
はじめまして。新しいiPad Proです。
だった。
なんだ、あまり以前と変わらないぞw
と、ツッコミを入れたくなったけれど、今回は、まさにぴったりのキャッチコピーだ。
AppleのWebサイトでは、既に、新しいiPad Proの詳しい紹介ページが出来上がっている。
僕はそれを、ひたすら眺め…そして唸った。
PCブラウザ上に、横スクロールで展開*1されるその内容は、どれもこれも圧巻で、僕は、感服せずにいられなかった。
最大にして最高の変化は、もちろんホームボタンがなくなったこと。
一枚の魔法のガラス。
まさにそう思えるほどの、惚れ惚れする画面になっていた。
ホームボタンを廃するだけで、こんなにイメージが変わるとは!
僕は、今回の変化に喝采を送りたくなった。
「ホームボタン廃止」は、iPhone X以降、Appleの趨勢になっているけれど、僕は、これまでどうにも馴染めずにいた。
大画面化のためには、オールスクリーンの方がいいと理解していても、やっぱり、「iPhoneには、ボタンがあった方が、手軽で便利なんじゃないか?」と思えていた*2のである。
しかし、iPadに関しては、その思いが異なる。
両手使いが前提となるタブレットでは、ボタンよりもface IDの方が便利だと思えるからだ。
しかも、iPad Proのスクリーンには、iPhone Xシリーズなどと違って、ノッチ(切り欠き)もない。まさに完璧なオールスクリーン。
いやぁ、素晴らしいではないか。
今回の発表では、旧式(今や…)のiPadも併売されることがアナウンスされていたが、比較表を見ると、その違いに愕然とする。
11インチ版のiPad Proは、9.7インチ版の無印iPadと、重量もサイズもあまり変わらないのに、画面が段違いに大きくなって、しかも、薄い。
こうやって並べてみると、ホームボタンは、単なる邪魔でダサい存在のようにも思えてしまう。
もちろん、無印iPadは全てが悪い、というわけではない。
Proに比べて、断然価格が安いという、大きなメリットがあるから、それを重視する人もいるだろう。
しかし、iPad Proは「価格以外のあらゆる点において」、無印iPadを凌いでおり、僕は、価格差以上の魅力があると思っている。
現在、僕は未だに、4年前のiPadモデルであるiPad Air 2を利用中。
iPad Air 2の凄さは、なんと言ってもその薄さ(6.1mm)で、これは無印iPad(7.5mm)よりも断然薄い。
だからこそ僕は、Air 2にこだわり続けてきた。
機能は多少劣っても、Air 2は薄くて格好いいし、実用的には不自由していないし…と思って、耐えてきたのだ。
去年の春、10.5インチ版のiPad Proが出た時は、ちょっと心が動いたが、それでも、iPad Air2と同じ厚さ(6.1mm)だったので、何とかこらえた。
しかし、今回のiPad Proは、薄さが5.9mmとなり、ついに、Air2を凌いだ!
新登場の11インチ版は、9.7インチのAir2より、若干のサイズアップにとどまっている。
これがまさに、フルスクリーン化の効用だろう。
12.9インチ版となると、もはや、桁違いの圧巻巨大スクリーンだ。
もちろん、スペックや機能の進化ぶりも凄まじく、旧モデルといちいち比較するのが馬鹿らしくなるほど。
いやぁ、これで物欲が動かなかったら、モバイラーじゃない!
もちろん、購入は決定。
あとは、どちらのモデルを、どのように買うか、の問題だけ。
僕は、11インチと12.9インチの選択でしばし悩み、その後、HD容量や色について、少し迷った。
そして、僕が選んだ結論は…。
(以下、続くw)