iPad Pro(11インチモデル)のインプレッションシリーズは続く。
開封インプレッションに続いて、今度は、手持ちのガジェットと比較してみることにした。
まずは、4年間僕の愛機として尽くしてくれた、iPad Air 2との比較だ。
iPad Air 2の液晶サイズが9.7インチなのに対して、iPad Proは11インチだから、一回り大きくなっている。
iPad Proは、一見ベゼルレスの端末に見えるけれど、そうではない。
液晶を囲む形で6~7mm程度のベゼルがある。
ただ、ホームボタンを廃し、かつ、iPhone X系のようなノッチ(切り欠き)もないので、すっきりした印象。
個人的には好印象だ。
重ねてみるとこんな感じ。
Proの液晶部分に、ほぼAir 2が重なって、Proのベゼルがはみ出すようなイメージになる。
筐体の薄さは、ほぼ同じ。
ただ、Air 2は、液晶の裏側がラウンドしていることもあり、見た目以上に薄く感じるし、持ちやすい。
この比較をしてみて、「Air 2はやっぱり名機だ!」と思った。
もちろん、機能的には、最新最強のProと比べて大きく劣る。
しかし、動画やブラウジング中心の使い方であれば、Air 2も、まだまだ十分現役で通用すると感じた。
持って比べた印象は、Air 2の方が、かなり軽いように思えたのだけれど…。
重量差は、17gだけだった。
液晶サイズの違いを考えると、「流石Pro」と言った感。
Air 2は、前述の通り、液晶の裏側がラウンドした形状になっているため、シャープで軽く感じるのかもしれない。
続いて、今後ProのパートナーとなるiPhone SEと比較してみよう。
これまでのAir 2とSEは、実にいいコンビだった。
ホワイトで揃っていたし、ともにホームボタンを有しているため、まるで親子のような印象。
僕は、この組み合わせを、とても気に入っていた。
それが今度は…。
このようなコンビに変わる。
色が変わってしまったし、Proではホームボタンがなくなってしまったので、とうてい親子には見えなくなってしまった。
SEは、突然養子になってしまったようで、僕は少し不憫に感じたほど。
ただ、それは僕の杞憂だった。
確かに、正面から見ると、全く似ていないのだけれど…。
側面を見ると、その相似に驚く。
筐体の色こそ異なるが、ソリッドでスクエアな形状は、まさに親子、と言った感。
やっぱり血は繋がっていたのだ!
この点で言うと、筐体背面がラウンドしているAir 2よりも断然似ている。
僕は、これでようやく理解した。
そうか…。
Air 2が母で、Proが父。その息子がSEなんだ!
時系列がメチャメチャだし、そもそも、父とか母とか意味不明というツッコミが入りそうだ。
しかし、これはSF世界の話なので、全く問題ない。(←いつからそうなったんだよw