餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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超絶の読み応え!「世界のランニングレース500」で、至福のワールドランをイメージ体験!!

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旅とマラソンは、とても相性がいい。

自分が好きな街で走ることができる喜びは、旅の楽しさを増幅させてくれる。

マラソン大会は、日本じゅうのみならず、世界のあらゆる場所で開催されている。

僕は、海外旅行が好きなので、異国の地で走ることは、至上の幸せだ。

そんな僕にとって、バイブルとも言える本がある。

f:id:ICHIZO:20200513194918j:plain世界のマラソンベスト50

これは、僕が世界のレースに想いを馳せるとき、必ず読み返している本。

コロナ禍の襲来で、海外マラソンができなくなってしまった時、僕はいつもこれを読んで心を静めていた。

最近は、ようやくコロナの状況が落ち着き、自由に海外遠征できるようになったのは、嬉しい限りだ。

昨年、久しぶりに海外へ行き、2回目のニューヨークシティマラソンを走ったことで、僕はまた、異国で走ることの喜び、興奮を思い出していた。

ということで、僕は、次の海外マラソン遠征計画も立てていたのだけれど…。

突然の悪夢が訪れた。

強い腰痛があったにも関わらず、8月の北海道マラソンに強行出場したことで、痛恨の腰椎圧迫骨折に。

海外どころか、日本で走ることもできなくなってしまったのだ。

自業自得とはいえ、悲してくやりきれない。

そんな折…海外を飛び回る猛者のラン仲間から、素敵な本を紹介してもらった。

世界のランニングレース500 (有名シティマラソンからウルトラ、トレイルまで憧れのレースを厳選!![オールカラー512ページ])

この本だ。

紹介されているランニングレースの数は、なんと500!

前述「世界のマラソンベスト50」の10倍もあって、驚くばかりだ。

これは、英国で刊行されている次の本の、日本語版。

ただ、原書とは内容がちょっと異なっているようだ。

原書は、「Ultimate(究極の)」ランニングレースというタイトルになっており、その表紙からも、過酷なレースが掲載されている印象を受ける。

しかし日本語版では、「世界のランニングレース500」というマイルドなタイトルに変わっており、表紙画像もパリマラソンのものを利用しているので、ちょっとイメージが異なる。

その違いは、僕の印象論だけではなく、この本の見返しでも説明されていた。

どうやら、アジアのレースを多く加え、シティマラソンを増やすなど、日本人ランナー向けの内容になっているようだ。

ただ…。

そうは言っても、全体のコンセプトは原書譲り。

紹介されているレースの種類は、実に多彩。

ロードランのみならず、山岳、トレイル、ウルトラ、クロスカントリーなど、全9ジャンルもある。

世界各国のレースを取りあげており、特にヨーロッパ地域のレース紹介は圧巻。

アルプス地域だけでも、50以上のレースが紹介されているのだから、驚くばかりだ。

ロンドンマラソンやニューヨークシティマラソンなどのメジャー大会は、もちろん、くまなく紹介されているが、この本の最大の魅力は、そこじゃない。

実にマニアックな大会が、数多く紹介されていることだ。

エンパイアステートビルを駆け上るレース!

僕はニューヨークという街をこよなく愛しているのだけれど、こんな大会が存在していたことを知らなかった。

泥の中を匍匐前進したり、火の中に飛び込んで走ったりするレースもある。凄すぎだ。

この本の中には、そんな驚きが多数詰まっている。

日本からはなかなか行けない地域のレースが網羅されているし、そのボリュームは、オールカラーで512ページもあるので、読み応えについては申し分ない。

走ることができない今、僕は、この本で脳内ワールドランの喜びに浸っている。

いやぁ、最高だ。


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