今朝、目覚めてみると、こんなメールが届いていた。
Your 2021 Virgin Money London Marathon Ballot Result
「ロンドンマラソン2021」抽選結果のお知らせだ。
ロンドンマラソンは、例年4月に開催されているが、コロナ禍に伴い、今年は、10月3日に延期。
だから、今の時期に抽選結果が届いたということになる。
僕は、申し込んだことさえも忘れていたから、ちょっと驚いた。
ロンドンマラソンの外国人枠は、たった500人程度しかなく、世界で一番競争倍率が高いマラソン大会と言われている。
僕は、ダメ元で申し込んだだけなので、どうせ当たっているわけはないと思った。
ただ、一縷の望みを抱いて、メール内に表示されていた【Check your result】ボタンを押下すると…。
やっぱり落選だった。
まぁ、世の中そんなに甘くない。特に僕は、くじ運が弱いので、尚更だ。
落選後の身の振り方としては、3通りの方法が提案されていた。
1つは、チャリティランナーとして参加する方法。
ただこれは、現地のチャリティ団体との交渉が必要である上、ロンドン在住という条件が加わる場合もあり、どんなにお金をかけても、走れる保証がない。
僕のような、語学力の乏しい外国人にとっては、壁が高すぎる。
もうひとつは、ツアー枠。
これは、僕も以前申し込んだ経験があるからわかっている*1が、トータル50万円超(!)の出資が必要となる。
まぁ、結果的にはそれしか参加する手段がないのであれば仕方がないが、今のコロナ禍では、そもそも開催されるのかどうか不透明であり、現地へ行くことさえも難しい可能性がある。
もしも抽選に当たっていたなら、(コロナの状況次第だけれど)何とか行きたいと思っていたが、50万超を払ってリスクを冒すというのは、二の足を踏む。
そして、第3の方法。
最近は、すっかりお馴染みになってしまった、「バーチャルマラソン」への参加だ。
その費用は、£35(約5,000円)で、参加賞としては、フィニッシャーメダルとTシャツが提供される。
僕は、ランニングモチベーション維持の為に、申し込んでおこうかなぁと思いつつ、ちょっとためらっている。
その出走条件が、かなり厳しいからである。
バーチャルレースの参加案内によれば、それは、リアルのレースと同日開催。
「10月3日限定で、フルマラソン距離を走りきる」必要があるというのだ。
日本のバーチャルマラソンは、何日間(~1ヶ月間)にわけてフル距離を走ればいいというパターンのものが多いが、それに比べると、かなりシビア。
去年の、《バーチャル》ニューヨークシティマラソンも、1日でフル距離を走らなければいけなかったが、走る日にちは、特定期間内であればいつでもよかった。
しかし、今回は、10月3日限定。
その日、もしも日本を台風が直撃したとしても、延期することはできないのである。
まぁ、リアルなレースだと思えば、どんな条件だろうと、決められた日に走る必要があるのだけれど、それはあくまで、皆と一緒に走るマラソンレースだからできること。
例えばひとりで走るとなると、精神的には結構ヘビーだ。
ということで、僕はちょっと迷っている。
*1:諸般の事情で、過去2回もキャンセルすることになってしまった。