昨晩、帰宅すると、ポストの中に投函されていた。
海外からの郵便物だ。
差出人名などはよくわからなかったが、その中身はすぐに想像がついた。
ということで、ワクワクしながら開封してみると…。
おぉ!
想像通り、《バーチャル》ニューヨークシティマラソンの完走賞だった。
僕がこのレースを完走したのは、3ヶ月半前。
久しぶりのフル距離、しかもひとりランだったため、とてもキツかった。
信号あり、休憩ありのストリートランで、5時間以上かかってしまったが、何とか走り抜けて、ホッとしたことを思い出す。
米国の参加ランナーには、昨年末あたりから完走賞が届いていたので、今年に入って以来、僕はずっとその到着を待ち侘びていた。
しかし、1月が終わってもまだ届かなかったため、「もしかすると郵便事故にでもあったのだろうか…。」と心配していたところだった。
だから今回、無事に届いて、本当に嬉しい。
バーチャルレースの賞品とはいえ、メダルはなかなか本格的。
オリジナルのランニングバフ。派手な色遣いのデザインで、なかなか目立つ。
さまざまな使い方が可能で、防寒用としてはもちろんのこと、マスクとしても使うことができる。
早速今日は、これをつけて走ってみようかと思う。
《バーチャル》ニューヨークシティマラソンの完走賞を眺めていたら、僕は、10年前の記憶も甦ってきた。
2011年。僕は、《リアル》のニューヨークシティ・マラソンに出場していたのだ。
バーチャルレースも悪くないけれど、やっぱり、リアルレースの興奮と感動には叶わない。
あぁ、また、ニューヨークの地で走りたいなぁ…。