モバイラーの端くれとして、見逃せないスマートフォンが発表された。
その名は、Titan。
Qwerty物理キーを有した黒い筐体のスマホ…ということで、その外見は、BlackBerryを彷彿させる。
しかし、これは、BlackBerry Titanではない。Unihertz Titanだ。
Unihertzと言えば…。
Unihertz Atom
昨年の夏、クラウドファンディングで、「Atom」を発表したメーカーである。
僕は、この「Atom」を知った途端にビビッときて、すぐに支援を決めたことを思い出す。
商品発売までは4ヶ月間ぐらい待ったものの、ゲットした瞬間は、最高に嬉しかった。
僕はこれを、昨年の大阪マラソン遠征時に帯同させたが、期待通り、レース中もレース後も、活躍してくれた。
その後も、僕にとって、なくてはならないガジェットのひとつとなっている。
とっても小さい上に、防水・防塵・耐衝撃だから、今のような梅雨シーズンにはもってこい。ポケットに入れておけば、シャワーランの途中で使うのも楽勝だ。
ただ、これは、ニッチな市場だけの商品ではない。
クラウドファンディング終了後は一般発売も行われ、大人気を博している。
Unihertz Atom, 世界最小4Gタフネススマートフォン,アンドロイド8.1 Oreo,SIMフリー,4GB RAM と64GB ROM
- 出版社/メーカー: ATOM-01
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
amazonでの評価やコメントを見ていただければ、このガジェットの素晴らしさがおわかりいただけると思う。
クラウドファンディング時よりは値段が上がり、3万円近くになってしまっているが、それでも十分にコスパの高いスマートフォンだ。
…と、Atomの話が長くなってしまった。 本題に戻ろう。
TitanのようなBlackBerry(BB)ライクなスマートフォンは、過去にも沢山発売されているが、「なんちゃってBB」「劣化版BB」「ニセBB」になっているのが常で、僕は食指を動かされなかった。
しかし、このTitanは、Unihertz Titanというところに意味がある。
「あの」Atomに続く、Unihertzブランドだからこそ、僕は大きな魅力を感じた。
このガジェットは、外見こそQwertyタイプのBBライクだが、本家のBlackBerryとは大きく異なる点がある。
IP67相当の防水・防塵性能を備えているのだ。
僕は、物理的なQwertyを有したスマホが、このレベルの防水・防塵性能を搭載するのは無理だと思っていたので、大いに驚いている。
Unihertz Atomは、IP68相当だったから、それよりはワンランク下になってしまうが、iPhone XRなどと同クラスなので必要十分。
Unihertz Titanの公式Webサイトでは、その機能についても告知されている。
デュアルSIMカードスロット搭載、指紋認証、顔認証。
ワイヤレス充電にも対応。
ディスプレイは正方形サイズ4.5インチで特殊。BlackBerryシリーズでは、Passportのイメージに近いだろう。
ということで、このような比較表も発表されている。
いやはやなんとも、心ときめくガジェットではないか。
もちろん、不安もある。
現時点(7月18日時点)では、CPUや内蔵メモリなど、公開されていない情報が多く、紹介動画さえない。
前述の防水・防塵性能についても、どのような状況で調査が行われたのかは不明だ。
また、どんなにBlackBerryライクであっても、その操作性が本家に叶わないのは明白。
だから…。
Unihertz Titanが新登場です!!
— UnihertzJapan (@UnihertzJapan) July 16, 2019
早く登録しましょう!!👏👏#Titan#Unihertz #Kickstarter #UnihertzTitan#QWERTY#タフネスhttps://t.co/XKlrTzN6Yf
「早く登録しましょう!!」と言われても、判断しにくい人がいるかもしれない。
しかし、僕はついていくことにした。
なんたって、AtomのUnihertzが発表したガジェット。
たとえBlackBerryとは《似て非なるもの》であっても、Unihertz Titanとしての魅力があることを信じたい。
何より、IP67相当の防水・防塵性能を有したQwertyキースマートフォンというだけでも、大きな価値がある筈だ。
さらに…。
今申し込むと、Super Early Bird価格の$199(約2.2万円)から入手できるというではないか。
しかも、数量限定で、先着順だと言う。
この価格なら、ダメ元で申し込んでも、後悔はしない。
僕は決意して、公式Webサイトからメールアドレスを登録。
メールアドレスの登録が完了すると、このような画面が表示された。
日本語の表現がちょっとイマイチで、少し不安になったが、どうやら英語版のWebサイトを機械翻訳しているようだ。
このページ下部には、Unihertz Titan Groupのfacebookが案内されていた。
グループに入ってみると、このプロジェクトに関してのコミュニティが、リアルタイムで展開されている。これは今後が楽しみだ。
また、アドレス登録後の画面には、もうひとつ、重要な告知がされていた。
$15のデポジットを払えば、割引価格での優先購入権が確保できると、案内されていたのだ。
その金額は$219になっており、「あれ?$199じゃないのか?」と思ったけれど、まぁ、ここまで来たら後に引けない。
ということで…。
申込完了w
あとは、プロジェクトが無事に進行してくれることを祈るだけ。
いやぁ、なんだかワクワクしてきた。
【追記】
どうやら、$199のSuper Early Bird枠は、既に売り切れてしまっているらしい。僕は、情報のチェックが甘く、間に合わなかったようだ。痛恨。まぁ、$219でも、まだ十分安いとは思うけれど…。