睡眠特化型イヤホン、いわゆる「寝ホン」の代表格と言えば、Soundcore Sleep A20。
これを使い始めた時の感動は忘れられない。
購入前は、「寝る時しか使わないのに、1万5千円*1もするイヤホンはちょっとなぁ…」などというためらいもあったのだけれど…結果的には大正解。
今や僕は、このイヤホンなしで眠ることなんて考えられないほど。
そんな僕にとって、その後継モデルとなる Soundcore Sleep A30 はずっと気になる存在だった。
「寝ホン」のカテゴリー で、ノイズキャンセリング(ANC)を搭載した初の本格モデルだからだ。
今年6月、Kickstarter でのクラファン時から注目していて、 $139(当時の為替で約2万1000円) で出資できたから、大いに心が動いた。
ところが…。
日本からの出資は不可orz
大いに落ち込んだことを思い出す。
そんなSoundcore Sleep A30が遂に日本発売!ということで、僕は大いに期待していたのだけれど…。
その価格を見て、一気に心がぐらついた。
なんと、29,990円(!)もしたからだ。
いくらノイキャンがついたからと言って、睡眠特化型イヤホンに3万円は高すぎる。
いや。
永続的に快適な睡眠が得られるのであれば、決して高い投資ではないのだろう。
しかし、「3万円払ってA20から乗り換える価値があるのか?」と考えると二の足を踏む。
スペック表を見比べてみても、価格差ほどの価値を感じられないのだ。
ノイズキャンセリング機能以外の違いは、通話機能の有無ぐらい。
A30での通話機能は、アプリで有効にしなければならず「おまけ」のようなものと思える。
先行発売されている海外でも、通話に関するレビューが見つからないから、期待しない方が良さそうだ。
まぁ、そもそも睡眠用イヤホンなのだから、通話シーンを想定してないのかも知れないけど。
スペックを冷静に見直して、色々考えてみると、僕の場合は…。
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僕の寝室は比較的静かで、外部騒音に悩まされることは少ない
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いびきマスキング機能は不要
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入眠時に通話はしない
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価格差は1万円以上で、実用的メリットを上回るほどではない
結果、僕にはやっぱり A20で十分 という結論になった。
Ankerとしても A30は「A20の後継」ではなく「併売」 と位置づけているようだ。
しっかりと騒音やいびきを遮断したい人は「A30」
静かな環境で長時間使いたい人や初めて寝ホンを使う人は「A20」という位置づけになっているのだろう。
ということで…。
僕はまだ、しばらくまだA20を使い続けるつもりだけれど、A30が気になる方のために、お買い得情報をご紹介させていただくことにする。
本日(9/26)現在、Anker公式サイトや Amazon では 10%ポイント還元。
楽天市場のアンカー・ダイレクトでは 10%ポイント還元 + 楽天ポイント上乗せ + 500円オフクーポンがついている。
そのため、現時点では、楽天が最も“お得感”があるように見える。
楽天経済圏の人ならば、もちろん楽天一択だろう。
ただし Amazon では 10月にプライム感謝祭 が控えている。
もし A30 が「目玉商品」としてセール対象になれば、20〜30%オフといった大幅割引される可能性もゼロではない。
そうなったら、僕も少し心が動いてしまいそうだ(汗)

*1:販売価格は16,990円だが、発売記念セールで割引になっていた。



