僕は Xiaomi 15 Ultra ユーザーだ。
今年3月、LEICA監修の1インチセンサー + 200MP ペリスコープという、圧倒的なカメラ性能に惚れ込み、たまらずゲット。
その素晴らしさについては大満足しており、過去何回もご報告させていただいている。
しかし──。
昨日発表された Xiaomi 15T Proを見て、正直「これはヤバい」と思った。
Xiaomi 15T Proは、最上位ハイエンドモデルのUltraよりやや下の、ハイエンド級モデルだが、凄まじいコスパで登場したからだ。

価格差は衝撃的。
15 Ultra が 179,800円~ なのに対し、15T Pro は 109,800円~。
その差、約7万円。*1
しかも、その性能は決して“削られすぎて”いないばかりか、15Ultraよりも優位な点まであるのだ。
比較(15 Ultra vs 15T Pro)
| 項目 | Xiaomi 15 Ultra | Xiaomi 15T Pro |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年3月 | 2025年9月26日 |
| 価格 | 179,800円〜(16GB+512GB) | 109,800円〜(12GB+256GB) |
| プロセッサ | Snapdragon 8 Elite(3nm、最大4.32GHz) GPU:Adreno |
MediaTek Dimensity 9400+(3nm、最大3.73GHz) GPU:Immortalis-G925 MC12 |
| メモリ/ストレージ | 16GB + 512GB / 1TB LPDDR5X / UFS 4.1 |
12GB + 256GB / 512GB / 1TB LPDDR5X / UFS 4.1 |
| サイズ/重量 | 161.3 × 75.3 × 9.35mm 226g / 229g |
162.7 × 77.9 × 7.96mm 210g |
| ディスプレイ | 6.73インチ AMOLED WQHD+(3200×1440) 1〜120Hz LTPO、3200nits HDR10+、Dolby Vision |
6.83インチ AMOLED(2772×1280) 最大144Hz、3200nits HDR10+、Dolby Vision |
| メインカメラ | 50MP(1インチ LYT-900) | 50MP(Light Fusion 800) |
| 望遠カメラ | 200MP ペリスコープ(光学4.3倍) +50MP(70mm) |
50MP ペリスコープ(光学5倍) |
| 超広角カメラ | 50MP(115°) | 12MP(120°) |
| フロントカメラ | 32MP(f/2.0、4K動画対応) | 32MP(f/2.2、4K動画対応) |
| 動画性能 | 最大8K/30fps、4K/120fps 最大120倍ズーム |
最大8K/30fps、4K/120fps 最大100倍ズーム |
| バッテリー/充電 | 5410mAh 90W有線、80Wワイヤレス |
5500mAh 90W有線、50Wワイヤレス |
| 防水防塵 | IP68 | IP68 |
| おサイフケータイ | 非対応 | 対応(FeliCa搭載) |
| 通信 | 5G / Wi-Fi 7 / Bluetooth 5系 | 5G / Wi-Fi 7 / Bluetooth 6.0 |
| OS | Android 15 + HyperOS | Android 15 + HyperOS 2 |
| その他 | Leica Summilux光学系、UltraRAW対応 Xiaomi HyperAI |
Leica Summilux光学系、マスターレンズシステム Xiaomi HyperAI |
15T Proは、何と言ってもFeliCa搭載が大きなポイント。
15Ultraよりも、若干軽くて薄い筐体ということで、日常的な取り回しもいい。
さらに今なら、購入特典としてXiaomi ポータブルフォトプリンターPro(14,800円)が付属する。
スマホで撮った写真をその場でプリントできる新製品が無料で付くのは、かなり太っ腹だ。
正直「約11万円で、ここまで揃うのか」と驚かずにはいられない。
もちろん、15Ultra の「究極感」は圧倒的。
LEICA監修の1インチセンサーと200MPペリスコープは別格で、暗所性能やダイナミックレンジの広さはT Proを大きく引き離す。
ただ、冷静に考えれば、日常用途では 15T Proでも十分すぎる。
こちらもLEICA監修カメラだし、光学5倍の望遠、そしてハイエンド級の処理性能とFeliCa対応。
これで 約11万円~ というのは、やはり衝撃的だ。
Xiaomi 15 Ultra は「究極の理想モデル」
15T Pro は「コスパ最強の現実解」
Ultraユーザーの僕から見ても、15T Pro は本気で“もう1台欲しくなる”衝撃的な存在だ。
*1:同じ512GBモデル同士で比較すると差額は約6万円。ただし実売では最低価格で比べられることが多いため、本記事では「約7万円差」として記載

