Unihertz社が先日発表した、新製品ティザー広告で、僕は大いに胸をときめかせた。
Titanシリーズの第3弾は、《Slim》と名づけられ、BlackBerry KEY2を彷彿させる筐体を有していたからだ。
BlackBerryシリーズは、KEY2をもって打ち切りとなることが、ほぼ確定的となっているため、KEY2の後継機になれるのではないか…?と期待した。
ところが、その筐体が鮮明になるにつれ、僕の心はちょっと冷めてきた。
Unihertz社は、公式のYouTubeでTitan Slimの使用感をアップしているが…。
それがやたらと厚く見えるからだ。
既に、Titan Slimの実機(?)をゲットして、KEY2との比較を行っているYouTuberもおり、その動画を見ると、さらにその分厚さが実感できる。
正面から見ると、その筐体は確かにBlackBerry KEY2ライクなのだけれど…。
その厚さが段違いw
Titanシリーズは剛健さが売りなので、仕方がないことなのかもしれないが、いくら何でもこれは厚すぎるのではなかろうか。
なまじ横幅がスリムな分、相当な《ずっしり感》がありそうな気がする。
初代Titanは、半端じゃなく巨大で重かったが、剛健な上に、防水防塵という大きな特徴があった。
しかし、コンパクトになった2代目のPocketは防水なし。
Slimも非防水だと考えるなら、果たしてこの厚みが必然なのかどうか、僕はちょっと疑問だ。
もちろんこれは試作機だろうし、今後の開発で見直しされる可能性もあり得る。
とはいえ、Unihertzの場合、クラウドファンディング開始時点で、製品としてはほぼ完成しており、変更があっても微修正にとどまるのが常。
となると、スリムでスマートなBlackBerryの後継シリーズの後継というよりも、ごつくて重いTitanシリーズの後継、と考えた方がよさそうだ。
言うまでもなく、これはTitanシリーズなので、その方向性は間違っていないのだろうけれど、僕は、なんだかちょっと興ざめしてきた。
うーん。