はてなブログ今週のお題は、「読書の秋」
僕は、生粋のツツイストだから、なんと言っても筒井康隆先生の本について語りたい。
僕の家には、筒井先生著作の専用本棚があるので、いつでも、何度でも、すぐに読み返すことができる。
今年の秋は、この本棚に、沢山の新刊が加わることになった。
まさに、「筒井先生新刊ラッシュの秋」となっているからだ。
その皮切りはこれ。
「筒井康隆、自作を語る」だ。
僕は、そのトーク部分を、すべて生ライブで聞いているし、SFマガジンに書き起こされたものも読んでいたのだけれど、それでもやっぱり嬉しかった。
続いて発売されたのが…。
総特集 筒井康隆: 日本文学の大スタア (文藝別冊)
この本。
僕は、発売のタイミングで、シカゴに行っていたため、レビューの時期を逸してしまったのだけれど、これも、もちろん全ツツイスト必携必読の書だ。
さらに…。
筒井康隆展 YASUTAKA TSUTSUI EXHIBITION
現在開催されている「筒井康隆展」の公式ガイドブックも発売された。
展示の内容を、実に詳しく紹介しているので、読み終えた途端、また、筒井康隆展に行きたくなる本だ。
これだけでも凄いと思うのに、今週、さらにまた、凄い新刊が発売された。
不良老人の文学論
なんと14年ぶり(!)のエッセイ集、発売だ。
どうやら、2004年に刊行された「笑犬樓の逆襲 」以来になるらしい。あぁ、あれから、もう14年も経っていたんだなぁ…。
なにしろ、本当に久しぶりのエッセイ集だから、最高に嬉しい。
オビや目次をパラパラと眺めているだけで、ワクワクがとまらないほどだ。
思わず一気読みしたくなったが、なんだか勿体ないので、秋の夜長にゆっくりと読み進めていこうと思う。
まぁ、でもいったん読み始めたら、きっと止まらないだろうし、これから何度も読み直すだろうから、何の問題もないのだけれど(^^;