餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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全ツツイスト必読!感激感涙の筒井康隆最新作「プレイバック」を見逃すな!!

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僕は、子供の頃からのツツイスト*1で、筒井康隆先生の新作が発表されるたびに、胸をときめかせ、貪り読んできた。

そして、今もなお、筒井康隆先生は、僕の胸をときめかせてくれる。最高だ。

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新潮 2022年 02月号 | |本 | 通販 | Amazon

「新潮」最新号に掲載された新作《プレイバック》は、度肝を抜く設定になっていた。

目次の紹介文を読むだけでも、心が躍る。

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文豪の病室に筒井ワールド主人公たちが大集合!

いやぁ、なんとも魅力的な設定ではないか。

#時をかける少女 #富豪刑事 #美藝公 #旅のラゴス #文学部唯野教授 #パプリカ #男性に都合のいい女性キャラ #小松左京 #星新一 #チャーリー・パーカー #筒井伸輔

タイトルの下に並べられているハッシュタグを見ていたら、僕はいてもたってもいられなくなった。

読み始めた途端、僕は胸が熱くなる。

「時をかける少女」の主人公(芳山和子)が、訳あって入院中の作家のベッド脇に登場。作家に話しかける設定から始まるのだ。

その後、次々に、筒井ワールドの主人公たちが現れては消えていく。

主人公たちと作家の会話が、虚実を織り交ぜたような内容で描かれているため、僕は、懐かしさと切なさを感じずにはいられなかった。

クライマックスは、主人公たちとの会話にとどまらず…。

なんとも言えない読後感で、僕は思わず泣きそうになってしまった。

これは、全ツツイスト必読、感激感涙必至の作品だ。

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*1:筒井康隆先生の熱狂的なファンのこと。僕は、子供の頃から、もう四十年来のツツイストだ。


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