アフターまでが、イベントだ。
「筒井康隆展」記念のトーク&オークションイベントで、僕は、それを心から実感した。
1ヶ月前に行われた初回のイベントでは、史上空前のオークション終了後、「超」ツツイストの皆さんと飲む機会をいただいた。
僕もツツイストの端くれではあるけれど、こんな僕などとは、格が違う。筒井先生に対する造詣が、半端じゃない方々との宴だ。
場所は、会場近くにあった、ワインバー。
まずは、乾杯!
時刻は、たぶん、午後9時に近かったと思う。
イベント開始から3時間近くが経っており、その間は何も飲食しなかったので、このビールは、身体じゅうに染み渡って、最高に美味しかった。
ワインバルの店…の筈なのに、カールスバーグ推しで、料理も、シシカバブとかガパオとかが並ぶ多国籍系。何だかとても不思議なムードだ。
ここではさまざまな料理を食べたけれど、この日の主役は料理じゃなくて、筒井先生談義。
だから僕は、できるだけ、料理写真の撮影を自粛した。
が、なぜかこれはしっかり撮っている。
チベット風 蒸し餃子 トマトソース添え
いわゆる「モモ」と呼ばれる料理だ。
どんな状況であろうが、餃子ランナーである以上、この写真だけは取り逃すわけにいかない。
その断面も、もちろん撮影。
これは餃子じゃないだろ?と言われる人がいるかもしれないが、いやいや、メニュー名にもあるとおり、これは、れっきとした餃子類の料理だ。
アレクサが好きな手羽餃子なんかよりも、断然餃子だ!ということを、僕は力強く語りたい。
と。餃子のことを語っていたら話がそれた(^^;
僕は、この料理が出てきた瞬間を除いては、ずっと、ツツイストの皆さんと話し続けた。
何しろ、ここに集まったメンバーは、「超」ツツイストの方々ばかりなので、とにかく、話をさせていただくだけで、最高に楽しかった。
気がつけば、あっという間に2時間近くが経過。
僕らは、1ヶ月後の再会を約束して解散した。
そして。
先週末のイベント後も、僕は、また、皆と一緒に語り合う機会をいただいた。
今回、僕らが選んだ店は…。
駅前の中華料理店だった。
店内は閑散としており、ちょっと不安も感じたけれど、結果的には大正解だった。
店内の雰囲気も料理も、「ザ・昭和の中華」という感じだったけれど、まぁ、悪くなかった。
何より、貸切状態で利用できたため、気楽にゆったりと、イベントの余韻や、筒井先生にまつわるさまざまな話で盛り上がることができた。最高だ。
ということで、この日のメインテーマも、もちろん「筒井先生の話題」であり、食べた料理は二の次だった。
のだけれど…。
もちろん、餃子の写真だけは撮っているw
断面だって撮り損なわない。
皆さんには呆れられていたんじゃないかと思うけれど、これだけは、餃子ランナーとしての性。
いわば、反射神経的にカメラを構える癖がついてしまっているので、どうしようもなかったのだ。
味は、いわゆる普通の冷凍野菜餃子という感じで、餃界において特筆すべきものはない。
しかし、筒井先生にまつわる話で盛り上がりながら、餃子が食べられる、それだけで僕は最高の気分になった。
あぁ、ツツイストの端くれとして生きてきて、本当に良かった。