東京地方は、梅雨入りして以降、連日のカンカン照りが続いていた。
僕は、梅雨入り詐欺なんじゃないかと邪推していたが、昨日、ようやく雨が降った。
待望の雨だ。
僕は、久しぶりにシャワーランができる嬉しさに、心が震えた。
シャワーランの素晴らしさについては、過去何度も力説させていただいている。
冷たい雨粒を受けながらのランは、蒸し暑いより断然快適。
汗を洗い流してくれるため、気持ちがいい。
呼吸も楽だし、雨音が心を癒やしてもくれる。
まさにいいこと尽くめなのだ。
ということで、昨日の朝僕は、ブログを書き終わったらすぐ、シャワーランに出ようと思った。
予報によると、6時台がピークのようだったので、それに間に合うよう、ロンドンマラソン落選の愚痴を書いて、やおら家を出た。
さぁ、シャワーを浴びて気持ちよく走ろう!と、思っていたのだけれど…。
ん?あれっ?
雨が降ってないぞ。
道路は濡れており、水たまりは各所にあるので、激しい雨の余韻は残っているが、雨粒は一粒も落ちてきていない。
話が違う!
空は厚い雲に覆われていたが、所々明るくなっていて、雨が降り出しそうにも見えなかった。
でも、予報では1時間に7mmもの雨が降るとなっていたのだから、走っている内に急変するのだろう。
などと思って、ダラダラと走ってはみたものの、全く雨が降ってくる気配はなかった。
それどころか…。
なんと、強烈な陽射しまで出てきたではないか。
いったいどういうことなんだ、これは。責任者を呼べ。責任者を。
蒸し暑さも酷く、身体じゅうから汗が噴き出してきたので、僕はここでランニングを終えることにした。
湿度97%!
蒸し暑いわけだよ…。
シャワーランをするために家を出たというのに、これではまるでサウナランではないか。ほんと、勘弁して欲しい。
唯一の収穫は、暑熱適応の数値を上げられたこと。
まだ50%に過ぎないけれど、この時期ならば上々の数値だ。
灼熱の北海道マラソンを走り抜くためには、暑熱順化は「マスト」なので、この数値だけはしっかり伸ばして、暑さに負けない身体を作り上げたい。