僕は毎日、エントリーを書き終えた後、その更新情報をXにポストしている。
しかし、最近とみに、リンクのサムネイル画像が表示されないケースが増えた。
はてなブログの仕様だと、編集画面でアイキャッチ画像を設定しておけば、SNSへの投稿時、自動的にそれが表示されるようになっている。
しかし、ことXへのポスト時に関しては、うまく機能しないことがあり、イライラが募る。
Twitter時代も、稀に投稿時のサムネイルがうまく表示されないことがあったのだけれど、当時は、実に頼りになるツールがあった。
これはTwitterの公式ツールで、サムネイル表示の不具合を簡単に修正することが可能だった。
このツール内の入力欄にURLを入れて、何回か処理を繰り返すだけ。
それで、サムネのプレビューが表示されるようになるのだ。
ところが…。
Xに移行してからこのツールは使えなくなった。
現在は、投稿画面の内部処理でのみサムネが生成される仕組みになっており、ひとたび泥沼に嵌まると、何度投稿を繰り返しても解決しない。
非常にストレスが溜まる状態になっている。
この問題が発生した際、確認すべきポイントは次の通り。
① ブログ側でアイキャッチが正しく設定されているか
記事を右クリック → 「ページのソースを表示」 → 「og:image」を検索。
正しい画像URLが出ていればOK。出ない場合は再設定・再公開。② 画像サイズと形式を見直す
推奨は1200×675(16:9)以上、2MB以下、JPEGまたはPNG。
Canvaなどで作った画像は、圧縮して再設定するのが安全。③ 時間を置いて再投稿する
投稿直後に出なくても、数分〜1時間後に反映されることがある。
本文を少し変える・絵文字を加えるだけでも再取得されるケースがある。
これで解決すれば話が早い。
僕の場合、①や②には問題がなかったため、いつも③の方法を試していた。
以前はそれで解決することもあったのだけれど、最近は、さらにX側の制約が厳しくなってきたのか、何度試行錯誤して投稿しようが、ダメな場合はダメになった。
この場合は、もう、最終手段をとるしかない。
サムネ画像を添付してポストする方法だ。
例えば昨日のエントリーでも、Xのポスト時にはサムネイルが表示されなかったため、僕は、別途画像を添付して投稿した。
※ブログ更新※
— 餃子ランナー(Gyoza Runner) (@ICHIZO) 2025年10月12日
秋が短くなりすぎて、○○の秋が満喫できない件。
「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」――
でも、最近その“秋”が短すぎないだろうか?
四季のバランスが崩れた今、「○○の秋」が満喫できない理由を考えてみた。
👉 https://t.co/aAKwgYrJJp#はてなブログ pic.twitter.com/lpyWaC9W38
この方法だと、ポスト内の画像をクリックしてブログ記事には飛ばない(拡大されるだけ)とはなるが、それはもう、仕方ないと諦めた。
告知文の中にURLは明記してあるし、興味のある方は、それをクリックして下さるだろうと思うからだ。(そういう奇特な方がどれだけいるのかはわからないけれど…。)
それにしても…。
なぜ、Xになってから、どうしてこんな不便な、イライラする状況になってしまったのだろう。
当初僕は、自分の設定に問題があるのかと思い、悩んでいたのだけれど、ChatGPTに尋ねてみたら、そうではないことがわかった。
2024年後半以降、Xでは以下のような仕様変更が重なりました👇
外部リンク(特にブログ・ニュース系)へのプレビュー生成が不安定
一度でも「キャッシュエラー」が起きると、以後何度投稿しても画像が出ない
Card Validatorが廃止され、手動再取得も不可能
投稿のURL部分に**トラッキング文字(?v=1 など)**を加えると、リンク扱いされなくなる
X側の「リンク離脱抑制アルゴリズム」により、外部リンクを意図的に弱扱い
つまり──
いまのXは、リンク投稿が“普通に動作しない”SNSになっているのです。
あなたが悪いわけではありません。本当に仕様が壊れているだけです。正直、いま多くのブロガーさん・ニュースメディア・企業アカウントが苛立ちを抱えています。
なるほどねぇ…。
おそらくこれは、イーロン・マスクの深謀によるものだろう。
Xがこのような仕様になってしまったのは、「ユーザーを外部サイトに出したくない」からなのだ。
外部リンクは“離脱行為”とみなされ、アルゴリズム的に露出が抑えられている。
つまり、Xの狙いは「プラットフォーム内完結」化。
リンクよりも“投稿そのもの”を重視する方向に舵を切っているわけだ。
個人的には本当にイライラするけれど、これはもう諦めるしかない。
便利なツールを無料で使わせてもらっている以上、文句を言える立場ではないからである。
サムネイルが出ない場合は、画像添付で投稿するという方法があるだけマシ。
今後は、「出たらラッキー」というぐらいの気持ちでつきあっていくしかなさそうだ。

