この週末は、2日間とも雨の中を走った。
僕は、基本的に、外で走ると決めた日*1は、雨の日だろうがなんだろうが走る。
レースの日には雨でも走るのだから、そのための練習をしておく必要があると思うし、そもそも休む理由がない。
夏場なんて、蒸し暑いより、断然シャワーランの方が爽快だと思っているほどだ。
ただ…。
この2日間は、それを少しだけ後悔した。突然のトラップに嵌まってしまったからである。
どんなに雨が降っても、上半身は問題ない。僕にはゴミ袋という強い味方がついている。
見た目はちょっとアレだけれど、実用的には必要十分だ。
腰から下はそこそこ濡れるものの、嵐にでもならない限りは、たいした問題ではない。
問題なのは…靴だった。
この時期は、夜明けの時間が非常に遅い。加えて、雨が降っていると、尚更空は暗い。
ロードランの場合、街灯などが沢山あるから、前方の視界は十分。だから僕は、ヘッドライトなどはつけずに走っている。
しかし、そこに大きなトラップが待ち構えていた。
水たまりだ。
街灯は、正面を綺麗に照らしてくれるが、足下まではカバーしきれない。
僕は、靴が水たまりの中に入り込み、猛烈な不快感を感じて、ようやく自分の馬鹿さ加減に気がついた。
こんな感じの大きな水たまりが多数。
この写真だけ見ると、避けて走ることもできそうなのだけれど、それは写真が補正してあるから。実際の視界は…。
こんな感じ。
しかも僕は、音楽を聴きながら走っているので、前方はともかくとして、足下なんか注意深く確認していないのだ!(威張るなよw)
また、道の全てが水たまりになっている場所もあった。
こんなルートを選んでしまったら、たとえどんなに視界が良くてもNGだ。
僕は、この2日間で2足の靴を水浸しにしてしまった。
雨の日は、普段使わない靴を履くようにはしているが、それでもかなりのダメージ。
この時期の夜明けランは、水たまり対策を考えなくちゃなぁ…。
と、SNSで嘆いていたら、ラン仲間の友人から、「冬場のシャワーランをすると、トレラン用のゴアテックスが欲しくなります。」というコメントをいただいた。
僕は、実に恥ずかしいことに、ゴアテックスというものをよく知らなかったのだけれど、調べてみて、「なるほど!」と思った。
ゴアテックスとは、防水透湿性素材の商標。鉄壁防水素材の代名詞。
それを搭載したトレラン用のシューズであれば、水たまりなんて怖くない!のだ。
もちろん、スピードは望めなくなるけれど、雨の日にわざわざスピード練習なんてしない。
僕は、いつかトレランデビューをしたいとも思っているので、その時にも使える。
ということで、僕の心は大いに揺れた。
もうすぐ、amazonのブラックフライデーが終わってしまうのだけれど、その前に買おうかどうか、未だに心が揺れている。
*1:平日の雨の日は、ジムで走る場合もある。しかし、トレッドミルは飽きるので、週末のロングランでは滅多に使わない。