新年早々、嬉しいニュースが飛び込んできた。
僕が心から敬愛する女神、中島みゆきさんのニューアルバム発売日と、そのタイトルが発表されたのだ。
アルバムタイトルは、「世界が違って見える日」
ここ数年、コロナ禍に伴って世知辛い時代になっているので、そのタイトルは非常に意味深く感じる。
収録曲のタイトルも意味深長だ。
1.俱(とも)に
2.島より
3.十年
4.乱世(らんせ)
5.体温
6.童話
7.噤(つぐみ)
8.心月(つき)
9.天女の話
10.夢の京(みやこ)
先行シングル発売された「俱(とも)に」、工藤静香、クミコに提供した「島より」「十年」のセルフカバーは注目だけれど、謎に包まれた残りの7曲が気になる。
吉田拓郎がギターとコーラス(!)で参加したことで話題になった曲のタイトルは「体温」と判明したが、タイトルだけでは、その内容が全く想像がつかない。
4曲目の「乱世」は、こんな時代だからやっぱり気になるし、7曲目の「噤(つぐみ)」というタイトルがこれまた凄い。
つぐみ、と言われれば、誰でも鳥のツグミを思い浮かべてしまうだろうが、この歌の意味は異なる。
噤
という漢字は、口を噤(つぐ)む、という読み方で使われる漢字だからだ。
口ヘンに「禁」という文字だから、言われてみれば納得なのだけれど、漢検1級レベルの漢字なので、一般的にはほぼ使わないだろう。
でも、それをあえて漢字にしたことに、きっと大きな意味がある、筈。
10曲目「夢の京(みやこ)」も渋い。
京に「みやこ」なんて読み方があることを、僕は、漢検の勉強をするまで知らなかった。
この歌において、「京(みやこ)」とはいったいどういう扱われ方をしているのだろうなぁ。
…と、タイトルだけでも、さまざまなイマジネーションをかきたててくれる。
だからきっと、すべてを聞き通せば、「世界が違って見える」アルバムになっているに違いない。
僕は、その発売を今から本当に楽しみにしているのだけれど、どこで購入するかはちょっと迷っている。
Webサイトによって、予約特典が異なっているからである。
Amazonでは、定番のメガジャケに加えて、A4クリアファイルが添付。
クリアファイルの画像は、みゆきさんのオフィシャルサイトで公開されている。
3月1日発売 中島みゆきニューアルバム『世界が違って見える日』先着特典情報 | 中島みゆき | ヤマハミュージックコミュニケーションズ公式サイト
うん、なかなかいい感じだ。
楽天ブックスは、アクリルキーホルダーがつく。
ただ、こちらは画像イメージがなくて、よくわからない。
この他、セブンネットショッピングでは、「ミニスマホスタンドキーホルダー」がつくようなのだけれど、これも、画像イメージがないので詳細不明。
スマホスタンドになるキーボルダー?ということなのだろうか。
今後発表になる(と思う)特典詳細を見極めながら予約を行うつもりだけれど、いずれにしても、発売が本当に楽しみだ。