僕は、Fitbit Charge2とともに生きている。
…と言っては大袈裟かもしれないが、それくらい、僕にとって、このウェアラブルガジェットは手放せない。
入浴時と充電時*1を除いて、僕は、朝昼晩、終日装着し続けているからだ。
Fitbitが素晴らしいのは、日々の活動量や睡眠データが《可視化》できること。
スマートウォッチでは、当たり前の機能とも言えるが、Fitbitは先駆だけあって、スマホアプリなども非常に見やすくて使いやすい。
何より僕が気に入っているのが、週次で届くメールレポートだ。
この点については、2年前のエントリーで詳しく書かせていただいたので、詳細は省くけれど、僕は、毎週このメールが送られてくるのを楽しみにしている。
例えば今週は、こんなレポートが届いた。
今回のレポートは、年末年始の連休期間になるため、いつもの週とどんな風に違うのか特に気になった。
週次最高記録となった1月4日は、足柄峠走を行った日。
それが大きく効いて、年末年始期間のアクティビティは、軒並み前週より高くなっている。
特に、「合計階数」が、前週比241階増!というのが際立つ。まぁ、標高700m超の峠を登っているのだから当たり前なのだけれど^^;)
休暇期間であったにも関わらず、睡眠時間は、前週よりもさらに減って4時間34分。最近僕は、不眠の傾向が進んでいるので、どうにもこうにも悩ましい。
もっと眠りたいんだけれどなぁ…。
といった感じで、週次レポートは、僕の生活における大きな指針になっている。
そんなFitbitから、「あなたの今年 1 年をチェック」というサブジェクトのメールが届いた。
どうやらその内容は、2019年の年次レポートになっているようだ。
ならば、《今年1年》ではなくて、《去年1年》じゃないか?という気もしたのだけれど、気にしないことにして、本文を確認してみる。
いきなり派手な挨拶で始まり、その下に、レポートが掲載されていたのだけれど…。
うーん、ちょっと微妙…。
僕が「ほぉ」と思ったのは、《最もアクティブだった日》の項目のみ。
2019年で僕が最も歩数が多かったのは、May26の69,873歩らしいのだけれど、これについては納得できる。
僕にとって例年恒例のイベント、「東京ウルトラマラソン」(ハーフ・50kmの部)に出走した日だったからだ。僕は、その歩数を見ていたら、感動の記憶が甦ってきた。
ただ、他の項目については釈然としなかった。
2019年の「合計歩数」「合計距離」「アクティブな時間」「消費カロリー」が案内されているのだけれど、それらの説明がどうにもこうにもわかりにくいからだ。
以下、僕の場合の説明をご紹介させていただこう。
「合計歩数」5,980,570歩
これは街中を49,838区画分、歩いたのに相当します。
いったいどんな街のどんな区画なんだ?全くイメージが掴めないぞ。
「合計距離」8,370km
これはエッフェル塔を17,429回昇ったのに相当します。
いきなりエッフェル塔と言われても、イメージが掴めなくて困る。日本のユーザー向けには、皇居○周とか言う表現にして欲しかったなぁ…。
僕の場合は1,674周となり、そう言われれば、イメージはよくわかる。
しかし、まだこの2つはいい。僕の想像力が足りないだけかもしれないからだ。残りの2つは、ちょっと唖然としてしまった。
「アクティブな時間」28,392分
これは、長編映画218本分に相当します。
長編映画?
まぁ、映画を見ている間は動かないから、そのぶんアクティブに時間を使って有益だったということなのだろうけれど、映画ファンとしては、ちょっと複雑な気持ちになった。
とりわけ最悪だと思ったのが、この項目だ。
「消費カロリー」485,727
これは、腹筋16,749回分に相当します。
消費カロリーの基準が、なんで腹筋なんだよ!
腹筋は、あくまで筋トレであって、カロリーを大きく消費するスポーツではない。なぜそんなものを物差しにするのか、僕は理解に苦しんだ。
まぁ、例によって文句ばかりを言ってしまったが、それは、「Fitbit」への期待が大きいことの裏返し。(と、フォロー^^;)
年次レポート(?)は今年から始まった企画のようだから、来年は、前年との比較などを含め、充実した内容に生まれ変わってくれることを期待したい。
*1:充電は、入浴時にも行っているが、それでは足りないので、デスクワーク中で動かない時に行っている。