愕然とした。
一昨日の土曜日。力仕事三昧だった休日出勤の業務が何とか終わって、一息ついた瞬間のこと。
僕の両腕に装着したガジェットたち、Garmin 920XTJとFitbit charge 2の示す数字が、大きく異なっていたからだ。
この2つのガジェットのホーム画面で、僕は、ともに、「歩数」を表示させている。
それが、この時は、実に激しい乖離を示していた。
写真左、Garmin 920XTJの計測歩数(緑のサークル)が、18,528歩であるのに対して、右、Fitbit charge 2の計測歩数(足のアイコン)は、22,583歩。
なんと、4,000歩以上もの誤差が生じているのだ。
この2つのガジェットが計測する歩数は、もともと、誤差が生じる(総じてFitbit charge 2の数値が大きい)傾向があり、僕は、それを悩ましく感じていた。
Garmin 920XTJとJawbone UP24、Nike+ fuelband SEを併用していたときは、そこまで大きな誤差が生じていなかったので、これは、Fitbit charge 2の歩数カウントに問題がある、としか言えない。
その問題は、charge 2に限らず、Fitbitガジェット全体に及んでいるようで、同社のユーザーフォーラムでも、議論がなされている。
そのやりとりを読んでみて、僕は、大きく合点がいった。
確かに、僕も、デスクトップの仕事をしている時、机から1歩も動いていないのに、歩数がカウントされていることがあったからだ。
キーボードを打つ際などの動きを拾っている場合があるようなのだけれど、Garmin 920XTJの歩数計は、それを全く拾わないため(もちろんその方が正しい)、これは、Fitbitガジェットの問題であることは間違いなかった。
これまでは、そんなに目立った乖離でもなかったため、僕は、なんとなく許容をしていたが、半日で、4,000歩もの乖離が生じてしまうとなると、見過ごせない。
土曜日の、最終的な歩数集計はこんな数値。
Garmin 920XTJアプリで見た、最終的な歩数は、20,636歩。
それに対して、Fitbit charge 2の歩数は…。
24,831歩。
相変わらず大きな乖離であるが、夕刻時点からは、それほどその差が開いていない。
fitbitアプリに表示されている、時間帯別の歩数を眺めていて、僕は、理由をようやく掌握した。
朝の時間に大きな歩数が表示されているのは、出勤前に行った花見ランに伴うもの。これはすぐに理解できる。
その後、通勤の歩数などがカウントされたあと、夕方にかけても、コンスタントに歩数が記録されている。
これが、大きな誤りなのだ。
土曜日に行った力仕事は、おもに、段ボール荷物の運搬とその開荷に伴う作業。
腰と腕は非常に酷使したのだけれど、移動は殆どしなかった。
だから、歩数がコンスタントに計測されるのは、どう考えてもおかしい。
おそらく、開荷作業中の「腕の動き」を拾い、それを歩数としてカウントしてしまったのだろうと思う。
歩数計としては、大きな問題があるとしか言えないが、前述ユーザーフォーラムのやりとりを見ても、根本的な対策はないようなので、僕は、僕なりに消極的解決を目指すことにした。
それは…。
Fitbit charge 2の歩数カウントを信用しない
ということだ。
何の解決にもなってないぞ!と思われるかもしれないが、僕の場合は、それでもなんとかなる。
歩数計としては、Garmin 920XTJも併用しているので、大きな乖離があると思った時は、その歩数で読み替えればいい、だけの話。
ガジェットを併用している人しか使えない手じゃないかと思われるかもしれないが、そんなことはない。
本格的で正確な歩数計は、1,000円以下で簡単に購入できる。
「歩数カウント」という点だけで言えば、スマホでも可能だし、100均でも簡単に歩数計が入手可能。
さまざまな手段のうち、自分にあったものを併用して判断すればいいだけのことなのだ。
とはいえ、あくまでこれは消極的解決法。
fitbitアプリ上では、不正確な歩数が残り続けてしまうので、あんまり気分のいい話ではない。
願わくば、システムアップデートなどで、Fitbit歩数計の精度があがってくれることがベストなのだけれど…。
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