iPhone SE 2(第2世代)が発売になったのは、2020年の4月。
超絶的なコスパで、発売から大人気を博し、その人気は未だに衰えていない。
ただ、巷では、iPhone SE 3(第3世代)の噂が賑やかになってきている。
SE 2の発売から、あと数ヶ月で2年になるし、リーク情報の多さを考えても、SE 3が発売になるのは間違いないと思う。
iPhone SEシリーズは、既存iPhoneの筐体を《ほぼ使い回し》*1することで、コスト削減を図っている。
初代SEの筐体は、iPhone 5の流れを汲んでいるし、SE 2の筐体は、iPhone 8の流れにあることは一目瞭然だ。
だから。
iPhone SE 3は、当初、iPhone Xシリーズの筐体を流用するのではないかという説があった。
しかし今、その線はほぼ消えつつあるように思う。
最新のiPhone SE 3リーク情報では、「iPhone SE 2と同じ筐体」で、「CPUやカメラなどが強化される」という論調が有力になってきている。
コロナ禍が収まらない今、タッチIDの素晴らしさが見直されてきているし、現状、第2世代が驚異的な人気を博しているのだから、無理にモデルチェンジする必要はない。
その筐体のまま進化する方が自然だ。
リーク情報によると、iPhone SE 2と同じ筐体にiPhone 13と同じA15 Bionicを搭載し、5G対応、RAMの増強、カメラにナイトモードが追加、などという変化が有力。
その性能にして、現SE 2並の価格で発売されるのであれば、またしても大人気になることは必至だろう。
僕は、SE 2をこよなく愛しているので、当然 SE 3の噂は気になるのだけれど、「絶対買うか?」と言われると、困ってしまう。
いや、現時点までのリーク情報では、買わない可能性の方が高いと思う。
それはなぜか。
僕の使い方では、iPhone SE 2でも何ら問題はないからだ。
僕はゲームをやらないし、CPUに負荷がかかるようなアプリも殆ど使わない。動画も見ないので、通信速度は4Gで十分。
ナイトモードのカメラはちょっと魅力的だけれど、別になくても困らない。
いくらコスパが良くても、現状のSE 2から、わざわざ買い換えるほどではないかと思っている。
初代SEからSE 2においては、CPUやカメラの強化のみならず、防水防塵、おサイフ搭載、ワイヤレス充電対応など、飛躍的に機能が強化された。
SE 3は、SE 2と比較すると、CPUやカメラの強化にとどまる見込みなので、それほど食指は動かない。
しかし、たったひとつだけ「これが大きく変化するなら即買い」したい要素がある。
そう。
コスパ最強のiPhone SE 2において、僕が、唯一の泣き所ではないかと思う点。
バッテリだ。
iPhone SE 2のバッテリは、たったの1,821mAh。
高性能と省電力を両立するA13プロセッサ搭載により、同容量のバッテリを持つiPhone 8よりも、持ちが向上しているらしいのだけれど、やっぱり厳しい。
僕は、iPhone SE 2よりも一回り大きいMi 11 Lite 5Gを併用しているが、Mi 11 Lite 5Gは、iPhone SE 2よりたった11g重いだけなのに、バッテリ容量は2倍以上(4,250mAh)ある。
だから、2台を併用していると、どうしても、iPhone SE 2バッテリの非力が目立ってしまう。
しかも僕のiPhone SE 2は、1年半以上使い続けたことで、バッテリライフも減じており、現状は、86%の性能しかない。
購入当初よりも、さらに厳しい環境になってしまっているのである。
iPhone SE 3が、iPhone 8系列の筐体を流用する以上、バッテリ容量の増強ということは難しいのかもしれない。
しかし、もしもこれが大幅に増強するならば(たとえ10数グラム重くなったとしても)、僕は、SE 3に乗り換えたいと思っている。
まぁ、無理だろうけれど…。
*1:完全に同じものではないようだけれど、流用していることは間違いないと思う。