明後日。9/16には、いよいよiPhone 14シリーズが発売になる。
ただ、僕は完全スルーの予定だ。
ノーマルモデルは、「iPhone 14じゃなくてiPhone 13Sなんじゃないか?」と思えるほど変化がないにも関わらず、べらぼうに高い気がするのは僕だけだろうか。
Proモデルはそれなりに進化しているようだけれど、最低でも15万円(!)という価格に見合った進化なのだろうか。
僕は、どうしてもその疑問が拭えない。
けれど、でも、やっぱり売れてしまうんだろうなぁ。
AppleMagic恐るべし。
財力のない僕は、そんな魔法にかかる精神的余裕もなく、必然的に見送らざるを得ないというのが正直なところ。
だからまだしばらくは、iPhone SE(第2世代)に頑張ってもらうつもりなのだけれど、そんなSEユーザーとして気になるのは…
次世代の噂だ。
現状発売されている第3世代は、第2世代のマイナーチェンジに過ぎないため、実質は、iPhone SE 2.1みたいなもの。
だから、本当の意味でのモデルチェンジは、第4世代になると思う。
それについて、僕はかつてこんなエントリーを書いた。
これは、今年の春に僕が抱いていた夢だ。
iPhone SEのコンセプトが、《お蔵入りした筐体の再生》と《コンパクトな筐体》であるならば、僕は、十分実現の可能性はあると思った。
iPhone 14シリーズのラインナップから、miniは消えてしまったが、それが華麗にSEで復活する!というのが、僕のささやかな夢であり、願いだった。
しかし、ここに来て、iPhone SE 4の不穏なリーク情報が流れ始めている。
それは、「iPhone XRの筐体がSE 4になる!」という噂だ。
海外の複数のリーカーが、iPhone SE 4はiPhone XRベースになると伝えている。
僕は、それを知って愕然。
なぜよりにもよってXRなのか?と叫んでしまいそうになった。
これは、XRに問題があるということではない。
SEの後継機にはふさわしくないと思うからだ。
iPhone SEの魅力は、そのコストパフォーマンスもさることながら、コンパクトな筐体も重要な要素。
年々大型化するばかりのiPhoneシリーズに於いて、コンパクト趣向派の受け皿になっていたことは間違いないのだ。
iPhone 12以降、miniシリーズが出ても、iPhone SEは売れ続けた。
それは、「コンパクトな筐体を求める人は、高すぎるminiよりSEを選んだ。」という証でもある。
だから、そんなSEユーザーが次世代に求めるのは、「リーズナブルに新生するminiの筐体」であり、巨大化ではない、と僕は確信している。
iPhone XRの筐体は、6.1インチの大画面を有し、194gもの重量がある。
現SEより、2回りも大きくなる上、なんと、50gも重い(!)のだ。あり得ない。
これを悪夢と言わずして何と言おう。
100歩譲って、iPhone Xシリーズの筐体を使いたいなら、せめて、iPhone XS(5.8インチ、177g)を使うべきではないか。
性能的にも、XRよりXSの方が上で、カメラもデュアル。それならばまだ、我慢のしがいもある。
なのになぜ、XRがSE4になってしまうのだ。責任者を呼べ、責任者を。
…と叫んでみても、所詮これは、僕の虚しいひとりよがりなのかもしれない。
Appleは、SEについて、《Special Edition》の意味としか伝えておらず、《コンパクトな筐体》ということを公式に謳ってはいない。
SEが、コストパフォーマンスを最大の売りにする端末ということならば、廉価版モデルだったXRをベースにするというのは、Appleとして当然の帰着なのかもしれない。
ただなぁ…。
現SEとはあまりにかけ離れた新SEが、本当に受け入れられるのだろうか。
僕には甚だ疑問だ。