今から6年ぐらい前。
僕は、家から徒歩1分の場所にあった、24h営業のトレーニングジムに入会した。
しかしその後、ほどなくして、新規開店した「エニタイムフィットネス」に鞍替えをする。
僕の家からは5分かかるようになってしまったけれど、「エニタイム」の方が設備面で優れており、何より、店舗数が圧倒的に多かったからだ。
「エニタイム」は、日本国内に1,000店舗(全世界では5,000店舗!)にも及ぶ店舗数を有しており、どの店で契約しても、それら全ての店舗に入店できる。
職場の近くにある店舗を使えたり、ロングランの途中で立ち寄って、シャワーだけ浴びるなどと言う使い方もできたため、僕にとっては利便性が高かった。
いつでもどこでもトレーニング可能。だから《エニタイム》フィットネスなんだなぁと感激もしていた。
ところが…。
2020年のコロナ禍の襲来に伴い、そんな使い方ができなくなった。
緊急事態宣言が発令されると、営業中止が発表され、再開後も「マスク着用必須、入場制限、他県店舗利用の禁止」などの制約が付与。
僕は、それらの制約に耐えられず、いったん解約することにした。
そんな制限だらけでは、《エニタイムでもなんでもない!》と思ったからだ。
その後、入場制限や他県店舗利用の禁止については解除されたが…。
エニタイムマスクの制約が延々と続くこととなり、僕は、再入会する気になれなかった。
屋外でマスクをして走るなんて…というのが、どうしても耐えられなかったのだ。
今はもう、マスクなしでも利用できるようだが、僕の気力は戻らなかった。
近所をのんびり走るだけで満足し、わざわざ月8,000円程度の会費を払ってまで、ジムに行く理由がないなぁ…と思うようになってしまったのである。
ということで僕は、エニタイムへの復帰は全く考えていなかった。
もちろん、他のジムにも行く気はなかったのだけれど、そんな思いがぐらつく出来事が発生した。
先日、僕がエニタイムに鞍替えする前に通っていた、家から1分のトレーニングジムが、あえなく閉店。
その跡地入口に掲示された「これ」で、ちょっと心が動いたのである。
巨大QRコードに加え、《詳細はこちら》と書かれているだけの、思わせぶりな告知。
僕は、とある期待を抱きながら、そのコードを読み取ってみると…。
やっぱりchoco ZAPだ!
僕は、その場所にあったジムが閉店した時、「もしかして、代わりにchoco ZAPが来るか?」という予感を抱いていた。
スポーツジム用に整備された空間を《居抜き》で使えるからである。
choco ZAPは、今、猛烈に店舗数を拡充しているので、あり得ない話じゃない、と信じていた。
果たして、その予感は的中。なんだかちょっと嬉しくなった。
僕は、「他のジムに行く気はない。」と前述したが、家から徒歩1分の場所に、月会費3,000円程度で利用できるchoco ZAPが来てくれるなら、話は別。
設備面では「エニタイム」の足下にも及ばないが、月会費は半額以下なので、そのメリットの方が断然大きい。
家の至近にあるなら、家で着替えてすぐに飛び込めるし、シャワーも不要。気軽に便利に使えそうだ。
今は腰椎骨折している身だから、走ることこそできないが、骨折部を刺激しない部位のエクササイズを簡単に行うことが可能。
もちろん、回復したら、再発防止のための筋トレだってできる。
まだ詳しいお知らせが来ていないので、詳細は不明なのだけれど、いざ、choco ZAPが来た時に、身体が少しでも回復していれば、僕の大きな味方になりそうだ。
これはもう入会するしかない!と心に決めた。
ちょっと嬉しい。