昨日、僕のSNSタイムラインでは、「東京マラソン2024」の当選報告が多数上がっていた。
いったい何だろう?と思っていたら、昨日は、《ONE TOKYO 3大会連続落選メンバーチャレンジ》枠の当選発表日だったようだ。
《ONE TOKYO 3大会連続落選メンバーチャレンジ》枠とは…?
「ONE TOKYO 3大会連続落選メンバーチャレンジ」は、直近の3大会(「東京マラソン2020」「東京マラソン2021」「東京マラソン2023」)連続落選者で、かつ「東京マラソン2024」に『ONE TOKYO会員』(プレミアムメンバー、クラブメンバー問わず)としてエントリーされた方が対象となります。
これは、今年から新設された募集枠で、定員は3,800人。
『ONE TOKYO』は、東京マラソン財団主宰のクラブ。
一般のクラブメンバーであれば、無料で入会可能だから、東京マラソンの出場希望者は、基本的に入会している筈だ。
そんなメンバーの中で、東京マラソンに3年連続落選している人が、今回の抽選対象者となった。
エントリーフローで見てみると、ここだ。
僕は、『ONE TOKYO』のプレミアム(有料)メンバーなので、先日のプレミアムメンバー枠抽選後は、自動的にこの枠のあるフローへ流れる。
ただ僕は、僥倖にも昨年当選しているので、抽選対象外。
まぁ僕は今、腰椎骨折中なので、マラソン出場どころではなく、こんな当選枠があることをすっかり忘れていた。
しかし、昨日の当選報告ラッシュで思い出し、そして驚いた。
当選確率が高いのは、僕のSNSタイムラインによる印象だけじゃない。
Twitter(現X)でエゴサーチをかけてみて、僕はその高さを実感した。
当選報告で溢れかえっているのだ。
今回の枠で当選した人は、少なくとも3回以上連続で落選しているわけだから、「嬉しい報告をアップしがち」という傾向はあると思う。
しかし、そんな傾向を差し引いても、落選報告より当選報告の方が圧倒的に多い。
Twitter(現X)での報告を見ていると、10年ぶり以上での当選という人も多く、落選回数も考慮(?)しているのではないかという気がした。
いずれにしても、これは、非常にいい制度だと思う。
今回、かなりの確率で救済できたとはいえ、「それでも外れてしまった人」はいるわけで、その人たちの為に、来年以降は、もっと募集枠を増やしてもいいんじゃないだろうか。
いったん《3大会連続落選者がいなくなる》ような状況になれば、不公平感が薄れて、とてもいいと思う。