こんなに飲んだのは、いつ以来だろう。
最近、僕は、歳のせいか、飲み会でも控えめに飲むことが多いのだけれど、昨晩は、我を忘れてしまうほど、飲んだ。
それぐらい楽しい、素晴らしい、夢空間で、僕は酔いしれてしまったのだ。
そんな空間とは…。
「80年代酒場 部室」だ。
この店の素晴らしさについて、僕は、今年1月のエントリーで詳しくご紹介させていただいている。
あのときも本当に最高だったが、今回は、さらに、楽しみな要素が加わっていたので、僕は、この日を待ちわびていた。
前回は、会社の同僚と2人での訪店だったため、店内には、他のお客さんもいた。
ただ、「80年代」という共通の話題があるせいか、皆、意気投合し、とても楽しかったことを思い出す。
それはそれで素晴らしかったのだけれど、今回は、今年のかすみがうらマラソンを一緒に走ったラン仲間を中心に、貸切で予約したのだ。
店の入り口看板に掲げられたボードには…。
店主、安野さんの直筆で、貸切メッセージを掲げていただいていた。こういった気遣いが嬉しい。
夢空間への階段を上ると…。
店の入り口にも貸切の案内が表示され、ガラス越しに、安野さんが、温かい笑顔で迎えてくださった。
入店。
圧倒的なシングルレコードのジャケット群は、もちろん健在。
80年代の顔とも言える、松田聖子、中森明菜のシングルジャケットは、年代順にコンプリート。圧巻だ。
さらに、店内は、今年1月に訪れた時から、ますますパワーアップしていた。
渡辺満里奈、ピンクレディー、80年代の雑誌群。
黒ひげ危機一発や、コカコーラのヨーヨーなど、懐かしのおもちゃ類もあった。
80年代のお宝雑誌「BOMB」は、ラインナップが増えて充実。薬師丸ひろ子の映画パンフも素晴らしい。
さらに…。
いやはや、もう、店内どこを見渡しても、懐かしく、素晴らしいアイテムが満載だ。
80年代に青春を過ごした人にとっては、この情景を見に行くだけでも訪れる価値があると思う。
店内のアイテムに酔いしれているうち、メンバーが揃ってきて…。
乾杯!
まずは、ポテトサラダとキムチを食べながら、僕らは、この店の「もうひとつの主役」登場を待っていた。
奥の厨房からは、ジュージューという、心地よい、そして心ときめく音が聞こえてくる。
そして。
松田聖子と中森明菜 [増補版] 一九八〇年代の革命 (朝日文庫)
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