餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「80年代酒場 部室」復活の日に、最高の宴を満喫!

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そうだ、「部室」に行こう!

忌まわしき禁酒令の解除が決まった日から、僕の心は、部室に飛んでいた。

久しぶりに、本当に久しぶりに外で飲めるのだから、やっぱり、とびきり美味しい餃子をお供にしたい。楽しい場所で迎えたい。

そう思ったのだ。

「80年代酒場 部室」は、その名の通り、80年代にタイムスリップしたような気分を味わえる、極上の酒場。

しかも、最高の餃子を味わうことができるのだから、申し分ない。

部室の素晴らしさについては、以前のエントリーで詳しく書かせていただいている。

初めて訪れた時は、その魅力に陶酔させられてしまったし…。

ランニング仲間たちと、貸切餃子ナイトイベントを行い、感動と興奮を味わったこともある。

残念ながら、今はまだ飲食店に制約がかかっているため、貸切で飲むようなことはできないが、ひとり餃ビーならば何の問題もないので、僕は部室に向かうことにしたのだ。

解禁日となった昨日。10月1日。

東京は、あいにく台風に見舞われてしまったけれど、僕の決意は揺らがなかった。

ということで、昨晩は、会社を定時で上がったあと、ダッシュ。

東京地方は、夕方まで台風に伴う激しい風雨に見舞われていたが、僕が会社を出た時には、雨が収まっており(風は強かったけれど…)ラッキーだった。

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神田駅から徒歩1分。

部室の灯りは煌々と輝いていた。

禁酒令に伴って、部室は、2ヶ月半もの間、休業を余儀なくされていたので、待望の復活だ。

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80年代のアイドルたちに迎えられながら、階段を上る。

僕にとっては、久しぶりの部室訪問だったのだけれど、タイムスリップ空間は、そんなブランクも、あっという間に吹き飛ばしてくれた。

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80年代アイドルたちのシングルレコード群。何度見ても圧巻だ。

ジャケットの下には、部員たちの名前がずらりと並んでいる。

僕が長らくご無沙汰してしまっている間に、部員制度というものができたらしく、5回以上訪問した人は、部員として名札を掲げることができるようだ。

僕はまだ部員資格がないのだけれど、今回の復活訪問を機に、できるだけ早く仲間に加わりたいと思う。

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何はともあれ、まずはビールだ!

久しぶりの訪問が嬉しくて、店内を眺め回したり、マスターの安野さんと話し込んだりしてしまったため、ビールの泡が抜けてしまった(^^;

でも、もちろん最高に美味しかった。

部室の素晴らしいところは、たとえひとりで訪れたとしても、他のお客さんとすぐに意気投合ができること。

なにしろ、《80年代》という共通の話題があるのだから、話のネタは尽きない。

そして何より、安野さんの選曲と人柄が素晴らしいことも、大きなポイント。

安野さんが、絶妙にとりもってくれるおかげで、たとえ初対面の客同士であっても、気軽に話をすることができるのだ。

ということで、僕は、隣に座っていたお客さんとも、さまざまな話をさせていただいた。

話が弾んできた頃合いに…。

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絶品餃子がやってきた!

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生姜の効いた味付けは、何もつけなくても十分に美味しい。

肉と野菜のバランスも絶妙で、歯ごたえも素晴らしく、そして何より本当にビールに合う。

最高の餃子で、餃ビーできる幸せ。

あぁ、禁酒令が解除になって、本当に良かった。そんな思いを抱かせてくれる、至福の餃子だ。

昨日は、新作餃子である《ニンニク餃子》も提供していただいた。

安野さんによると、まだ試作段階と言うことで、お客さんの意見を聴きながら、改良されていくというお話だった。

もちろんこれも最高に美味しかったが、個人的には、もう少しニンニクが強い方が好みなので、その旨を伝えさせていただいた。

正式メニューとなったときは、どういう餃子になるのか気になるので、それもまた食べてみなければ!と思った。

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メニューはこんな感じ。

以前訪れた時とは結構変わっている。もちろん餃子が目玉になるが、そのほかにもいろいろと気になるものが並んでいた。

隣の席のお客さんは…。

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「自分で作るペヤング」を注文されていて、僕にも少しわけていただいた。感謝感激。

僕は、久しぶりにカップ焼きそばを食べたのだけれど、流石、専用焼き器で作ると、こんなに美味しくなるんだなぁ…と思った。

いつの間にか、店には、常連の方々が多数やってきており…。

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19時過ぎには満席になっていた。

昨日は台風の日だったから、空いているだろうと思って事前に予約をしなかったが、流石は人気店。

少し訪問が遅れていたら、入れないところだった。いやぁ、早めに訪れていてよかったなぁ。

満席になってほどなくすると…。

安野さんが「イントロクイズをやりましょう!」と宣言され、イベントタイムがスタートした。

イントロクイズについて、僕は、前述の貸切餃子ナイトで経験済みだったが、それは、僕のラン仲間たちと行ったものだった。

しかし、今回は、部室に集まったお客さんで、2つのチームが組まれ、それで対抗する形式。

僕にとっては、昨日初対面の人たちとチームを組むことになったが、でも、すぐにうちとけることができたのは、やはり、この店の雰囲気と安野さんの魅力だ。

ということで…。

ひとまず飲食は休止。みな、マスクを装着して、イントロクイズ大会が始まった。

その結果は…2チーム同点。

いい試合になったと思うけれど、僕は、10問中たった1問(小麦色のマーメイド/松田聖子)しか回答できなかった。痛恨。

みんな凄いなぁと思うのと同時に、もっと修行しなければなぁ…と思った。

前回のクイズでもそうだったのだけれど、僕は男性アイドルソングが全くわからないので、そこが弱点。

しばらくは、80年代の男性アイドルソングを聞き流しながら走ってみるかなぁ。あんまり気乗りはしないけどw

そして。

イベントタイムは、これで終わりではなかった。

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懐かしの《クイズグランプリ》イベントが行われることになったのだ。

これは、安野さんが作成された「80年代」クイズに答えて、チーム毎に得点を競うもの。

いやぁ、これがまた最高に面白くて、非常に盛り上がった。

なんと言っても、その問題が素晴らしい。

それもそのはず、安野さんの本業は放送作家なので、その知識を生かして、練りに練られた作問になっているからである。

昨日は、1980年版と1989年版の2本を実施。

問題が読み上げられる途中で、あっという間に回答する人が続出。皆さんの知識の深さと凄さに圧倒された。

僕もそれなりには頑張ったつもりだけれど、まだまだ修行が必要だなぁ…。

チーム対抗の結果は、1勝1敗で、最高の勝負になった。

気がつけば、いつの間にか時刻は21時近く。

残念ながらお開きの時間だ。

でも、極めて濃密で素晴らしい時間を過ごさせてもらったので、最高に気分のいい夜だった。

80年代の世界に浸りながら、絶品餃子で餃ビーできる上に、みんなで盛り上がれる「部室」はやっぱり最高だ。

是非ともまた訪れたい。

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店主の安野さんと、閉店間際にお話をさせていただいた。

この日、安野さんが発表されたビッグニュースを、ブログに書かせていただいて良いかということを伺うためだ。

快諾をいただいたので、ご紹介しよう。

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11月に、「平井餃子研究所」という餃子専門店!をオープンされることが決まった、と言うニュースだ。

《平井》というのは地名で、総武線の駅名にもなっている、東京都江戸川区の下町だ。

そこに、テイクアウト専用の店として、オープンされるとのこと。

僕は、「部室」はいったいどうなってしまうのか…?と心配したが、それは大丈夫。

安野さんは、昼間は「平井餃子研究所」、夜は「80年代酒場部室」に携わっていくとのことだったからだ。

前述させていただいた通り、安野さんは、放送作家でもあるので、なんと、二足ならぬ三足のわらじ!を履くことになる。

いやぁ、凄い、凄すぎる。

平井餃子研究所では、昨日食べたニンニク餃子(完成版)なども販売予定とのこと。

生餃子の販売となるため、その価格もかなりリーズナブルなものになるようだから、開店後は是非購入に行ってみようと思う。

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