いやぁもう、この表紙だけで、餃子3皿はいける。*1
80年代最強の歌姫、中森明菜の妖艶な眼差しを受けて、オジさんはもうメロメロだw
これまで、80年代アイドルに関する本は、数多く発行されているから、今更感を覚える人もいるかもしれない。
しかし、この本は別格。
流石「昭和40年男」の増刊号だけあって、80年代に子供だったオジサンたちのニーズを完璧に掌握している。
僕は、先週これを入手して以来、毎日、この本を眺めながらニヤニヤして餃ビーしているほど。(気持ち悪いっての)
この本では、タイトル通り、80年代アイドルのベスト100を掲載している。
そのランキングは、以下の流れで決定された。
昨年12/9から今年の1/8までの間、『Re:minder』という特設サイトで一般投票を受けつけ、3,245人が参加。
その結果に、39人のアンバサダー投票を加えてポイント化したものだ。
だから、非常に納得感の高いものになっている。
ベスト100には、錚々たるメンバーが並んでいるが、上位2人だけが突出。
そう。もちろん、中森明菜と松田聖子だ。
80年代アイドルは、この2人を抜きにして語ることはできないし、今も尚、輝き続けている。
今回は、投票タイミングの時期*2などもあり、中森明菜が1位となったが、どちらが1位であってもまったくおかしくない。
ランキングに伴うレビューは、コンパクトながら、要所を押さえている。
僕は、80年代、この2人をこよなく愛していたので、書かれていることは皆知っていたが、読み進めているうちに、当時の興奮が甦ってきた。
あぁ、やっぱりこの2人は、僕の青春の全てだったなぁ。
紹介スペースは狭くなっているが、ランキング下位のアイドルたちに対するレビューも、ツボを押さえている。
「国民的美少女」として一世を風靡したゴクミが68位というのはちょっと意外だが、その理由を読んで納得。
わらべ*3の倉沢淳美が72位。渋いところを押さえているなぁ。はにかむ笑顔が可愛くて、実は結構好きだった。
あっ、ノリさんの奥さんもいるぞ。
…などなど、色々と発見があって楽しい。
1980年から1989年まで、それぞれの年の10大トピックスを紹介する「アイドルこころのベストテン」が第2特集。
1980年の話題は、ほぼ松田聖子一色。
同年に引退した山口百恵と入れ替わるように、松田聖子は、彗星の如くデビューし、今も尚、輝き続けているのだ。
いやぁ、もう、素晴らしいというしかない。
1986年は、おニャン子クラブ旋風が巻き起こった年で、その無双ぶりが詳しく紹介されている。
いやはやなんとも、たまらない。
僕は当時、おニャン子クラブに痺れまくって、CDを買いあさったし、会員番号の歌も全部ソラで歌えてしまうほど、好きだったことを思い出す。
この本は、読むたびに、僕のアドレナリンを刺激し続けてくれる。
80年代(女性)アイドル好きであれば、絶対に買っておくべき、永久保存版の1冊だ。
ムック形式の《売り切り》スタイルだから、いったん売り切れになってしまうと入手困難な可能性が高い。*4
もしも気になる人は、市場在庫があるうちに、早めのゲットをオススメ。