現在、サマータイム実施中のフランスと日本では、7時間の時差がある*1。
フランスよりも日本の方が、7時間進んでいる計算となり、フランスの「夕方から夜」にかけての時間帯は、日本では「深夜から未明」となる。
そのため、普通の社会人が、この時間帯に行われるパリオリンピックの競技をリアルタイムで見ようと思うと、なかなか厳しい。
ということで…オリンピック期間は寝不足になる人が多くなりそうだ。
おととい土曜日の未明は、日本対マリのサッカーなどが行われていたので、それで眠れなかった人もいるだろう。
僕も、その時間はしっかり起きていたけれど、その理由はサッカーを見るためじゃなく…。
ヤーレンズのオールナイトニッポン0(ZERO)を聴くためだった。
僕にとっては《4年に1度のオリンピック祭り》*2よりも、《月に1度のヤーレンズ祭り》の方が重要なのだ。
番組終了後1週間は、radikoのタイムフリーで聴くことができる(神アプリのらくらじ2を使えば録音もできる)のだけれど、この番組は、リアルタイムで聴いてこそ価値がある。*3
僕がどれだけこの番組に興奮し、はしゃいでたかという履歴は、放送中にハッシュタグつきで呟きまくったので、興味がある人(なんているのか?)は、以下リンクをご覧いただきたい。
餃子ランナー(Gyoza Runner)#ヤーレンズANN0
月1レギュラー放送になってから4回目になる今回も、例によって、奔放トークが炸裂だった。
番組冒頭の「○○○○さん、お疲れさまです」シリーズ(?)に登場したのは、琴欧洲勝紀(元大関の力士)だった。
オリンピックのまっただ中に、相撲ネタでくるところがいいんだよなぁ。
例によって、琴欧洲から話はあちこちに広がって止まらない。
今回は格闘技ネタがやたら多かった印象で、若い女性たちはついてこられたのだろうかと心配になってしまうほど。(まぁ、いつものことなんだけどw)
出井さんも楢原さんのボケを止める気はなくて、戻すふりをしながら、むしろ広げにかかっているのもいつも通り。
最高に心地よいトークを聞き流しているうちに、30分以上が経過。
今回はいったいどういう形で、タイトルコールに持ち込むんだろうと思っていたら、あっと驚く展開が待っていた。
なんと、ヤーレンズと同事務所(ケイダッシュステージ)の先輩である、トムブラウン布川さんの「代理タイトルコール」が流されたのだ。
しかも、「オードリーさん、おつかれさまでした」という、正しいねぎらいの言葉つきw
オードリーは、言うまでもなくケイダッシュステージの大先輩だから、トムブラウンが、見るに見かねて(?)仲介に入ったようにも思えてしまう。
いやぁ、毎月本当に工夫を凝らした展開で、最高に面白い。
その後も、ずっと、爆笑と興奮の連続が続いた。
番組スタッフ肝いり企画(?)の「街角トレンド調査」は、「遊園地で子どもが号泣している理由トップ5」という、意味不明のランキング。
こんなランキングで盛り上がれるか!といわんばかりに(ほんとそう)ヤーレンズ2人が勝手にフリートークしているのが最高だった。
今月の放送では、やたら下ネタが多かったのも印象的。
下ネタを話すとき、2人が嬉しそうなのが本当に溜まらない。これぞ深夜放送の醍醐味だなぁと思った。
その流れを受けて(?)楢原さんの「11回」ネタも、ついにANN0に(少しだけ)登場。
この「11回」ネタをまだご存じない方は、ネットラジオのGERA「ラジオの虎」で是非確認してほしい。
この放送では度々登場するが、#104「Mr.11」と、#163「【ゲスト:Gパンパンダ一平】11徹底解剖スペシャル」が白眉。
どちらも無料で聴くことができて抱腹絶倒だ。
楢原さんの生歌が聴ける、今月のサタデーパワーチューンは、なんと、DA PUMPの「if
…」だった。
2000年発売の曲で、ISSA以外のメンバーが、今と全員異なる《旧DA PUMP》時代のヒット曲。
楢原さんは、ISSAの高いキー部分のみならず、KENのラップ部分も完璧に歌いこなしていた。生歌でホント凄いなぁ。今月も感服。
続く「多事争論」コーナーでは、今月も、デクシテツヤ(出ク紫哲也?)さんが初登場。
もはや出井さんは、キャラを作る気もなくて、単なる言いたい放題コーナーと化していた。
このコーナーは、出井さんがボケまくる中、楢原さんがぼそっと突っ込む展開になっているのだけれど、このパターンでもやっぱり面白いのが、ヤーレンズの凄さだと再認識。
「利き○○」シリーズは「利きあやや」で、今月も一般人の「なりきりあやや」が炸裂。男性まで登場していたのが驚きだった。
利きあやや終了後は、例によって落ち着いたモードに変わり、TBSのふらっと風に。
「オーバー60」の方のメールも、何通か紹介された。
この番組では、殆どメールは読まれないのだけれど、オーバー60の人だけは優遇されている。いいなぁ。
気がつけば今月も、あっという間の2時間。
至福の時間は、本当に終わってしまうのが早い。
《祭りのあと》は、ちょっとした寂しさも感じてしまうのだけれど…。
この番組は、とにかく情報量が多いので、聴けば聴くほど味が出てくるのも大きな特徴。
これから何度も聞き直して、来月の祭りに備えたい。