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「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」と「ラジオの夢」

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先週金曜日の夜。

1ヶ月ぶりに「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」が放送された。

先月は、坂崎幸之助との共演で、掛け合い漫才なみの抱腹絶倒番組となったが、今月は、拓郎さん単独の放送に戻った。

その放送内容は、今週末(土曜日の未明)まで、radikoのタイムフリーで聴取可能。

radiko(ラジコ) | インターネット・スマホアプリで聴けるラジオ

拓郎ファンならば、絶対に聞き逃せない内容になっている。

今回は、番組全編で拓郎さんが《ラジオ愛》を語っていたのが印象的。

思えば、完全引退宣言をした筈の拓郎さんが、再び僕らの前に戻ってきてくれたのは、ラジオ愛によるものだった。

拓郎さんは、2022年の12月に、「オールナイトニッポンGOLD」で、ラジオからの引退を宣言。

拓郎さんは、それ以前に音楽活動も終了宣言をしていた。

ライブ活動は数年前から終了していたが、オリジナルアルバム制作についても、この「ah-面白かった」が最後だと宣言したのだ。

それに続いて今度は、「オールナイトニッポンGOLD」も最終回…。

だから僕は、もう、拓郎さんの声を聴くことができなくなってしまうのか…と大いに悲しんだことを思い出す。

しかし、その2ヶ月後。

「オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル」でサプライズ復活。

ちょっと復活が早すぎるような気もしたけれど、これはあくまで55周年記念特番。

1970年代から、50年以上もラジオDJをつとめ、ラジオとともに生きてきた拓郎さんだから、オールナイトニッポンの記念番組出演要請は、断ることができなかったのだろう。

だから僕は、この特番限りのことかと思っていたが、その思いは(いい意味で)裏切られる。

昨年12月。

「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」特番が、再び放送されたからだ。

しかもその際、《ラジオをテーマにしたアルバムを作りたい》ということで、なんと、音楽活動の復活まで宣言した。

あぁ、やっぱり拓郎さんは、ラジオが、音楽が好きなんだなぁ、生涯やめられないんだなぁと思った。

人の思いは、時の流れに伴い常に変わっていく。引くも戻るも拓郎さんの人生だ。

全く問題ない。

そして。

今年8月から再び始まった「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」で、拓郎さんは、《ラジオをテーマにしたアルバム》について、具体的な進行状況を語り始め…。

そして今回、遂にその完成が告げられた。

アルバムタイトルは、その名もズバリ《ラジオの夢》だ。

収録曲の内容は以下の通り。

01.Address Unknown
今作のために書き下ろされた新曲

02.五月の風partⅡ
1993年にリリースされた加藤和彦との共作「5月の風」を今作は自らが作曲をおこない新たな楽曲として収録

03.骨まで愛して
1966年に城卓矢がリリースしミリオンセラーとなった「骨まで愛して」をカバー

04.真夜中のレター
1970年代に吉田拓郎がパーソナリティをつとめたニッポン放送「バイタリス・フォーク・ビレッジ」番組内でテーマソングとしてオンエアされた「バイタリス・フォーク・ビレッジの歌」を50年の時を経て新たな歌詞を加えたリメイクカバー

05.主役
今作のために書き下ろされた新曲

ラジオの夢(ミニAL)

たった5曲のミニアルバムだし、うち1曲(骨まで愛して)はカバー曲*1となるが、それでも最高。

なにしろ、「ah-面白かった」を最後に、もう拓郎さんの新曲を聴くことはできないと思っていたのだから、本当に嬉しい。

拓郎さんは、アルバムタイトルについて《ラジオの青春》と迷ったと仰り、その名前は、新ブログとして採用された。

このブログにおいて、拓郎さんはラジオについて大いに語っており、14日には、「ラジオの夢」についてのライナーノーツまで公開。

それを読んでいたら、実にワクワクしてきた。

いやぁ、これは本当に発売が楽しみだ。

ラジオの夢(ミニAL)

ラジオの夢(ミニAL)

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*1:今回の「オールナイトニッポンGOLD」では、この曲のみ先行公開された。原曲と全くイメージが違う、完全な拓郎ソングに仕上がっている。


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