興奮が止まらない。
昨日発売された「昭和40年男 総集編《俺たちが愛した昭和ヒーロー》」が素晴らしすぎるからだ。
表紙は、仮面ライダー1号2号の競演写真。
この写真を、ライダーカードの《反転》写真だと酷評しているレビューがあった。
しかし僕は、「昭和40年男」の編集部がミスをしたとは思えず、撮影元に許諾をとった上で、意図的に反転させたのだと考えている。
1号が左、2号が右の方がすっきりするし、よく見ると、カードの画像と微妙に違うからだ。*1
この本は、雑誌「昭和40年男」の総集編で、過去の特集に掲載されたものを中心に掲載されている。
PART1~PART3は、まさに総集編といった趣。
《昭和2大ヒーロー編》《映画ドラマ編》《マンガ・特撮編》といった形で、多種多彩な昭和ヒーローたちをまんべんなく掲載している。
それぞれの記事は数ページ程度なので、それほど深くは掘り下げられていないものの、懐かしさに浸るには十分。
「昭和40年男」らしい切り口で、ヒーローたちの素晴らしさを伝えてくれている。
ただ…。
その内容はあくまで《総集編》なので、過去の「昭和40年男」掲載記事を再編集したもの。
「昭和40年男」の定期購読者が、無理に買う必要はないかもしれない。(それは同誌編集部のブログでもそう書かれている。)
僕は、まさにその定期購読者で、だから、これまでに発売された総集編(増刊号)については、購入を見送ったこともあった。
しかし、今回の総集編だけは、絶対に見逃せない、買い逃せない理由がある。
なんと言っても…。
仮面ライダーカード全552枚が、表面原寸大で掲載!
されているからである。
これは、「昭和40年男」本誌では実現していない、この総集編独自の企画。
まさに永久保存版の胸アツ特集だ。
仮面ライダー世代であれば、これだけのために、今回の総集編を購入しても絶対に損はしないと思う。
僕は、バリバリの仮面ライダーなので、もちろんドンピシャ(死語か?)だ。
今回の特集を眺めていたら、少年時代の思い出が脳裏によぎって、胸が熱くなった。
《仮面ライダースナック》を買いまくり…
《仮面ライダーカードの枚数》を競い合い…
《レアな番号ゲット》を自慢し…
《ラッキーカード》に歓喜した。
あぁ、あの時代は、本当に最高だったなぁ。
僕は、数百枚ものカードを集めたし、ラッキーカードゲットで、仮面ライダーアルバムも何冊も入手した。
編集後記によれば、現在、カード1枚の買い取り価格が15万円(!)になっている番号もあるという。
あの頃集めたカードを保存していれば、今頃僕は大富豪だったかもしれないのになぁ…と思うとちょっと悔しい。
まぁ、もし保存していたとしたら、一生の宝物なので、売るなんてことはできないと思うけれど。
*1:仮面ライダーカードでは、「2号ライダーは、どこがかわった?」というテーマなので、2号が左の方が自然。また、表紙写真の方が、カード写真の画像よりも広角になっているため、カード写真からそのまま焼き直したわけではない。