餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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『BRUTUS』2号連続《村上春樹》大特集。11/1号は「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編だーっ!!

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2号連続の「BRUTUS」村上春樹大特集。

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前号は、10/1にオープンした村上春樹ライブラリーとの連動企画となる「読む。」編だった。

村上春樹先生のインタビュー、愛読書51冊のブックレビュー、著作で探る年表ガイド、そして、村上春樹ライブラリーの紹介など、圧巻過ぎる内容。

ハルキスト(村上主義者)*1であれば、絶対に見逃せない1冊として、このブログでもご紹介させていただいた。

今回は、それに続く第2弾だ。

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BRUTUS(ブルータス) 2021年 11月1日号 No.949[特集 村上春樹 下 「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編]

特集タイトルは、「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編。

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特集の巻頭ページは、ライブラリーの前に佇む村上春樹先生の姿が飾っている。

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ハルキストなら、目次を眺めるだけでワクワクしてしまうだろう。

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特集の冒頭は、「村上春樹2021年の 聴く。

まずは、村上春樹先生へのインタビューからスタート。

そして、それに続く、続『古くて素敵な・クラシックレコードたち』が圧巻。

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これは、村上春樹先生が、愛するクラシック・レコード22作品、88枚に渡って、熱い思いを綴っているものだ。

そう。

先日発売された「古くて素敵な・クラシックレコードたち」の続編なのである。

この本では、486枚ものクラシック・レコードへの思いが、素敵なジャケット写真とともに掲載されている。

今回の特集記事は、まさに、その増補版と言えるため、この本を持っている人ならば必読。

本の方が未購入の方は、この特集でそのエッセンスを味わってみて、気に入ったなら、是非本の方もゲットしてみて欲しい。

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「聴く。」というテーマでは、村上作品と音楽の関係について、評論家たちによる座談会が掲載。

村上春樹先生の作品は、音楽と強く結びついているのだなぁ…ということが実感できる、非常に興味深い内容だ。

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「村上春樹2021年の 観る。」特集。

8月20日にロードショー公開された「ドライブ・マイ・カー」(同題の短編が原作。「女のいない男たち」に所収)について、村上春樹先生がインタビューに答えている。

また、「神のこどもたちはみな踊る」や「ハナレイ・ベイ」など、これまで公開された短編原作映画についての記事も掲載されている。

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「村上春樹2021年の 集める。」特集。

村上春樹先生の自宅に飾られている、アートコレクションが素晴らしい。

安西水丸、和田誠、佐々木マキ、大橋歩…などなど、村上春樹エッセイとは切っても切れない先生たちのアートが掲載されていて、僕は嬉しくなってしまった。

そして、Tシャツコレクションも最高。

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これは、昨年発売になったエッセイ集、「村上T  僕の愛したTシャツたち」の姉妹編とも言えるもの。

僕は、このエッセイ集が大好きなので、今回の掲載は本当に嬉しかった。

ただ、それぞれのTシャツについて、ひとことコメントにとどまっているのが、ちょっと残念。あぁ、「村上T 2」を出してくれないかなぁ。

そして、2号連続村上春樹特集の掉尾を飾ったのは…。

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「村上春樹2021年の 食べる。飲む。

ここでは、「村上小説の食卓。」として、村上ワールドに登場する8つの料理が、小説の内容とともに掲載されている。

この写真には、8作品分の料理が全て登場しているので、「この料理は、あの作品に出てくるアレだな」と推理してから記事を読むのも楽しいかもしれない。

ということで、2号連続の『BRUTUS』村上春樹特集は、まさに圧巻だった。

ただひとつだけ残念だったのは…。

「村上春樹2021年の 走る。」という記事がなかったこと。

村上春樹先生と言えば、作家(そしてランナー)*2なのだから、なのだから、ランニングについての記事も読みたかったなぁ…。

【蛇足】

「走る」関連の記事が、全く存在しないわけではない。

バックナンバー記事の再録という形で、村上春樹先生が、トライアスロン大会について綴ったエッセイが掲載されているのだ。

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このエッセイが書かれた1999年の6月1日号「BRUTUS」は、まさに、「ランナー村上春樹」の大特集号。

表紙は安西水丸先生による《走る村上春樹》のイラストだし、走ることと文体の関係を語った対談や、大会参加時の写真なども掲載されているということで、ゲットしたいと思ったのだけれど…。

amazonで見たら、とんでもない価格になっていたので、流石に断念(^^;

*1:村上春樹先生は、自信の熱狂的ファンについて、「ハルキスト」とネーミングを気に入っておらず、「村上主義者と名乗って欲しい」と常々仰っている。

*2:全ランナー必読の珠玉エッセイ「走ることについて語るときに僕の語ること」より。


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